美しいビーチのリゾート地として人気を誇る、サイパン・テニアン・ロタなどの北マリアナ諸島が、大麻の合法化に向けて大きく動いています!
【外部サイト】サイパンを含む米マリアナ諸島も大麻合法化か、法案可決 – Forbs Japan
米国の北マリアナ諸島連邦(CNMI)の議員らは大麻の合法化法案を可決した。北マリアナ諸島連邦にはリゾート地として人気のサイパン島も含まれている。
CNMI下院議会は賛成18、反対1、棄権1で法案を可決させ、21歳以上の成人の大麻使用を合法化しようとしている。この法案は医療大麻や産業用大麻繊維(ヘンプ)についても適用される。
(上記サイトより引用)
すごいのは「下院議会における賛成18、反対1、棄権1」という賛成率の高さ。カリフォルニア州など、嗜好用大麻の販売を合法化したアメリカの各州では「住民投票」によって法案が決められていました。国民が「我々に大麻を解禁せよー!」と政治に訴えたわけですね。でも、北マリアナ諸島は政治家の決議です。大麻への理解と期待の高さが紫煙の影から見えるようですね。
法案では、21歳以上の成人であれば医療用・嗜好用を問わず大麻の使用・所持が認められます。
北マリアナ諸島のラルフ・トーレス知事は、大麻の合法化に対し慎重な姿勢を示しているようですが、圧倒的な賛成率と世界的な注目率の高さから、感情的ではない正しい判断が期待されています。
大麻合法化と犯罪率の傾向について
で、こういう話につきまとうのは「大麻を合法化したら犯罪が増えるんじゃないの?」という懸念です。
しかし、日本でも大麻を経験したことがある人の総数は増え続けているけれど、犯罪率は低下し続けているのをデータが証明しています。
【外部サイト】犯罪件数が戦後最少を更新-景気回復が貢献か – Bloomberg
犯罪って、結局のところ貧困に起因しています。そりゃそうですよね。北マリアナ諸島でも、大麻によって景気が一気に回復し、新しい雇用が産まれ、人々のストレスが減れば、犯罪率は逆に減るのではないでしょうか。自殺率も同じです。
今回、可決された法案には次のような記載がある。「適切な基準のもとで大麻の合法化を行ない、責任ある大人たちの大麻使用を許可した州では、健康や治安、市民らの生活の質が大きく改善したことが確認されている」
(前述のForbs Japanより引用)
※酩酊状態での「事故」は増えるかもなので、使用上の注意喚起は必要でしょう
マリファナでマリアナ復活なるか?
かつては格安ビーチリゾート地として大人気だったサイパンも、ここしばらくは日本からの旅行者が激減していました。
【外部サイト】サイパンとグアム、日本人が消えた楽園の今 | レジャー・観光・ホテル | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
米国のグアム、サイパンなど、日本人に身近なリゾート地に異変が起きている。日本からの旅行者数は1997年のサイパン(テニアン、ロタを含む)45万人、グアム111万人をピークに、2016年にはそれぞれ6万人、74万人まで激減した。
(上記サイトより引用)
1997年の45万人から、2016年は6万人!!!!!!!!! まぁ、たしかに「サイパンに行ってきたんだー♡」みたいな話は、とんと聞かなくなりましたよね。非日常の「はっちゃける」行為が、サイパンまで行かなくてもフェスとかで体験できるようになったのも理由かなと。
2018年8月現在、日本からサイパン、テニアン、ロタへの直行便はありません(最後の直行便だったデルタ航空は2018年5月から運休)。
サイパンに行きたいときは、グアム島や韓国・ソウルを経由する必要があります。逆に言うと、ソウルからは直行便があるので、韓国の旅行者は多いのでしょう・・・。
でも、時差が1時間しかなくて、自然豊かな北マリアナ諸島はセカンドライフの地としても魅力的なはず。私も老人になったとき、ツルピカな床のケアセンターで毎日テレビを見せられるような生活よりも、自然の中で大麻を吸いながら人間の尊厳を保ったまま死んでいきたいです。
念のため注
「大麻をもっと吸いまくろうぜ!」みたいなことを書くと「麻薬特例法違反(あおり、唆し)」になる恐れがあり、
「俺は海外で尻から煙が出るほど吸ってきたぜ!」みたいなことを書くと、日本国内で逮捕されてしまう恐れがあります_:(´°ω°`」 ∠):_
というわけで、このブログ記事は違法行為を助長することが目的ではありません。世界のニュースを分かりやすくお伝えするメディアです。