もう完全に毎年の恒例行事となりました。2017年も東京都公認の大麻畑「東京都薬用植物園」で大麻草の生長を見てきました!
東京都薬用植物園
- 東京都小平市中島町21-1
- 休園日:毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は、その翌日が休園)
- 西武拝島線「東大和市」駅 下車 徒歩2分
- 無料
最寄り駅は西武拝島線の「東大和市」駅。新宿駅から約40分かかるので、ちょっとした小旅行気分です。平日の午前中ということもあって電車はガラガラ。ボンやりしながら向かいます。
5月に訪問したときにはこんなに小さかった大麻草。約4ヶ月でどのくらい大きくなっているのか楽しみです。
東京都薬用植物園へ到着
東京都薬用植物園は駅から歩いてすぐの場所にあります。この看板もすっかりお馴染みですね。
なんと植物園前には西友がOPEN準備中!
これ、西友でお弁当を買って植物園の中で麻見をしながらほっこり過ごせるパターンじゃないですか。少し歩けば無料の足湯スポットもあるし、ワンダーランド感が高まってきました。
それでは、東京都薬用植物園にノシノシ入園です。
食ってもBADにしかならないことで有名なキチガイナスビ(ダチュラ)なども眺めつつ・・・
二重の鉄柵とブルーシートに覆われた「ケシ・アサ試験区」が見えてきました!
そう。大麻を泥棒等の被害から守るために、かなり厳重なのです。
二重の鉄柵の内側にメッシュ状のブルーシートが張られています(春にケシの花が咲くときだけブルーシートが取り除かれます)。
まぁ、それでも大麻の生長はすごいので・・・余裕で柵を越えているんですけどね。
高さ3mくらいはあるのかしら。アウトドアグロウすごいなー。
緑色が美しいです。
わさわさ・・・
ざわざわ・・・
わさわさ・・・
ざわざわ・・・
完全にグリーンカーテンです。春に植えて夏にこれだけわさわさになるのだから、ゴーヤを育てるよりも日よけに使えそうです。
10月ごろまでは見られるようなので、遠足気分でぜひどうぞ!
ボンやり考えたこと
ちょうど1年前にもここを訪れていました。わずか1年の間にさまざまなことがありました。
大麻による町おこしとして、たくさんの注目と信頼を集めていた智頭町の「八十八や」代表が逮捕され・・・(2016年10月)
医療大麻の解禁を訴えていた高樹沙耶さんが逮捕され・・・(2016年10月)
一方、カリフォルニア州では嗜好用大麻の解禁が住民投票により可決され・・・(2016年11月)
鳥の餌として販売されている麻の種から栽培しようとした人が逮捕され・・・(2016年11月)
長野の大麻村では一挙に22人が逮捕され・・・(2016年11月)
大麻村ブームのあおりなのか「SPA!」であの村が紹介され・・・(2016年12月)
ウルグアイでは国レベルで大麻が解禁され・・・(2017年4月)
KAT-TUN元メンバー 田中聖さんが大麻所持容疑で逮捕され・・・(2017年5月)
ネバダ州でも嗜好用大麻が解禁され・・・(2017年7月)
なんつーか、日本国内では逮捕のニュースばかり、海外に目を向けると解禁のニュースばかりですね。八十八やと高樹沙耶さんのトバッチリを受けて、「やっぱり大麻と関わっているヤツはろくでもない」という風潮になったのも残念でたまりません。
厚生労働省は「大麻栽培でまちおこしはキケンがイッパイ!」というパンフレットまで作成しています。
日本に定着しつつあるCBDオイルも「違法成分であるTHCが検出された」というトンデモ報道で、軽く牽制をかけられたように感じます。
さて、次の1年で世界と日本はどのように変わるのでしょうか。まずはひとりずつが世界の現状と大麻の事実を知って、歪みのない意識になることが大切だと思います。
医療大麻が必要な人に届けられないことはもちろん、世界的な大麻ムーブメントに乗れないのが残念でたまりません・・・
【外部サイト】「有名人を生む無名の男」が語る、ブランドが乗るべき3つの波 – BIGLOBEニュース
私もまたひとつ歳を取ってしまいました。老後がそろそろ心配です。