世間はタピオカブーム・・・原宿には「東京タピオカランド」がオープンし(もうすぐクローズし)、女子の間ではタピオカドリンクを片手に持った自撮りが流行り(ブームの牽引は坂口杏里)、いまや白い粉(覚醒剤)より黒い玉(タピオカ)の方が儲かるというのが世間の常識・・・
ではあるのだが!
サイケデリックカルチャーマガジンを名乗る「扉の先通信」としては、タピオカランドへの潜入取材よりも、こっちへ脚が向かってしまうのであった!
それこそが、マイドお馴染み「東京都薬用植物園」であるッ!
※念のため注:「東京薬用植物園」ではなく、「東京 ”都” 薬用植物園」です
私はココへ、ケシの花が開花して大麻草が植えられる春の時期と、大麻草がグ〜ンと育つ夏の終わりに毎年通っています。2019年・春の模様はこちらから↓
奥の方へ進むと、青い柵が見えてきました。
ケシと大麻草はどちらも法律で規制されている植物のため、栽培スペースは頑丈な柵で囲ってあります。
まぁ・・・大麻草は3m以上の高さに生長しているから、柵を余裕で越えるけどね・・・。
そして、奥にあるアパートは玄関を開けたら大麻草が見えるんですな。いいですな。風向きによってはドキドキだね♡
わさわさ・・・
葉っぱの形がキレイですね。ペシっと叩いて熱湯注いでお茶にしたい青さです。
よーく見るとタネがたくさんできていました。
で。
東京都薬用植物園は東京タピオカランドに比べると地味なスポットです。
写真では大麻草を間近に感じられるかもだけど、実際は柵の向こうなので、触れることさえできません。大麻草を背景に自撮りしたくてもできません。
また、先日の超大型台風でハッパやタネが飛ばされていたら大変だと思って、まわりをグルグル見て回ったけれど、何ひとつ落ちていませんでした(スタッフの皆様お疲れさまです)。
さらに、平日の昼間に植物園にいるのは高齢者ばかりで、女子供は全員さらわれていったのではとパラノってしまうほど(会社員の皆様お疲れさまです)。
でも! 「大麻のハッパってこんな形なんだー」とか、「幹の太さがハンパないねー」とか、「アウトドアグロウってこんなに巨大になるんだねー」とか、大麻草の勉強だけでなく、「何もない空間を楽しむ能力」を鍛えるにはよい場所だと思います。
薬用植物園も、CBDのドリンクを出したり大麻草のかぶり物を作ったりすれば、もっとアピールできると思うんだけどな・・・。
近くにある味噌ラーメン屋も美味でございました。最近この量キツイ。
たぶんもうすぐ刈り取られるので、イクなら早めに! 俺はまた来年の春にも行ってみまーす。
東京都薬用植物園
- 東京都小平市中島町21-1
- 休園日:毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は、その翌日が休園)
- 西武拝島線「東大和市」駅 下車 徒歩2分
- 無料