ロバートさんの家を10時頃出発し、スキー場のてっぺんからすごい角度で急降下して行きました。
あっという間にレイクタホに戻り、爽やかな朝の日差しを浴びつつ快適に走り始めます。つーかアレですね、やっとレイクタホ一周走行の始まりです。
途中のView Pointでひと休みしながら荷物の整理。バーニングマンでいきなり壊れてしまったビデオカメラが無意味に重い・・・。これは修理で直るんだろうか・・・。
ただの鉄のかたまりを持って走るのはツライなー。かなり捨てて行きたかったけど、購入価格の20万円が頭の中で主張し続けていたので捨てられず。
そして相変わらずm&m’sがうまい。のんびり地図を眺めながら、とりあえず今日はZEPHYR COVE(ゼファーケーブ)というキャンプ場を目指すことに決めました。
もう少し休んで行こうかなーと思い、そのままView Pointでホゲーっとm&m’sを食いまくってると、東洋系のおっちゃんが「車に乗って行きなよ」と声をかけてくれました。
もちろん甘えさせていただきます。
そうそう、今回の旅は人との出会いを大切にするということで、助けてもらえるときにはしっかり助けてもらうことに決めたのでした。
おっちゃんはアメリカに住んでいる台湾の人で、家族旅行中のところを共通のキーワードが「アジア」だけで車に乗せてもらってしまいました。車中でいろいろな会話をして、小学生くらいの娘さんがちょうど手が付けにくい年頃なのか、わざと楽しくなさそうにしているのが可笑しかったです。
おっちゃん「日本のどこに住んでいるの?」
俺「新宿です」
おっちゃん「あー、新宿なら妻と行ったことがあるよ」
娘「私はないわ」
・・・まぁ娘さんにしてみれば「この汚い日本人は誰なんだよ」という気持ちもあったのかも。家族旅行にオジャマしてスマン!
有料キャンプ場に凹む
あっという間にゼファーケーブに到着し、おっちゃんたちとお別れすることになりました。
今思うと名前を聞いていなかったのが残念です。もう会えないだろうけど、ありがとう。そしてあなたはどんな気持ちで私を助けてくれたのでしょうか。その気持ちを私も持っていたいです。本当にありがとう。
が! んが! そんな感謝の気持ちも冷めないうちに、またまた衝撃の事実に遭遇してしまいました。
なんとゼファーケーブのキャンプ場は使用料を18ドルも取るというのだ!
おいおい、リノだったらモーテルに泊まっても20ドルくらいなのに、ずいぶん高くないか?
キャンプ場って言っても水道とトイレが付いてるくらいで、特別なものは何もないし(水なら大量に持っているし、野グソは得意だ)。
まぁ、気持ちは分かるけどね。大自然を守っていくにはやっぱりお金もかかるわけだから、フィーを取っても当然でしょう。
でもねぇー、ということでキャンプ場を後にして、先へ進むことにしました。
18ドルは高い! 絶対もっと安い場所があるはずだ!
少し走るとSAFE WAY(スーパーマーケット)があったので軽く買い物。いつものようにベーグルとツナ缶を購入です。
SAFE WAYの近くにあったキャンプ場もやはり18ドルのフィーを取るとのことで、なんだか急にアメリカという国がケツの穴の小さな国に思えてきました。18ドルか・・・(ケツの穴が小さいのはオマエだろうという突っ込みは置いといて)。
あれ? でもよく考えてみると、この鉄柵の内側が有料のキャンプ場で、外側はただの空き地なの?
んじゃ外側にテントを張ればタダですむってことじゃん!
空き地の中の道なき道をムリヤリ突き進み、快適そうな場所を発見。本日の寝床はここに決定!(よいこはマネしないでね)
早めの夕食を取り、テントを設置。
なかなかいい具合じゃーん。夜は寒い。眠る。ぐぅ。