マジックマッシュルームの「シロシビン」を作る細菌が気になりみ

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世界中で大麻(マリファナ)の合法化が続いているけれど、えーと、ぶっちゃけ個人的に一番好きなのは幻覚キノコ「マジックマッシュルーム」です。日本では2002年まで合法だったので、私もずいぶん食べまくりました。

「そんなに幻覚を見たいの?」とカウンター越しに女の子から言われたこともあるけれど、幻覚というのはオバケが見えるようなものではなく、音が色とともに現れたり、自分の身体を自由に変化させられたり、山の木々が仙人のように見えたり、なんつーか「想像力が高まる」作用だと思います。オバケが見えるのはたまにですね。

大麻で得られる心地よい「ハイ」とはまったく違う、気づきとひらめき、畏敬にあふれる体験がマジックマッシュルームなのでした。

よく、マジックマッシュルームはLSDと作用が似ていると言われるけれど、マジックマッシュルームはより地球(ガイア)とつながる感じ、LSDは都市生活者向けな感じがしています。

テレンス・マッケナ曰く、マジックマッシュルームは人類を大きく進化させた鍵である、と・・・。

で。

そんな素晴らしいマジックマッシュルームも、準備と覚悟が決まらないうちに適当に食べて事故を起こしたり、食べ過ぎて飛び降りたり、錯乱してコンビニへ駆け込むような事件が相次いだため、日本でも2002年に法律で規制されました。

いま、マジックマッシュルーム体験が合法的に行えるのはオランダの「マジックトリュフ」くらいです。

でも、「マジックマッシュルームの作用は緩和ケアとか鬱病の治療にも使えるんじゃね?」という研究の中で、マジックマッシュルームの有効成分「シロシビン」を、より効率的に生産するため・・・

シロシビンを作り出す細菌が合成されました!!!!!!!!!!!

【外部サイト】Scientists Engineered a Bacterium That Poops Out Huge Amounts of Psilocybin

マイアミ大学のAndrew Jones氏とAlexandra Adams氏が率いる生化学者のチームは、マジックマッシュルームからシロシビンの生産遺伝子を取り出して大腸菌へ入れ、非常に効率よくシロシビンを作り出す菌株「pPsilo16」を合成しました。

いやなにそれすごい。

たしかに、マジックマッシュルームは植物じゃなくて菌類(キノコ)ではあるけれど、その遺伝子を大腸菌に??

これによって、マジックマッシュルームよりも高濃度なシロシビンが安定的に生産できるようになるとのこと。

たしかに、マジックマッシュルームの栽培はいろいろと手間がかかるものでした。

キノコってすごく成長スピードが速いので、2日くらい家を空けてしまうと「パンパンに育ってる!!!!!!!!!!!」ということもあったし、うっかりカビ菌がコンタミするとキノコが駆逐されて残念な状態になったし、キノコの味も決しておいしいものではなかったので、粉末にして味噌汁に入れたり、駄菓子と一緒に食べてみたり、さまざまな工夫でみんなオトナになりました。

今後は、より純粋なシロシビンをカプセルみたいなので手軽に摂取できるようになるのかしら・・・。ぜひ、ワイが生きている間にそれを実現して欲しい・・・。

軽井沢のあたりはベニテングタケのシーズンですね。ベニテングタケはマジックマッシュルームとはまっっっったく違うので、ムリして食べることはないと思います。

この研究結果は「Metabolic Engineering」に掲載されたものです。