カンナビスオイルとは? CBDオイルやヘンプオイルとの違い

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大麻から作られた「カンナビスオイル(またはハッシュオイル)」を使って難病が治った!という話題がSNSでシェアされてきたので、本日はカンナビスオイルについてのブログです。

※難病が治った!というSNSの真偽は分かりません

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(東京都薬用植物園の大麻草)

カンナビスオイルとは

植物としての大麻草を英語で「カンナビス」と呼びます。大麻草にはさまざまなユニークな成分が存在し、代表的なものに葉や花に含まれる「THC」と、茎や種に含まれる「CBD」があります。

大麻草から抽出したTHCやCBDの成分を、健康増進やQOLの向上に利用できるようにしたオイルが「カンナビスオイル」です(THCやCBDは「親油性」があるため、オイルに溶かされています)。

カナダのエンブレム・コーポレーション社は、THCとCBDの配合割合によって複数のカンナビスオイルをラインナップしています。

画像引用元:https://emblemcannabis.com/collection/extracts/

【外部サイト】エンブレム・コーポレーション カンナビスオイル

※日本からは購入できません

私個人の体験談として、THCには痛みの緩和や食欲を増進させるようなメリットがあり、CBDは気持ちを落ち着けて質のよい睡眠が得られるようなメリットがありました。

日本ではTHCが含まれた製品を法律で禁止しているため、THCの含まれるカンナビスオイルを輸入・所持することはできませんが、アメリカの州やカナダ等の先進国ではTHCを含んださまざまな製品が販売されています。

著名人も次々に「自分ブランド」の大麻関連製品を作っています。大麻や大麻関連製品を使用していることを公言したからといって、人権を無視したバッシングを受けることはありません。

カンナビスオイルは難病に効くの?

カンナビスオイルの治癒メリットは賛否両論あり、私には判断できません。「効いた!」という人たちの発言には生存バイアスがかかっていることも考慮が必要でしょう。

日本国内では大麻取締法・麻薬及び向精神薬取締法の規制によって、カンナビスオイルのようなTHCを含む製品の製造・研究ができません。臨床結果はすべて海外のものとなっています。

個人的には、「カンナビスオイルが難病に効いた!」という人がひとりでもいるのであれば、その可能性を法律で規制するのは止めて欲しいと思います。誰だって生存する権利があるはずです。

CBDオイルやヘンプオイルとの違い

前述のように、カンナビスオイルとはTHCやCBDが配合されたオイルです。そして、THCは日本国内では大麻取締法・麻薬及び向精神薬取締法の規制によって所持することができません。

もう一方のCBDは大麻取締法・麻薬及び向精神薬取締法で規制されていない成分なので、日本国内でも合法的に所持・使用することができます。

CBDだけが含まれる製品はカンナビスオイルではなく、「CBDオイル」と呼ばれています。

【関連】オススメ!ファーマヘンプ社のCBDオイルまとめ

CBDの作用はTHCとは異なりますが、さまざまな期待が寄せられています。

また、オーガニックなスーパーなどで販売されている「ヘンプオイル(麻の実油)」はヘンプの種子から搾り取られた料理用のオイルです。ヘンプオイルは必須脂肪酸が豊富に含まれていますが、THCやCBDは含まれていません。

ヘンプオイルは合法的に所持・使用が可能です。

私はヘンプオイルにヘンプナッツと少量の塩を入れ、パンに付けるディップにするのがお気に入りです。

まとめと法律の規制について

オイルを抽出する際に使用する大麻の使用部位、オイルに含有される成分の違いによって「カンナビスオイル」、「CBDオイル」、「ヘンプオイル」の3つに分けられます。

  • カンナビスオイル:大麻の葉や花の部分等から作られ、THCもCBDも含む。日本国内では所持できない。喫煙や飲用、皮膚に塗布して使用する。
  • CBDオイル:大麻の種子や茎の部分から作られ、CBDのみを含む。日本国内で所持・使用できる。喫煙や飲用、皮膚に塗布して使用する。
  • ヘンプオイル:THCもCBDも含まない。日本国内で所持・使用できる。ドレッシングやディップソースとして料理に使用する。

これらの3つを比べると、THCとCBDの両方の成分を摂取することができるカンナビスオイルがもっとも理想的に見えてしまいますが、日本国内では所持できません。所持できないということは、製造や研究ももちろんできません。

CBDのメリットだけであればCBDオイルが利用できますが、CBDの原材料となる大麻草は法律の規制対象のため、海外で製品化されたCBDに頼るしかありません。

つまり・・・あまりに法律の壁が大きいのです。カンナビスオイルやCBDオイルの原材料となる大麻草を栽培することもできなければ、輸入することもできません。大麻草の所持が禁止されている以上、その活用方法を研究することも困難です。

唯一の希望は、製品化されたCBDオイルであれば合法的に所持・使用が可能ということ。

CBDオイル輸入販売 CBD LAB」のように国内から発送してくれる正規代理店が登場してくれたおかげで、かなり気軽に購入できるようになりました。

まずはCBDオイルをキッカケとして大麻への正しい理解が広がり、将来的にはカンナビスオイルも本当に必要としている人の元へ届けられるような時代になることを願っています。諸外国はすでにそうなっています。