大麻の合法化によって、さまざまな製品が開発されているアメリカ。有効成分の「THC」をシートの中に入れ込んだ「THC Strips」をご紹介します。
目次
THCストリップとは
THCストリップとは、舐めると溶けるオブラートのような紙片に大麻の有効成分であるTHCが入っているものです。日本でも、口臭を防ぐための製品で似たようなのが販売されていますよね。
↑ざっくり言えば、こんなのにTHCが入っているわけです。
THCストリップのメリット
THCストリップは医療用途でのメリットが大きな製品です。医療目的で大麻(THC)を摂取する場合、適切な量を適切なタイミングで摂取することが大切です。
THCストリップなら、喫煙摂取のような「吸い過ぎ」や「上手に吸えなかった」ということがなく、常に適切な量を摂取できます。
また、喫煙摂取は呼吸器官へのダメージが懸念されますが、経口摂取のTHCストリップなら、そういった心配もありません。
THCストリップはどこで手に入る?
THCストリップは大麻が合法化されているアメリカの各州の大麻薬局で販売されています。日本の法律ではTHCが違法なままとなっているため、日本国内で購入・所持することはできません。
THCストリップは大麻を凝縮してあるの?
「大麻を凝縮」という言葉がどういう意味なのか私のような輩には理解が難しいのですが、大麻の有効成分であるTHCを抽出し、液体状にしたもの(THCリキッド)から、THCストリップは作られています。
喫煙摂取と異なり、非常に純粋なTHCを摂取することができます。
THCストリップの注意点
THCストリップは見た目だけではTHCが入っているとは気づきづらいものです。子供の誤飲には十分な注意が必要です。
また、経口摂取は喫煙摂取に比べると、ゆっくり作用が始まり・長時間続きます。「ぜんぜん効かないじゃん」と思っていたら、ガツンと効き始めて、いつまでたっても終わらない、みたいな感じです。
購入の際は必ず専門家と相談し、適切な量を自分自身のためだけに使用しましょう。
おまけ:THCストリップはマリファナの代わりになるの?
THCストリップにはマリファナと同じく、大麻の有効成分であるTHCが含まれています。しかし、THCストリップがマリファナと同じように嗜好目的・娯楽目的で使えるのか?については、個人的には疑問が残ります。
THCストリップは「紙」です。メーカーによって、いろいろな味付けがされていますが、ぶっちゃけ食べて楽しいものではありません(すぐに溶けてなくなります)。そして、いきなりガツンと来ます。
なんというか、味気ないのです。
マリファナをタバコ状にしたものは「ジョイント」と呼ばれています。一本のジョイントをみんなで吸い回すことで、その名の通り「つながり(ジョイント)」が生まれます。
かわいい顔をしているのにバキュームカーのように吸いまくる女の子や、なかなか隣りへ回さないネタ乞食、煙を吐きながら女の子に近づいて(女の子は吐いた煙を吸う)そのまま接吻をするエロ親父など、その場の楽しさというのが、実に大切だと思うのです。
THCストリップだと、ペロリと食べて終わりです。
LSDのアシッドペーパーもペロリと食べて終わりではあるけれど、LSDはほかの摂取方法が難しいから仕方ないですが、大麻にはさまざまな楽しみ方があります。
というわけで、THCストリップはあくまで医療用。肺を患っているおじいちゃんが食欲を取り戻すために使うようなものと考えておくのがよいかと思います。
※当ブログ記事は違法行為を助長する目的で作成されたものではありません。それぞれの国の法律を遵守しましょう