大阪・なんばにある総合娯楽施設「ニュージャパン スパプラザ」に訪問してみました。これは・・・行っとけのヤツです!!!!!!
※上記は夢の中に出てくるイメージ画像です
※温浴施設ということで今回のブログには写真は一切ありません。現地で目撃ください
ニュージャパン スパプラザ
http://newjapan.co.jp/spa_plaza/
「ニュージャパン」は大阪の繁華街・なんば駅のすぐ近くにあります。周囲はラブホテルや中華系マッサージ店がひしめき合っていますが、若者がウェイっている感じもなく入りやすい環境です。
まずはエレベーターでビルの7階へ。靴を脱いだらキレイなフロントで受付です。なるべくスマートにキメたいところだけど、初回の訪問時には照れずに「初めて来ました」と伝えるのをオススメします。丁寧に説明してもらえます。
スパプラザは「サウナ+アカスリ+マッサージ」がワンパッケージになっているので、もっとも安い「マッサージ40分付きのコース」でも8,500円という値段です。
【外部サイト】スパプラザ Course Menu Prices
ふつうのスーパー銭湯の入場料金として考えると8,500円は非常に高額ですが、あとからオプションをアレコレ追加することなく、この価格でしっかりMAN-ZOKUできるなら逆に割安なのかもしれません。
マッサージのバリエーションも豊富で、タイ古式マッサージやオイルマッサージのコースもあります。私はちょっと贅沢に60分のコースをチョイス。なけなしのお金を支払いました。
受付の後はすぐ近くにあるロッカールームへ案内されてお着替えです。ここで、これから何度も脱いだり履いたりする「布パンツ」を初めて装着。どんな体型の人にもフィットする魔法のパンツです。パンイチ状態で階段を降りると・・・
極上サウナと熱風ロウリュ
さっそくお風呂が登場!金曜の夕方でしたが、それほど混み合っている感じはありません。全裸で入浴している先客もチラホラと。ん?全裸?布パンツは?
ここでようやくシステムを理解しました。
スパプラザでは、サウナを利用するときには布パンツを履き、入浴するときには布パンツを脱ぎ捨てるのです。あ なるほど。
そのため、いたるところに履き替え用のキレイな布パンツの山と、汗でぐっちょりと濡れた布パンツを回収するカゴがあります。身体を拭くための小さなタオルも山積みになっていて使い放題なので、いつも清潔を保てます。なるほどー。これはいいですね。
まず最初はドライサウナへ。おお!しっかり熱い!サウナの中ではバスマットのようにふかふかとしたサウナマットをセルフで使い、使い終わったら使用済みのカゴへ放り込みます。先客の汗が染み込んだ上に座らなくてもよいのはさすがの配慮。
※スパプラザはタトゥーがあると入浴できません
いやーーーー、いいですねーーー。
ひとしきり汗をかいたのでドライサウナを出て、布パンツを脱いで水風呂へ入水。水風呂も温度別に数種類あり、まさかの13度!という超低温のキンキンな水風呂までありました(通常は17度くらい)。
そして、毎時ゼロ分と30分にフィンランドサウナで行われているのがスパプラザ名物の「ロウリュ」!
これが・・・すごかった!ちょっと価値観が変わるくらいすごかったです。
高校球児のように引き締まった身体をしたロウリュメンが登場すると、サウナ室内に拍手が起きます。リスペクトが感じられる瞬間でした。
長い柄杓でサウナストーンに水がかけられていきます。ざばー、ざばー。立ち上がる湯気。まるですべての罪が洗い流されていくかのような感覚になりました。すでにアタマがボケてきているようです。
湯気をかき混ぜるため、頭上に掲げたタオルをぶわっ、ぶわっと回すロウリュメン。回すごとに温度が上昇し、汗がしたたり落ちます。古事記に書かれている「国産み」を思い出しました。したたり落ちる汗の粒が島々のように見えます。
「それでは、あおがせていただきます」
ひとりずつの前に立ち、タオルのポテンシャルを120%引き出した凄まじいスウィングで熱風を送ってきます。とにかく風速がハンパないのです。ズバッ、ズバッという槍のような熱風が全身を突き刺しました。
「これはリアルにヤバイのかもしれない」熱風に包まれながら、汗とアドレナリンが吹き出てきます。
しかし、まだこれは序盤です。
「それでは2回目を行っていきます。これから一気に体感温度が上昇します」
いま以上に体感温度が上がったらもはや人体発火になるんじゃないかと不安と期待を胸に抱えつつ、再び柄杓でサウナストーンに水をかけ、タオルを回し、槍のような熱風を浴び・・・
すすすす、すげー!暑いけどさわやかだよ!なんかやりきった感じがあるよ!
