パーティークリエイターのアフロマンス氏が、自身のブログで「心当たりある?クラブあるある的、謎の現象ベスト5」というエントリを公開していました。
【外部サイト】心当たりある?クラブあるある的、謎の現象ベスト5 | afromance.net
が、しかし!申し訳ないけど微妙にズレているように感じてしまいました。たぶん俺が古い人間で、クラブというジャンルもさまざまあるからなのでしょう。本当に自分のことが恥ずかしい限りです。
というわけで、俺的なあるある的な謎の現象ベスト5をご紹介します(後日追加して、7つにしました)。
目次
1. グリピ
「今日なにか食べて来たの?」とか「最近どう?」みたいな、ごく普通の会話であっても「え、なんでそんなこと聞くの?」という勘ぐり、通称「グリ」をしてくる人たち。
本来あるべきパーティの姿とは、DJ JORGが目標に掲げるように、母なる地球のインフォメーション、封じられた古代の智恵とエレクトリックミュージックとダンス(アート)による人々の意識の拡大、解放、すべてとの一体感、それらとともに社会の古い体勢を手放し、新しい自由な未来、新しい伝説を共同で作り上げることであるはず。
それなのに他人を信用しないギャップのある現象をパリピならぬ「グリピ(勘ぐり・ピーポー)」と名付けたいと思います。
2. ネイキッド・ラバー
ちょっと暑くなるとすぐに上着を脱いで半裸になってしまう現象。私もそうでした。だけど、いわゆる「野外フェス」に行ってみたら、誰も裸になっていなくてビックリ!フェスTってナニ?え、オシャレして踊りに来てるの?なんで??
また、同じように脱ぎたがる女子は下着が水着だったりして、「もう何年も普通の下着を付けていない」なんてことを言ってきたりもしますが、個人的にはランジェリーは水着より上位に存在しています。たまにはランジェリーでお願いします。
3. スピーカーの上で騒いじゃうーズ
盛り上がってくるとPAスピーカーの上に昇って踊り出してしまう現象。さらに、客側を向いて(DJにお尻を向けて)フロアの客を煽り始めてしまうことも。
ぶっちゃけ、「スピーカーの上」より「スピーカーの前」の方が音はいいし、プレイしているDJにしてみれば他のお客さんの様子が見えにくくなるというのは困ったものだし、スタッフにしてみれば高価な機材にビールをこぼされたりしないか心配という、誰もトクをしていない状態。でもなぜか昇る。
4. こんな場所ですまんよう
クラブというより野外レイヴでありがちなのが、どこでウワサを聞いたのか、うっかりやって来てしまったふつーの女の子たち。
駐車場整理をしていると、「今日ここで音楽イベントやってるって聞いたんですけどー」みたいに無垢な好奇心の顔で訪ねて来られて・・・ごめんね・・・フロアは地獄絵図だよ・・・音は極悪だよ・・・。
だけど、ごくたまーにそういう女の子がものすごく楽しんでくれていて、音楽の可能性を垣間見ることができるのでありました。
5. 音が鳴っていなければふつう現象
フロアで踊っているときには極悪な顔をして、床に積年の恨みでもあるのかというくらいに足で踏みつけ、山の向こうに吠えるインディアンのようにDJへ賞賛を贈っていた人が・・・案外、音が止まった後で顔を見てみると笑顔になっていたり、あれ?実はあの人っていい人?つーか、マトモな人?狂人じゃなくて?という現象。
6. 怒られるまでが終演時間
サイケなクラブはなぜか延々と続いてしまうことが多いです。朝の5時になっても、6時になっても、えーと、もう8時なのに・・・朝日が昇る前に帰らないと、日光が眩しいんですが・・・。
最初はプレイしているDJに向かってスタッフが腕時計を指し示し、「もうすぐですよ!」の合図を送る。その次くらいはスタッフがDJへ耳打ちしに行く。もっと時間が過ぎるとスタッフがDJブースの横に立ち始める。そして、最後は怒られながら曲が半ばムリヤリにストップし、あっという間に客電が付いて終了!解散!もう街は動き始めている時間!という現象。
7. 駅のホームで体がピク
長時間のダンスで変性意識状態になってしまうと、駅のホームで聞こえる電車の発車音(ぴろぴろほりーん)にすら、ピクっと体が動いてしまいます。ダメだよ!ふつうのフリしてないと!子供がびっくりしてるよ!
どうだったでしょうか?
ここでは書き切れなかった、すぐ横でおっさんがブっ倒れているのに無視して踊り続ける「BADは伝染るから放置」現象や、誰とも会話せずにひたすら踊っているために「顔は知ってるけど会話したことないヤツだらけ」現象など、いろいろありますが、とりあえず適当に5つ+2つを載せてみました。
こんな現象を体験できる、不思議な空間「クラブ」。
まだ行ったことがないという方は・・・自分にぴったりなクラブを探して遊びに行って見ましょう!