最近は日本のニュースをぜんぜん見てなかったので、こんなことになっているとは知りませんでした。
【外部サイト】大麻取締法 新たな罰則検討へ 近く有識者会議立ち上げ 厚労省 | NHKニュース
若者による大麻の乱用が深刻化する中、厚生労働省は取締りの強化について検討するため、近く有識者会議を立ち上げることを決めました。
現在の法律では大麻を使用すること自体を禁じていないことから、新たに罰則を設けるかどうかなども含めて議論する方針です。(上記ニュースサイトより引用)
はい。ぜひ、上記のニュースサイトより全文を読んでみてください。すごく「ちぐはぐ」な文章になっているように私は感じました。
大麻使用罪(仮)とは?
現在の「大麻取締法」では、大麻の所持・栽培・譲渡は禁止されていますが、「使用すること」についての言及はありません。
尻から煙が出るまで吸いまくって交番で紫色の放屁をしても、持っていなければセーフなのです。
しかし、もし「大麻の使用そのものを禁止する」ことになったら、それもアウトとなります。
ちなみに、尿検査をしたときに反応が出る(残る)期間は受動喫煙なら22分、一般的な使用なら7日から10日、ヘビースモーカーは30日とされています。
自宅で検査できるキットも販売されています。
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大麻(THC)の反応だけじゃなく、シャブ反応もLSDもコカインもMDMAも一度に調べられるので、どれだけ出そろうか試してみるのもよいかもしれません。
世界の流れに逆行する動き
大麻をより厳罰化しようというのは、世界的な流れとは完全に逆行するものです。
【外部サイト】CNN.co.jp : 国連、大麻と大麻樹脂を「最も危険な薬物」のリストから除外
また、日本で若年層の逮捕者が増えているのは、彼らの社会的・文化的な環境と「ワキの甘さ」が理由であり、厳しくすればするほど、より悲しい未来になってしまうはずです。
このブログ(扉の先通信)では、各種ドラッグのネタ(話題)をおもしろおかしく書いています。そのおかげでGoogleから目をつけられて(?)、検索ランキングがいきなり急降下させられたこともありました(いまも)。
では、なぜ各種ドラッグのネタ(話題)をおもしろおかしく書くのか・・・
それは、私なりの「やさしさ」です。
令和の時代、マ○コ丸見えの無修正画像を持っていたとしても、何の自慢にもなりません。しかし、私が童貞を過ごした平成の時代では、そんなの持っていたら神!でした。劣化したVHSビデオテープをクラスのみんなで回していました。
「昭和の中坊」を読んだときは、「昭和はもっと大変だったのか・・・」と思いました。
エロが見たい!とか、辛いことから解放されたい!とか、精神世界を探求したい!というのは、人間の根源的な欲求です。だからこそ、我々はここまで生き残ってきました。
規制すればするほど、それを巡る悲劇は増えるのではないでしょうか。もっと当たり前のものとして、バカバカしいものとして、オトナになれば誰でも楽しめるものとして認知されることを望んでいます。
依存性のこともよく想像されているけれど、本当に身体的・精神的な依存性が高いなら、私の大麻株はもっと値上がりしているハズ!!!!!!!!!!
↑株価が上がらなかった理由として「思ったより大麻が売れなかった」と言われる日が来るなんてね・・・。
反対の声を上げよう!
このムチャクチャな動きに反対の意思を表明するため、「Change.org」で署名活動が行われています。
【外部サイト】キャンペーン · 厳罰化は誰も幸せにしない。薬物政策をハームリダクションへ転換を!大麻等の薬物取り締まり強化と『大麻使用罪』創設に反対します! · Change.org
発起人は弁護士の先生方。すでに5,000人近い署名が集まっています。
賛同できるところがあったなら、署名してみましょう。
最後にもうちょっとだけ個人的な見解を。
私は大麻やLSDのような「精神を豊かにしてくれる」薬物の規制には全面的に反対しています。
※「デートレイプドラッグ」のように、直接犯罪につながる薬物はもっと強力に規制すべきと考えています
かといって、「大麻は神の草!」とか「GHQの陰謀によって封印された!」というような意見は、ちょっと苦手です。それはそれで精神依存しているなと思うのです。
完全に合法化したカナダやウルグアイ、ほぼ解禁状態のアメリカやEU諸国を見ても分かるように、大麻を自由に使えるようにしても、実はそれほど社会は変わらないと思います。もちろん、難病の患者さんとか、大麻によって救われる命はたくさんあるけれど、社会システムが大きく変化するようなパラダイムシフトにはなっていないのが現実です(だからこそワイの株価も下がり続け・・・)。
でも、大麻を厳罰化したら、必ず社会に影響が及びます。国内だけでなく、日本を訪問するインバウンドの方々にも影響するでしょう。
そろそろ、厳しさではなくやさしさを軸とした社会に切り替えていきませんか? そろそろ、ねぇ。