汗を流して水風呂へ入りました。深く呼吸をしていると、だんだん脈拍がゆっくりに変化してきてアタマがボケーっとして世界がグルグル回り出して・・・おっと危ない。死ぬところでした。
スパプラザの浴室内には冷え冷えの飲み水に加えて、きちんと飲料用の「塩水」が用意されています。脱水症状を起こさないようにゴクゴク飲みましょう。
その後はジャグジーに入ったりハミガキしたり、もう一回ロウリュを攻めてみたり、とにかく大満喫の時間が過ぎていきました。
そして!お時間が来ました!スパプラザ名物のアカスリタイムです。
アカスリでコスられまくる
アカスリ場所はサウナの浴室のお隣りにあり、こちらも同じくらい広いです。大ざっぱに言えばものすごく広いです。中にはホットパンツ姿のオバチャーンが7、8人。先客の身体をゴシゴシやっていました。
私を担当してくれたのは、ハイヒールのモモコとリンゴを足して2で割ったようなオバチャーン(適当に書いてみた)。
「それじゃ、そこでパンツ脱いで、最初はお風呂へどうぞ。準備しますので」
一瞬戸惑ったけど、オバチャーンの前で全裸になり、タオルで愚息を隠しつつ広い浴槽へ入ります。もはやこの時点でかなり長時間の入浴をしていたけれど、オバチャーンのココロとカラダの準備が整うまでは湯の中でじっとガマン♡ タイミングを見てオバチャーンのところへ移動です。
「アカを出していきますね」
椅子に座った状態で背中からゴシゴシと行われるアカスリ。ゴシゴシゴシゴシ・・・なんと、想像以上のアカが出ていました。ちょっとびっくり。
「シャンプーは2度洗いしますね」
しまった。さっきシャンプーは済ませていました。まさかの一日に3度洗いとなった我が頭皮。シャンプー後はきっちりリンス&ヘアトニックという、至れり尽くせりケアです。
そして、ちょっとびっくりしたのがオバチャーンによる背面からの洗顔。俺、誰かに顔を洗ってもらったことって・・・あったっけな・・・。
さらにヘチマで身体を洗ったり、カカトをヤスリでゴシゴシやったり、股間以外はすべてキレイにしてもらって終了です(股間は自分で洗います)。
「じゃ、次はマッサージしますので上の階へ」
もう、ここらへんから記憶がかなり曖昧です。マッサージベッドでフニフニゴリゴリとマッサージを60分受けて、さらに上の階にある食堂でワンドリンクサービスをもらい・・・
なんだこれ、極楽ではないか・・・!!!!!!!
食堂で舌鼓
意識を現実世界へ取り戻しつつ、食堂のメニューを眺めてみました。和歌山から直送のお魚メニューや寿司、丼物やうどんまで、そこらのスーパー銭湯とは比べものにならないほどクオリティが高そうなメニューがズラリ。寿司屋のカウンターみたいな場所まであります。
さらに、テーブルの上にはガラス瓶に入ったタバコが「ご自由にどうぞ」という感じで置いてありました。
いろいろ悩んだ挙げ句、海老の棒寿司と昆布うどんを注文。ふたつで1,500円くらいでした。
こ、これが!ハンパなくウマイ!!!!!! ハンパない!!!!!!!!!
いやーーーー、なんというか、オトナな時間でした。
行ったことないけど超高級ソープランドってこんな感じなのかなーと思いました。
本当に、オトナのオッチャンの娯楽なんですよね。風呂とサウナに入って、身体を洗ってもらってマッサージ受けてうまいメシを食ってタバコを吸って・・・。
こういうところを優雅に使いこなせると、オトナなんだろうなーと思います。
今回のレポートは体験した直後に書いているので、また後日たくさんリライトすると思います。こうしている瞬間でさえ、スパプラザの情景が頭の中に現れては消えていきます。
また大阪へ行くときには・・・きっと・・・!!!!!!!!!