身体障害者(肢体不自由、脳性麻痺、視覚障害、知的障害)を対象とした世界最高峰の障害者スポーツの総合競技大会「パラリンピック」も閉会式となりました(定義はwikipediaより)。
で、だ。
障害は身体のみに起こるものではありません。私たちの精神も、身体と同様に障害を負うものです。そんな、メンタルハンディキャッパーたちがもっと輝ける場面があってもよいではないか!よいではないか!ということで、精神のパラリンピックというものを考えてみました。one, two, ready steady go.
目次
ひきこもりだらけのマラソン大会
部屋の扉を開けたところから、42.195kmのマラソン大会!給水所にはオカンの作ったオムライスがサランラップをかけられて待っているぞ!
鬱病だらけの騎馬戦
動かない身体にムチ打って、いざ出陣!なお、「がんばれ!」という声援はご遠慮ください。
自傷だらけの水泳大会
観衆よ、目を背けるな!これが彼らの・彼女たちの生きてきた証だ!すべての責任は我々の側にある!自傷跡治療への保険適用を!
統合失調症だらけの伝言ゲーム
幻聴・誇大妄想なんでもござれ!果たして最後はどんなストーリーが完成するのか?
躁病だらけの水中クンバカ
できないことなんてない!あふれるエネルギーを身体に宿し、いざ水中の息止めへ!ものすごく早く出てくる人と、怖いくらい潜っている人に二分されそうな予感。
PTSDだらけのすべらない話
人は誰もひとつはすべらない話を持っている・・・PTSDを乗り越えて、爆笑の渦は起こせるのか?
で、だ。
こういう話をすると「不謹慎だ」とか「障害者をバカにしている」と叩かれがちですが、パラリンピックも、かつてはそうだったと思うのです。「身体に障害がある人をスポーツで競わせるなんてとんでもない!」という偏見ですね。でも、本人たちが本気で挑んでいれば、そこに障害なんて関係なく、感動を与えてくれます。
メンタルハンディキャッパーを社会の片隅に追いやるのではなく、負け組と烙印を押すのではなく、みんなが一緒に過ごせる世界こそ、正しい状態ではないでしょうか。身体の障害を乗り越えられるように、精神の障害を乗り越えることも同じくらい大切だと思います。
開催を待つ!!!!!!!