テオナナカトル、神のソーマと呼ばれ、テレンス・マッケナの著書では「人類を進化させたカギ」とされた、「シロシビン」という成分を含むキノコ・いわゆるマジックマッシュルーム。
日本では2002年に規制され、いまではその体験を語れる人も(社会的立場上)少なくなりましたが・・・
アメリカ・オレゴン州では2020年に合法化できるかもしれません!
【外部サイト】‘Magic’ mushrooms closer to legalization in Oregon – Business Insider
シロシビンを含むマジックマッシュルームの所持は、アメリカでは重罪である。
近年、多くのアメリカ人がマジックマッシュルームのようなサイケデリクス(幻覚性ドラッグ)や、その他の違法薬物に関する認識を変えてきた。
オレゴン州は、2020年の住民投票によってマジックマッシュルームを合法化できる、最初の州になる可能性が高い。
最近の研究では、マジックマッシュルームは不安やうつ病の治療に役立つというレポートがある。(上記サイトより引用、ざっくり翻訳)
アメリカは「自治」の意識が高い国です。上からルールを押しつけられるのではなく、自分たちでどんどんとルールを変え、住みやすい国にしています。近年だと、各州で広がる大麻の合法化がまさにそれですね。アメリカという「国」の法律では大麻は禁止されたままなのに、それぞれの「州」の住民が住民投票において「州法」を決めて、「州」の中で合法化をさせています。
マジックマッシュルームは正しく扱えば、決して危険なものではないというのが、近年の研究結果です。
マジックマッシュルームは特定の人々に有益であることが、最近の研究で明らかになっている。 科学者らは、マジックマッシュルームのシロシビンがガン患者の不安を軽減するのに役立ち、不安、うつ病、アルコール依存症の治療薬として使用できると述べている。
2018年の初めに、ジョンズ・ホプキンス大学の研究者らは「シロシビンは(ヘロインと同類の)「スケジュールⅠ」薬物として分類すべきではなく、(医師から処方される睡眠薬と同類の)「カテゴリーIV」に分類されるべきである」と発表している。
(上記サイトより引用、ざっくり翻訳)
マジックマッシュルームが合法な国では、「リトリート」の名前で心身をクレンズするセッションも行われています(参加は自己責任で)。
かつて、日本でも合法だったマジックマッシュルームが規制されてしまったのは、「あまりに自由だった」というのも理由のひとつだと思います。
新宿の路上で売られてたり、過剰摂取してコンビニに転がり込んでみたり、ヤクザの資金源になっていたとは(個人的には)思えないけれど、ぶっちゃけ何のルールもありませんでした。
せめて、もうちょっとだけ、「植物標本なので食べたらダメよ」以外の注意書き、自治の気持ちがあれば、マジックマッシュルームはもっともっと有効に活用できていたのかもしれません。
ただまんこ ういうのって、本当に難しいですよね。いろいろな人が集まってくるから、どーにもこーにも。アワヤスカ・アナログの話は最近まったくチェックしてなかったけれど、上手に行ってるかしら・・・。
作家のオルダス・ハクスリーは死の間際に大量のLSDを静脈注射し、光とともに天に召されました。私も、最後は腹一杯にマジックマッシュルームを食べて消え去りたいです。
がんばれオレゴン!!!!!!!
※このブログ記事は違法行為を助長する目的ではありません。日本、アメリカにおいて現時点ではシロシビンを含む、いわゆるマジックマッシュルームは違法なままです