ASUSさまより貸与いただき、約2ヶ月に渡って試用していたChromebook Flip C100PAですが・・・結論、ごめんなさい!私はいますぐは買いません!
理由は、なんといっても不安定だったこと。Chrome OSってもっと安定しているものだと勝手に思っていたけど、まーーー固まる固まる。
ハードウェアとソフトウェアの連携がまだ十分でないのか、どちらに原因があるのか分かりませんが、たとえば
- Twitterで動画付きの投稿があったとき
- YouTubeを見ているとき
- 複数のテキストファイルをエディタで編集しているとき
などに、いきなりウンともスンとも、ニンともカンとも言わなくなって、1分くらい固まってから(メモリ解放している?)ようやく動き出す、という感じの状態が頻発しています。
業務で使おうと思ったときにエディタが固まるのは死活問題で、固まらない場合でもキータイプに画面上の表示が追いついてこない(打鍵に遅れて文字が表示される)ことが多く、うーーーーん、厳しかったです。
英語キーボードに抵抗がない人はChromebookのラインナップが豊富な海外モデルを買った方が幸せになれそうです。日本へも配送してくれます。
さらに、今回試用させていただいている2ヶ月の間に、同じASUSから衝撃的な一台が発売されました。 実売3万円のWindows10端末です。Chromebookより安い・・・!
また、いわゆる「ふつーの」パソコンが欲しいときも、Chromebookと同程度の価格で買えてしまいます。
細かいスペックは割愛させていただくとして、どちらもフル機能のWindows10端末です。ADOBEのソフトもATOKもインストールが可能です。もちろん、Chromeブラウザを使えばChromeアプリだって使用できます。
「Chromebookは安い」というメリットが、まさかの同社製品によって覆されてしまいました。ぶっちゃけ、どっちか1台あげますよと言われたら、Windows10の方を選びます。
もちろん、Chromebookにもいいところはあって、最大の特徴は「ログインすればどの端末でも個人情報をすぐに再現可能」という点です。教育現場で広く使われているのはこのおかげでしょう。教室にたくさんのChromebookが並べられていたとして、どの端末であっても、自分のGoogleアカウントでログインすれば、別の端末でインストールしていたアプリの設定など含めて、すべて!簡単に!再現ができます。
なので、こういう↑現場な人にはオススメです。「ネットしか使わないし、安くて手軽なPCが欲しいわー」という人には、安いWindows10端末をオススメします。
で、だ。
余談になりますが、私はかれこれずーっとMacばかり使い続けてきました。今回、久しぶりに違うOSを触り、そこから話を広げてWindows10端末なんかも調べてみて本当に思ったのは・・・Macって高いですね!
円安のあおりを受けて高くなってしまったというのはあるにしても、Windows10なら10万円以下のものもゴロゴロあるのに、Macはどれもこれも高いです。さらに、数年前までは最新のIntel CPUはいつもMacのノートが一番最初に搭載していたのに、最近はそんなこともなくなって、えーと、買い時はいつなのかな・・・と。
ただ、リセールバリューが高いのもMacの特徴なんですよね。数年前に9万円で購入したMacBook Airを中古の買い取りに出したら、7万円になりました。定価が高くなったためというのを差し引いても、かなりのものだと思います。ここらへんは、数万円の格安端末にはないメリットでしょう。
高いけどMacを買って、数年ごとに買い換えるか、使い捨て感覚で安いWindows10を買うか・・・。
もうちょっと悩ましい日々が続きそうです。ASUSさま、ありがとうございました!!!!!!!!