久しぶりによいニュースが舞い込んできました。法律で規制されている大麻草を原料の医薬品 国内での使用解禁へ!!!!!!
【外部サイト】大麻草を原料にした医薬品 国内での使用解禁へ 厚生労働省 | 医療 | NHKニュース
法律で規制されている大麻草を原料にした医薬品について、厚生労働省が国内での使用を解禁する方針を固めたことが分かりました。
厚生労働省によりますと、大麻草を原料にした医薬品は、アメリカなど海外の複数の国で承認され、難治性のてんかんの治療やがんの痛みを抑える目的などで使用されています。
(上記サイトより引用)
今回のニュースで非常に大切なのは「法律で規制されている大麻草を原料にした」という部分です。
はい。
「法律で規制されている大麻草」です。
つまり、「法律で規制されていない大麻の茎や種が原料」ではない!ということです(よね?)。
現在の日本では「大麻取締法」という法律によって、大麻の葉や花の部分は規制されたままとなっています。一方、茎や種の部分は規制されていません。
大麻の葉や花の部分には「THC」という成分があります。THCには精神をほがらかにさせたり、食欲を増進させたり、思慮深く物事を感じ取れたりする効能を持ち、世界中で有益に使われていますが、日本国内では法律で規制されたままとなっていました。
茎や種の部分には「CBD」という成分があります。CBDには気持ちを和らげる効果があるとされ、こちらは法律で規制されていないので、日本国内でもさまざまな「CBD配合製品」が販売されています。
私の最近のお気に入りはこれ↓
何が言いたいかというと・・・
- 大麻は葉・花の部分と、茎・種の部分で成分が大きく違い、効果・効能も大きく違う
- 葉・花にはTHC、茎・種にはCBDという成分がある
- 葉・花に含まれるTHCは有益と分かっていながら、国内では違法なままだった
- ようやくそれが解禁される模様!!!!!!(医薬品に限る)
というわけです。
まぁ、「医薬品」と言ってるから、おそらくGWファーマシューティカルズ社のサティベックスやエピディオレックスでしょう。
GWファーマシューティカルズ(GW Pharmaceuticals)は、イギリスのバイオ医薬品企業で、多発性硬化症の治療薬ナビキシモルス(商品名サティベックス)で知られる。サティベックスは、天然の大麻に由来する製品としては世界で初めて承認されたものである。別の大麻由来の製品、エピディオレックスはてんかんの治療薬として、2015年に第III相臨床試験が開始されアメリカで2018年に承認された。
(Wikipediaより引用)
GWファーマシューティカルズ社の株は私も持ってました(売りました)。
もちろん、今回の件をもって「日本でも大麻が全面解禁!みんなで育てて尻から煙が出るまで吸いまくろうぜ!」となることはないはずです(たぶん)。そこらへんはアメリカやカナダとは違います(ぴえん)。
でも、まずは第一歩として、救える命を救うという意味でも、緩和ケアのためにも、これまでは有益と分かっていながら使用できなかったTHCが医薬品という形ででも使用できるようになれば、大麻への理解がもう少し拡がっていくかも・・・ですね。
できれば、ワイがジジイになるころには医薬品として気軽に入手できるようになって、独居ホームで尻から煙が出るまで吸いまくってケアワーカーさんに文字通り煙たがられる存在になってみたいでございます。
長生きするもんだな。