大麻の有効成分「THC」や「CBD」は油に溶ける(親油性)という性質があるため、これまでにも「カンナビスバター」や「CBD入りチョコレート」など、さまざまなエディブル(食用)製品が作られてきました。
私も手作りチョコを作ってみたことがあります♡
ただ・・・どうしても青臭い麻風味が残ったり、用量の調整が難しいという難点がありました。おいしくパクパク食べていたらガツンと効いてきて大変だった!という経験をお持ちの方も多いはず。
大麻を生活に取り入れることの重要性に気づいているアメリカにおいて「Pot d’Huile」という製品が登場しました。これが・・・すごい!
【外部サイト】Pot d’Huile
Pot d’Huile(PdH)とは
画像引用元:http://potdhuile.com/ourstory/
カリフォルニアで栽培された大麻の花とエクストラバージンオリーブオイルから作られたTHC入りオリーブオイル「Pot d’Huile(PdH)」。大麻の青臭い風味を排除し、通常のオリーブオイルと同じように料理に活用することが可能になっています。
さらに、オイル 1mlあたり1mgのTHCがきちんと含まれるために用量の調整がとても簡単。
ビギナーの方は2〜4mg(オイル換算 2〜4ml)、スモーカーの方はジョイントの1/3から1/2に相当する5mg(オイル換算 5ml)、医療目的の方であれば10mg(オイル換算 10ml)以上といったように、計量スプーンを使って正確にTHCの量を調整することができます。
喫煙使用より優れている点
大麻をタバコのように喫煙した場合は作用がすぐに現れ、90分程度で消滅します。食事として摂取した場合は30〜90分程度で作用が現れ、3〜5時間という長時間に渡って持続します。
食事としての摂取はTHCの吸収効率・持続時間の点では優れていますが、メリットが現れるまでの時間が30〜90分と長かったので、うっかり食べ過ぎる危険性がありました。
PdHなら、適切な用量にきちんと調整することができるので食べ過ぎを防げます。
PdHの注意点
PdHは見た目も風味もオリーブオイルそのものです。摂取して初めてTHC入りであることに気づけます。誤飲・誤食には十分な注意が必要でしょう。
また、海外旅行に行ったら現地スーパーでその国ならではの調味料や食材を買ってお土産にしている人も多いはず。我が家にもタイの調味料などがたくさんあります。
日本国内ではTHCが含まれている製品は麻薬取締法によって厳しく禁止されています。PdHももちろんNGなので、絶対に持ち帰らないようにしましょう。
ま、それにしても日本との差は開くばかりですね・・・医療目的で使いたい人だってたくさんいるんだから、ひとりずつの考え方を変えていきたいですね・・・