これまで失われていた人間性を取り戻すように、世界中で大麻の解禁が続いています。それと同時に、大麻産業も大きく発展。さまざまな品種や、好みに合わせた形状が作り出されています。
本日はその中から、日本ではまだ馴染みの薄い「シャッター」について紹介します。
目次
大麻シャッターとは
琥珀のように半透明の外観を持ち、大麻の有効成分を濃縮した物(コンセントレート)。飴のように固く、外観は紅茶味がおいしい「純露」にすごく似ています。
「純露」を砕いて「いいネタあるよ・・・」とアンダーグラウンドシーンで売ったら儲かるかもです。いいネタであることに間違いはありません。
大麻シャッターの作り方
シャッターはほかの多くのコンセントレート製品と同じく、BHO(ブタンハッシュオイル)を用いて大麻の花から製造します。
YouTubeには製造方法を紹介した動画がたくさんアップされているけれど、ブタンは引火性が高く、家庭で試すのは非常に危険です。
また、日本国内では大麻や大麻シャッターを所持することができません。
大麻ワックスとシャッターの違い
大麻のコンセントレートといえば、「大麻ワックス」が有名です。シャッターとワックスの製造方法は似ていますが、温度と仕上げに違いがあります。
シャッターの大きな特徴として、ワックスが大麻草特有の青臭いフレーバーであるのに対し、シャッターなら好みのハーブやエッセンシャルオイルを(製造工程で)ブレンドすることができ、香りを高められます。
そのほか、主な違いは以下。
- ワックスはゲル状なので、取り扱いが簡単
- シャッターは固いので、取り扱いが難しい
- ワックスは成分が自然に分解されるスピードが(シャッターより)早い
- シャッターは成分が自然に分解されるスピードが(ワックスより)遅い
- ワックスは作用時間が(シャッターより)短い
- シャッターは作用時間が(ワックスより)長い
どちらも強烈な濃度を持っているので、慣れていない人が扱うのは十分な注意が必要でしょう。
CBDシャッター
大麻シャッターは日本では違法な成分となる「THC」を含んでいますが、大麻のもうひとつの大切な成分「CBD(カンナビジオール)」のみを含む、「CBDシャッター」であれば、日本でも合法的に所持・使用が可能です。
CBDはTHCのような酩酊作用がなく、いわゆる「ハイ」になるものではなくて、気持ちを落ち着けたり、さまざまな健康へのメリットが期待されているものです。
最近だとコカコーラ社がCBD入りのドリンクを作るかも?という話もありました。
私も加齢に伴っていろいろ大変なので、CBDを何年も愛用しています。
オランダ・NATUuR社のCBDシャッターは「スーパーレモンヘイズ」の名前の通り、柑橘系の爽やかな香りを持っています。
CBDの濃度は99%という極限値。効率よくCBDを摂取できます。
CBDシャッターとCBDアイソレートの違い
CBDシャッターによく似た小さなケース入りの、「CBDアイソレート(CBD クリスタル)」という製品があります。
CBD クリスタル CBD 1000mg/1g |
CBDアイソレートは、大麻草から抽出された成分を極限まで分離・精製(アイソレート)し、純粋なCBDだけを残したもの。完全に無味・無臭です。
一方、CBDシャッターは大麻草から抽出された成分を濃縮(コンセントレート)したもの。CBD以外の、ごく微量な成分を含んでいるため、「アントラージュメリット」が期待できます(違法な成分であるTHCは一切含まれません)。
CBDシャッターを試してみた
日本で大麻シャッターを試すわけにはいかないので、CBDシャッターを試してみました。
ベリー系の香り漂い吸いやすくなっておりますという逸品です。
CBDシャッターは液体のCBDリキッドとは違って、専用のヴェポライザー(アトマイザー)が必要です。私は海外通販で購入したアトマイザーとヴェポライザーを使用。
海外通販なんて分からん!という方は、Vape Maniaさんで販売しているものを選ぶと間違いがないと思います。
お手頃価格なものや・・・
airis N°1 ワックスベポライザー |
ケースから直接チャンバーに「パウダー」「クリスタル」を近づけ使用するディップ仕様セラミック製チャンバーコイルな製品もあります。
こちらがCBDシャッター。リップバームのようなケースに入っています。
くぱぁ。
BHOで作られる大麻シャッターはアメのような外観ですが、NATUuR社のCBDシャッターは岩塩とかラムネのような感じですね。
匂いをかぐと、入浴剤のようなよい香り。これは期待できます。
Vape Maniaで購入すると、シャッターを上手に扱うための「銀の匙(さじ)」が付属しているので超便利です。マドラー欲しさにマックでコーヒーを買う必要がありません。
シャッターを適当に小分けにしたら、アトマイザーの上に置いてスイッチオン!
加熱を始めると、さっきまで固形だったのに、みるみる溶けて・・・(見えにくいけど)
(*´д`)y-゜゜゜
やー、ほのかにベリーというか、バスクリンというか、爽やかな香りがほのかにします。CBDリキッドのような明確なフレーバーではなく、ほのか〜〜な感じです。
そして・・・さすが99%は強い!一服、二服でしっかり体感できました(個人の感想です)。
ただまんこ れ、よくも悪くも少量で強いので、慣れていない人には扱いづらいと思います。のんびりゆっくり喫煙行為を楽しみたい方は、CBDリキッドの方がオススメです。
CBDのアイソレートを吸ったときとも違う感じで、うまいこと言いづらいですが、この感覚はかなり好きなものですね。呼吸がゆっくり深くなります。CBD製品も進化しています。
なんだかものすごく長くなってきたのでまとめです。
シャッターとは
- 大麻の成分を濃縮(コンセントレート)したもの
- アメのような固形(CBDシャッターはラムネ的)
- アイソレートと違って、大麻の幅広い成分を含む
- さまざまなフレーバーを付けられる
- 専用のヴェポライザーを使って喫煙で使用する
- THCの含まれていない「CBDシャッター」なら日本でも合法的に所持・使用できる
- とにかく強いので上級者向け
さまざまな可能性があるのはよいことですね!これからも、いろいろな製品を試してみます!