CBDが胃酸によってTHCに変化する?の話

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脆弱性X症候群、難治性てんかんおよび骨関節炎の患者さん向けに、皮膚から吸収できる「CBDジェル」を開発しているアメリカ・ペンシルバニア州 Zynerba社。同社の製品情報ページに興味深い話が掲載されていました。

【外部サイト】ZYN002 – CBD Gel – Zynerba : Zynerba

その興味深い話の前に、Zynerba社がなぜ(一般的なCBDオイルではなく)皮膚から吸収できるCBDジェルを開発しているのかというと・・・

CBDオイルのような「経口摂取(飲んで使用)」では、飲用したCBDは消化器官を通って→肝臓で代謝されてしまうため、血中に回るCBD量が少なくなってしまうのです。これを「バイオアベイラビリティが低い」と言います。

CBDジェルのような皮膚からの「経皮伝達」であれば、消化器官を通らず、肝臓で代謝されることがないため、CBDが効率よくに血中に届くそうです。これを「バイオアベイラビリティが高い」と言います。

これまでにも、CBD製品を使うなら「直腸(座薬)」→「喫煙(ヴェポライザー)」→「経口(CBDオイル)」の順番で吸収率が下がっていくことが知られており、私も直腸摂取のためにあれこれとアイデアを出してきました。

そして、ここからが今日の本題です。

Zynerba社の製品情報ページに「経皮伝達であれば、胃酸によってCBDがTHCに変化することも防げる」と書いてありました。え・・・? CBDがTHCに変化・・・?

それの元ネタとなる、2016年4月に発表された内容がこちら↓

【外部サイト】Identification of Psychoactive Degradants of Cannabidiol in Simulated Gastric & Physiological Fluid | Drugs-Forum

ざっくり書くと、「CBDを模擬胃液(SGF)にさらすと、Δ9-THCおよびΔ8-THCに変化した」とのこと。そして「THCに変化する可能性を減らせるように摂取方法を検討すべきである」と結ばれています。

マジかと。

私はストリートで身につけた医学知識以上のものは持ち合わせていないので、深い部分までは理解できないのですが、CBDが胃酸でTHCに変化する・・・?

じゃ、CBD製品へウゲーって吐いた胃液をかけてスモークすればハイになれる・・・?

マジかと。

個人的な体験談では、CBDオイルをグビグビ飲んでもTHCのようなメリットを感じたことは一切ありません。リラックスしてぐーすか眠ったり、呼吸が深くなったりするくらいです。音が鋭敏に聞こえるとか、食欲が増進するようなTHC的な体験はありません。

また、かなり長期的・定期的にCBD製品を使いまくっているので、念のために「THC反応の尿検査」を行ってみたけど、もちろんシロ(反応なし)でした。

しかし、もしうっかり胃の中でTHCに変化してしまったなら大変です。

CBDオイルというのは非常に新しい存在です。「万病に効きますよ!」みたいな宣伝をしているサイトも本当に増えたけど、たくさんの情報を見ながら慎重に使用すべきでしょう。

あ、いや、でもホントにCBDオイルをネタにしているサイトがこんなに増えているとは思いませんでした。

ここらへんの情報はもうちょっと調べてみます。繰り返しになるけれど、CBDオイルというのは非常に新しい存在です。たくさんの情報を見ながら慎重に使用すべきでしょう。

CBDオイルを通販で購入したいときは「CBDオイル輸入販売 CBD LAB」や「CBDオイルの正規輸入通販サイトHemp Navi」のような国内発送してくれる正規代理店をオススメします。

※一般的なCBDオイルを皮膚に塗っても経皮伝達できるわけではありません。それ用にCBDジェルの開発が進められているということです