LSDやらMDMAやらを楽しむようになると、「ああ、もっと勉強して薬学部にでも入っておけばよかった」と思うものです。薬学の知識があれば、化学構造をチョコチョコと変えていろいろ作れたんだろうなーと。
オウム真理教の中川智正さんも、化学雑誌に載っていたイランのサリンプラントの写真からアレコレ推測したそうです。
やる・やらないの是非はともかく、「こうじゃないかなー」と推測しながら実験を繰り返すのは、単純に楽しそうです。潮吹きポイントとか前立腺ポイントを探すみたいな。
でも、私のような輩は薬学部に入れるほどの知能もなく、ただ路傍の石として、せいぜいバナナの白いところを集めて乾かしてみたり、レタスの芯をあぶってみたり、ヒキガエルを刺激してみるくらい。
で。
そんな化学オンチな私でも作れそうな、世界一簡単なケミカルドラッグの作り方といえば・・・
笑気ガス!!!!!! N2O!!!!!! なのです。
詳しいことはこちらの冒頭に↓
【外部サイト】隅田川乱一インタビュー(『Jam』ライター&コンセプター) – Underground Magazine Archives
硝酸アンモニウム(NH4NO3)を熱することで、笑気ガスである亜酸化窒素(一酸化二窒素)のN2Oを作り出しています。昔の雑誌はいいねぇ・・・。
NH4NO3 → N2O + 2H2O
※ちなみに、さらに加熱すると爆発するってよ
これなら俺にもできるかもしんまい!!!!!! 白衣とか着て、「いいの作れたけど試す?」とか言ってみたい!!!!!! ヘロヘロになったまま自転車で家に帰りたい!!!!!!
やる・やらないの是非はともかく、こういうので化学の好奇心を高めることって大切ですよね。試験管の中で水素を作って小爆発させるより、笑気ガスを作ってヘロヘロになった方が子供もワクワクすると思うのだが。
ただ、残念ながら現在の日本では笑気ガス(N2O)を個人が娯楽用に所持するのは禁止されています。さらに、硝酸アンモニウムを買い集めていたら「コイツは爆弾テロでも起こすんじゃないか」と、あらぬ疑いをかけられて自宅に怖い人が来てしまうかもしれません。
また、笑気ガスはぶっちゃけすごく「しょーもない」ものなので、これをケミカルドラッグと呼んでよいのかはかなり微妙です。
笑気ガスを安全に楽しむならば・・・
歯医者さんとか、脱毛クリニックの笑気ガス麻酔が一番よいと思います。「痛みに弱いんで、ガンガンに濃度を高めてください」と懇願してみましょう。ヘロヘロになりながら歯がピカピカになったり、股間がツルツルになったりすると思います。
サイケデリック体験に憧れる若い人に伝えたいのは、とにかく「勉強しておけ」ということ。勉強しておけば、アメリカやカナダで尻から煙が出るまでメディカルグレードのマリファナを吸いまくれるかもしれないし、オランダでマジックトリュフを食べまくれるかもしれません。
薬学部の実験設備をコッソリ使って、アレコレ合成できるかもしれません。
「マジック・マッシュルーム完全栽培マニュアル」でも、自宅でどうにもこうにも作れなかった筆者が、培養専門の研究所に勤務する友人を訪ねてお知恵を拝借する場面があります。
どんな分野であれ、やっぱり専門家・研究家はスゴイです。
LSDやらMDMAやらを楽しむようになると、「ああ、もっと勉強して薬学部にでも入っておけばよかった」と思うものです。
やる・やらないの是非はともかく、豊かな未来を夢見ながら、今日も一日がんばりましょう!
※本ブログは違法行為を助長するものではありません。化学への好奇心を高めることにより、ひいては国家の安寧・繁栄につながることを願って執筆されました