大麻村って何? その歴史から目的まで徹底妄想!

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「大麻村」という言葉がメディアを賑わしています。分かるようで分からない、大麻村について事情通が妄想してみます。

※画像はすべてイメージ画像です。実際の大麻村とは異なります

大麻村とは

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大麻(マリファナ)を愛する人たちが集まって暮らす地域。または、地域内での大麻好きコミュニティ。大麻は自家栽培していることが多いと思われます。

正式な地名としての「ムラ」ではないけれど、主に都市部ではなく、山間部に作られることが多いために「ムラ」と呼ばれるようになりました。

大麻村の歴史

日本国内で大麻の喫煙が一般的になったのは1960年代、ベトナム戦争からの帰還兵が持ち込んだのがキッカケとされています。

それまでにも日本中に大麻草は自生していましたが、酩酊成分(THC)の含有量が少なく、繊維などの産業用植物としての役割はあったけれど、喫煙には向いていないものでした。現在でも北海道に自生している大麻草は、わざわざ喫煙したいと思うクオリティではありません。

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※日本の法律ではTHCの含有量に関わらず、大麻の所持・栽培が禁止されています。北海道の大麻を刈り取りに行くのは絶対にやめましょう。クソネタでパクられるのはワリに合わなすぎます。

時を同じくして、高度成長期の世間をドロップアウトした元祖ヒッピー(フーテン)たちが新宿を中心に発生しました。彼らは消費社会ではなく精神世界を尊重していましたが、最初は大麻やLSD(当時は合法)ではなく、焼酎と睡眠剤による変性意識体験が主流だったようです。

その後、ヒッピーたちが都市部の一時的なコミュニティから、山間部や離島での共同生活「コミューン」に変化する中で、自家栽培できる大麻が取り入れられていったようです。

日本のヒッピー・ムーヴメントを知る上で欠かせない書籍、「アイ・アム・ヒッピー」によると、1967年に信州富士見高原のコミューン「雷赤鴉(かみなりあかがらす)族」の畑で大麻草20本が摘発されたのが、日本における大麻摘発の第一号とされています。

世界的に拡がりつつある、大麻の合法化ムーブメント。しかし、日本では逮捕される人が後を絶ちません。初めて大麻取締法で逮捕されたのは、いつ・誰なのかをご紹介します。

この時代から続いているという東北の大麻村が、雑誌「SPA!」でスッパ抜かれたこともあります。

SPA!の12月20日号に、激安ヘルスとともにこんな記事が紹介されていました。

記事の内容があまりに具体的すぎて、どうなることかと心配しています。

「大麻村」という言葉が一気に意識されたのは2016年の11月。長野の大麻コミュニティにおける一斉検挙でした。

大麻を栽培・所持していたとして22人が一斉に逮捕されました。大麻は罪の意識がなくなりやすいドラッグです。法律があることを忘れないようにしましょう。

「限界集落に移り住んだ集団が大麻を栽培していた」ということで、同じように全国へ移住している人たち(イケダハヤト氏とか)が色眼鏡で見られないことを願います。イケダハヤト氏は金回りもいいみたいなので心配です。痩せすぎていたり、どれだけ叩かれても前向きでいられたりするのも、別のものを使ってないかと心配しています。

どうして大麻を栽培するの?

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さて、大麻村ではなぜ大麻を栽培するのでしょう。それは、大麻がたくさんの可能性を持っているからです。

娯楽として
大麻村の多くは過疎地域にあります。都市部のような娯楽施設や風俗サービスがありません。そんな環境だと、大麻でも吸ってなきゃ生きていられないという厳しい現実があるのかもしれません。

代替医療として
大麻は偏頭痛や身体の痛みを和らげてくれるメリットがあり、ほかにもさまざまな疾病に有益であるとされています。すでに海外では、大麻成分を有効活用した製品が多数登場しています。

精神鍛錬として
大麻を使用すると、自分の精神世界に深く入り込めます。瞑想のメリットも実感しやすくなります。大麻が「ラブ&ピース」の象徴なのは、そのようなことが理由なのでしょう。

コミュニティ作りとして
大麻はひとりで喫煙するより、みんなで輪になって吸っている方が楽しいです。ふだん以上に音楽や料理や会話を楽しむことができます。アルコールのように、酔って暴れ回ることもありません。みんなで吸って楽しんでザコ寝で朝を迎えるのは、映画「TED」にも登場している青春の1コマです。

食料として
大麻の種子は栄養価の高いスーパーフードとして人気です。もっとも、娯楽目的で大麻を栽培するときには種子ができないように(受粉しないように)気をつけながら栽培されるので、あくまで副次的な食料だと思われます。

さらに、大麻草に熱湯を注ぐと、手軽に大麻茶(ヘンプティー)を作ることができます。緑茶にも似た優しい味わいで、ほっこりとした気分になれます。

イギリスでは大麻茶用の葉が合法的にアマゾンなどで販売されています。

換金作物として
警察が発表する末端価格のデータによると、大麻は一般的に1g 4,000円程度で販売されています。大麻草は一株あたり150gの収穫が見込めるため、約60万円という大金が手に入ることになります。

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屋外の栽培では二毛作や三毛作は難しいけれど、室内栽培とは違って電気代などのコストを大幅に削減できます。お米が5kgで2,000円程度と考えると、大麻は非常に換金性の高い作物です。

※もちろん、栽培・所持・販売は法律違反ですし、単純所持に比べて罪が重くなることが多いです。

全国の大麻村について

かつて存在していた雑誌「BURST HIGH」では、読者が栽培している大麻畑の写真投稿コーナーが人気でした。「ウチの近所は田舎なので誰も気づいてないでーす」みたいなコメントとともに、ワッサーと育った大麻草が誌面を賑わせていました。

西暦2001年、「BURST HIGH(バースト・ハイ)」なる雑誌が登場しました。いろんな思い出があるので、紹介します。

また、奄美大島で伝統的に栽培されてきたという「Shiatsu Kush」も、海外で一流の大麻ブランドになっています。

※奄美大島+指圧ということで、ビッグダディの関与が疑われています。美奈子さんが初登場したとき、「ラスタベイビー」というハデなハッパ模様のパーカーを着用していたのが忘れられません。

さらに、都市伝説として「ムツゴールド」も根強い人気です。

ムツゴロウ氏は大麻栽培免許を持ち、自ら開発した「ムツゴールド」なる品種はカンナビスカップで入賞するほどの実力らしい・・・というウワサの真相を調べてみました。

私たちが想像する以上に、日本中に大麻村が存在しているのかもしれません。

終わりに

居心地のよいコミュニティの中にいると、世間とどんどんズレてしまうことがあります。

大麻を吸った後のパイプをテーブルの上に置きっぱなしにしていたり、自称「○○の友人」という、誰だか分からない人を自宅に招いてしまったり。

しかし、日本は法治国家です。法律の範囲内に生きるしかありません。

これ以上、悲しい事件を増やさないためにも、たまには身の回りを整理してみるのもよいと思います。

ちなみに、薬物関連だと「おとり捜査」が行われる可能性もありますよ、と。

女優・沢尻エリカさんがMDMA(エクスタシー)を所持していたという疑いで逮捕されてしまいました。