諸外国で大麻の解禁が進み、「日本でリスク負ってまで吸う必要ないや」というオトナが増えた一方、知識がなく、海外へ行くこともできない若者に向けて、アンダーグラウンドな大麻が普及しつつあるようです。
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ひょっとしたらあなたも、友人や恋人から「一緒に大麻を吸わない?」と、大麻パーティーに誘われて火の付いたものを手渡しされる日があるかもしれません。そんなとき、どのように対処すればよいかをご紹介します。
目次
肺に入れずに、口の中だけで煙を止めましょう
大麻をタバコのように喫煙する場合、吸った煙を肺の中へ入れないようにして、口の中だけに留めておけばメリットを抑えることができます。息を止めながら吸うイメージです。ふだんタバコを吸う習慣がない人は、大麻の煙を吸うとすごくムセてしまいますので、ゲホゲホしながら吐き出してしまうのも方法のひとつです。
アメリカの元大統領も、「口は付けたが肺には入れていない」と言っていました。ヘルスで先っぽだけならOKでしょ的な理論にも聞こえます。
手作りスイーツには手を出さないようにしましょう
大麻は喫煙するだけではなく、お菓子の中に練り込むこともできます。喫煙のようにカラダに負担をかけず、ふつうにおいしく食べているとすごく「キマってしまう」ことがあるので、みんながニヤニヤしながら食べている手作りスイーツは「大麻が入っているかも」と怪しんで、手を出さないようにしましょう。
アメリカではラッパーのスヌープ・ドッグが、自分のブランドとして大麻入りスイーツを販売しています。
早めに離脱して寝てしまいましょう
大麻の主たるメリットは「リラックス」です。眠る直前のような状態になるので、もう十分に吸ったというフリをして、輪から抜け出して寝てしまいましょう。受動喫煙をなるべく防ぐために、壁向きに顔を向けて寝るのがオススメです。
数時間で作用は消えるので安心しましょう
乗り物酔いのように目が回ってきたり、ドキドキとした不思議な気分になってきても、それは数時間で消えてしまいます。寝てしまうか、静かなところへ移動してお笑い動画などを見て過ごしましょう。不安な気持ちになってきたら、かわいい女の子を見まくるのがオススメです。
吸ったことを後悔しすぎないようにしましょう
日本では大麻の所持・栽培が法律で禁止されていますが、どれほどの毒性があるのかは、さまざまな意見があります。少なくとも、1回吸ったくらいで肉体と精神が汚染されて中毒になるようなことはありません。
アメリカで大麻が解禁されたのは「吸っている人が多すぎるから(いちいち逮捕してたら大変)」という理由もあり、コロッケも研ナオコも嵐(プロレスラーの方)も大麻で逮捕されたことがありますが、現在も元気に活動しています。
持っていなければ大丈夫ということを再認識しましょう
日本国内の大麻取締法においては、大麻を不正に所持・栽培することが規制の対象です。覚醒剤と違って「使用したこと」は罪に問われません。もし、喫煙したことが誰かにバレたとしても手元に残っていなければ大丈夫です(持っている人を根掘り葉掘り聞かれることになりますが)。同様に、もし友人が「やっぱりこれはヤバイかも」という不安な気持ちになっていたら、早いところトイレに流して捨てるよう伝えてみましょう。
尿検査や血液検査で検出される期間については、こちらのエントリをご参照ください。
できることなら、もう少しガマンしましょう
先日のエントリにも書きましたが、現在の日本国内において大麻を使用することは金銭的にも法律的にも、社会情勢的にもすべて「ワリに合わない」状態になっています。
「バレたらマズイ」みたいなことを考えながら1gで数千円もする大麻を知らない人から購入してチビチビと吸うのと、コロラドの大自然を眺めながら世界最上級のクオリティで作られた大麻を尻から煙が出るほど吸うのとでは、体験の結果はまったく異なります。
「悪いことだからやってみたい」という意識もあるかもですが、「悪いとされているのは日本くらい」なので、そこに価値を求めるのは「ダサイ」と思います。ヤンキーが学生服を改造して着こなしていても、それは「学生服しか着てはいけない社会」の中だからカッコよく見えるだけで、オトナから見たらカワイイものですよね。
できることなら、もう少しガマンしましょう。
「扉の先通信」では違法薬物に対する啓蒙活動をこれからも続けていきます。PTAの方々、講演会などあればお声掛けください。