PeachのようなLCCを使って台湾へ行くと、朝の早い時間へ到着してしまうことがあります。
台湾はとても暑い国のためか、国全体が夜型の生活になっていて、朝の時間はやることがあまりありません。
そんなときにオススメなのが24時間営業のサウナ!今回は台湾のサウナについてご紹介します。
金年華三温暖
http://blog.yam.com/AtGoldenTime
No. 56, Tianjin St, Zhongshan District, Taipei City, 台湾 10441
空港からバスや電車に乗ると、だいたい「台北車站駅」へ到着します。台北車站駅から金年華三温暖までは徒歩で15分程度。台湾はタクシー代が安いから、荷物が大きなときはタクシーでもよいと思います。
「三温暖」で「サウナ」と読むようです。
DMTを摂取したときに見えるような光彩のロゴマークがカッコイイですね。
薄暗い中に光る看板があるもんだから、写真が見にくくてスミマセン。雰囲気だけ・・・。
「男女顔面エステ」と書かれていますが、少なくともサウナは男性専門です。女性向けにマッサージだけのコースがあるのかもしれません。顔騎のことではないと思います。
ドバドバと滝のように流れる演出。大阪・味園ビルを彷彿させますね。
ドキドキの受付ゾーン
入口は地下にあります。ちょっと薄暗いけど24時間営業ですので、階段を降りていきましょう。
受付では問答無用にロッカーキーを渡され、奥のロッカールームへ進むように案内されます。説明などは一切なく、細かいことはいいんだよ!という気にさせられます。すべての料金は後払いです。
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ロッカーの大きさは日本のサウナにあるのとほぼ同じ感じで、飛行機の機内へ持ち込めるサイズのカバンなら入れられるけど、巨大なスーツケースだと入りません。受付で預かってもらいましょう。
ロッカールームですっぽんぽんになったらサウナゾーンへ!
巨大なサウナゾーン
おおおー!広い!シャワーもたくさんあるし、シャンプー、ボディソープ、ヒゲソリ、歯ブラシが無料で使えます。シャンプーはいわゆる「リンスインシャンプー」ではないから、ちょっとゴワゴワしました。
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サウナはふつうのサウナ、ミストサウナの2種類があり、きちんと熱くていい感じ。サウナルームの中にはテレビもあって、私が行ったときには台湾のニュースが流れていました。
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がんばった後のご褒美である水風呂は、極寒と低温の2種類がありました。極寒は本当に極寒温度。低温はちょっと温かい水風呂な感じ。水分補給用の冷たい水やお茶もきちんと置いてあります。
サウナあがりに浴室内をブラブラしていたら、どこもかしこも段差だらけでよくつまづきました。転倒注意です。
温かいお風呂は広いジェットバスと薬草風呂の2種類。薬草風呂はかなり温度が高かったです。写真のとおり、どこにも「薄める」ための水道が存在しないので、熱いときには耐えるのみです。
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昭和ノスタルジーを感じさせる内装は、いまにも全裸のジャッキーが洗面器で前を隠しながら悪党と戦いそうです。これはいい場所だ~~~~。
出口には清潔なタオルが山積みされているので、キレイに体を拭くことができます。風量の強いドライヤーもありました。さらに、各種サイズがそろった薄手のトランクスと浴衣が置いてあるから、サウナで整ったら浴衣に着替えて休憩ゾーンへ移動です。
魅惑の休憩ゾーン
休憩ゾーンは大まかに4種類。かなり豊富なメニューから食事をオーダーできる飲食ゾーン、ハリウッドぽいDVDが上映されているリクライニングチェアゾーン、延々とAV(アダルトビデオ)が上映されている「座りながら勃つものなーんだ?」というリクライニングチェアゾーン、薄い布団のある二段ベッドゾーン。
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日本国内のサウナ施設でベッドが備え付けられているところは、いわゆる「ハッテンバ」としての機能を有することもありますが(マクラがふたつ置いてあったり)、こちらは一人分ずつ仕切られた、発展のない仮眠ゾーンでした。私も二段ベッドでぐーすか眠りましたが、何も起こりませんでした。きちんと足を伸ばしてフルフラットな状態で眠れるのはやっぱりよいですね。
サウナは何度でも入れるので、寝起きにもう一回というのも大丈夫。タオルや着替えの心配がないのは本当に快適です。
そして・・・飲食ゾーンで冷たいお茶を飲んでいたら、妙な雰囲気に気づきました。たくさんの男たちがなにかを待つように過ごしているのです。
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きっちり休むならリクライニングチェアやベッドがあるのに、食事をするでもなく、なぜここにこんなにたくさんの男たちが・・・?
その謎はしばらくすると解けました。いかにもなオバちゃんが近づいてきて「オニーサン、今日はオンナノコが少ないのでとても待つよ」と耳打ちしてくれたのです。ここのサウナではちょっとスペシャルなマッサージが受けられるようです。この妙な空気感はソレか!ガッテン!
このときの私はあまり体調がよくなかったこともあり、スペシャルには手を出しませんでした。
客層は、日本人もいるけれど、中国や台湾の人もいるなーという印象でした。日本人ばかり!という感じではありませんでした。
まとめ
入浴料金は500元。日本円で1,700円くらいです。
台湾は食事やマッサージの価格が安いので500元というのはちょっと高く感じますが、しっかり仮眠も取れるし、内装の雰囲気などをエンターテインメントとして楽しみながら過ごせることを思えば、払う価値はあると思います。タオルや着替えが使い放題というのも嬉しいですね。
個人的な満足度で言えば、大阪のニュージャパン スパプラザと同じくらいの高評価です。
24時間営業だから、早朝に到着したときはもちろん、ホテルをチェックアウトしたけど帰国便まで時間があるというときにも便利そうです。
その一方で、決して「ハイソ」な雰囲気はありません。すみずみまで新品同様に清潔に保たれているワケでもないし、AVが上映され続けているリクライニングチェアゾーンや、ヤリ手ババァの勧誘に眉をひそめてしまう人もいるかもです。
だけど、私はこのくらいの気の抜けようがとても心地よいのでした。また台湾へ行ったときは利用させていただきます!
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私もプライオリティパスのおかげで、いつも空港でいいメシを食わせていただいています。オススメ!