オートフォーカスが素早い「ASUS Zenfone2 Laser」の互換バッテリーが販売されていました。私はZenfone2 Laserは持っていないのですが、前に修理した「Zenfone5」や「Zenfone2」と似ている感じでしたので、参考までにご紹介します。
【関連】【自分で修理】ASUS Zenfone2のフロントパネル交換方法【ディスプレイ】
重要なお願い
これから紹介するのは私が分解した「Zenfone2」の分解方法です。「Laser」とは多少異なるかもしれません。
当ページと、同じく私が分解した「Zenfone5」のページの両方を参考にして挑戦してみてください。
【関連】【自分で修理】Zenfone5のフロントパネルを交換した【ディスプレイ】
もし、画面の割れた「Zenfone2 Laser」を分解サンプルとして無償で提供していただける方がおりましたらご連絡ください(返却はしません)。
おやくそく
自分で分解・修理するとメーカー保証が受けられなくなります。また、分解・修理に伴って故障する可能性があります。自己責任にて行いましょう。
自分のカラダの静電気によってパーツを破損することがあるので、静電気防止手袋があった方がよいかもです。
用意するもの
トルクスドライバーのような特別な工具は必要ありません。先の細いドライバー(精密ドライバー)があれば大丈夫です。
- 精密ドライバー プラス
- 一般的な両面テープ
- つまようじ
- ドライヤー(ヒートガン)
手順1:フタを外してケーブルを抜く
電源を切り、SIMカードを入れるときのように背面パネルを外します。SIMカードとMicro SDカードも外しておきましょう。自分の体に静電気が貯まっていると破損の危険性があるので、金属製のドアノブやMacなどに触れて、静電気を逃がしておきます。
プラスの形のネジをすべて外します。ドライバーを使うのはこのときだけです。ふつうのプラスネジなので、先の細かい「精密ドライバー」があれば対応できます。外周部分はすべて同じ長さの黒いネジ、音量上下ボタンの右下のところだけが、銀色の長いネジです。ネジの数は黒ネジが13個、銀ネジが1つです。取り忘れのないように気をつけましょう。
カメラの右上にひとつだけ「SEAL」と書かれたシールの裏に隠れたネジがあるので、シールをはがしてからネジを外しましょう。
すべてのネジが取れたら、裏蓋をそーっと外していきます。裏蓋の真ん中部分(SIMカードが刺さる箇所の両脇あたり)は両面テープで本体と貼り付けられているため、均等に圧力をかけながらそーっと剥がしていく必要があります。
裏蓋が取れたら、パーツをひとつずつ取り外していきます。
外すのは全部で8カ所。端子を破損しないように、爪楊枝とヘラ片手にそーっとやります。
1つ目は簡単です。ただ乗せられているだけのパーツがあるので持ち上げて外します。
1つ目のパーツの下に、フラットケーブルのあるパーツが隠れています。このケーブルのコネクタは「白いストッパー」が付いています。このストッパーが倒れているときは「ロック状態(参考画像)」、「起こしてあるときはロック解除状態(参考画像)」です。ケーブルを抜くときにはつまようじなどで白いストッパー部分を動かしてロックを解除し、差し込み終わったら再度ロックしましょう。
ロックを解除し、ケーブルを抜いて取り外します。
3つ目と4つ目は細いケーブルです。真上に持ち上げるとピンっと外れます。
ここまで外すと、本体下部にあるバッテリーが取り外せるようになります。こちらも強力な両面テープが右下あたりに貼り付けられています(上記画像の右下にある白い横長なものが両面テープです)。ドライヤー等で適宜加熱しながら剥がしていきましょう。
これでバッテリーの取り外しが完了です。新しいバッテリーと交換できると思います。
おやくそく
自分で分解・修理するとメーカー保証が受けられなくなります。また、分解・修理に伴って故障する可能性があります。自己責任にて行いましょう。