西暦2001年、「BURST HIGH(バースト・ハイ)」なる雑誌が登場しました。
「ハイ」の名前のとおり、誌面の多くはマリファナ関連の内容になっていて、書店で立ち読みするのもドキドキする一冊でした。ほかには人体改造や死体など、どこから開いても気まずかったのを覚えています。
アメリカがイラクへ侵攻し、戦争が行われていた時代でした。このころはベポライザーではなく、ボングで吸っていましたね。USBで充電できるベポライザーは便利・・・。
海外マリファナ旅行スポット・トップ10特集。現在ではアメリカのいくつかの州で大麻が解禁され、フリーペーパーの裏の方はマリファナショップの広告だらけになっています。誰でも気軽に吸える時代になったものだと思います。オランダ行くより安いし、英語通じるし。
これも持ってたな。2004年のころなので本屋で買ったのだと思うけど、たぶん裏返してレジに出したのでしょう。付録がローチという気の利きよう。バースト・ハイは紙質も上質でした。
これ持っていなかった・・・。森山大道がどんな感じだったのか気になる。
大麻解禁運動・マリファナ・マーチが日本中で盛り上がっていたころですね。2004年のマーチ、俺も行っていたような・・・。
「イギリスで法改正 マジック・マッシュルーム解禁!」って書いてるけど、そうなんでしたっけ・・・。マジック・マッシュルームは本当に素晴らしい存在だと思います。あの体験があったからこそ、いまも生きていられるように感じます。
ホームグロウ 超簡単マニュアル、ジャンキー覆面座談会 DRUGトラブルの回避と対処法というナイスな特集が組まれた10号。
まだまだたくさんあるので、ほかにも気になる方はアマゾンあたりで検索してみましょう。
【外部サイト】Amazon.co.jp: バースト・ハイ: 本
当時、バースト・ハイの出版元であるコアマガジンの「スーパー写真塾」というエロ本で対談させてもらったり、「TRANSIT」の前身である「NEUTRAL」にちょろっと書かせてもらったご縁で、一度だけバースト・ハイの編集部へ遊びに行ったことがあります。
「この内容だと出版するの大変じゃないですか?」と聞いたところ、「まぁ大丈夫なんですけど、家庭菜園コーナーだけはいつも電話かかってきますね」と教えてもらいました。
そう、バースト・ハイには読者投稿コーナーとして、日本中で栽培されている大麻畑の写真を紹介するページがあったのです。
「ナス畑の裏で栽培していますが、ウチの方は田舎なので誰も気づいていません」なんていうコメントとともにワッサーと育てられている様子は、なんとも平和でノンキで、いい笑いのネタにさせていただいていました。
バースト・ハイは2008年ごろに廃刊となりましたが、まだまだ中古市場で入手が可能です。
いまの時代、すべての情報をインターネットから入手しているという人も多いと思います。だけど、インターネットって気がついたら「知っていることを知る」ためのメディアになったように感じます。
ちょっと例えが難しいけど、たとえばエロい画像を探したいときに、自分のボキャブラリにあるだけのエロワードを入れて検索するけど、そもそも知らないものにはリーチすることができません。
だけど、本屋に並んでいる雑誌はそういう限界を簡単にブチ破ってくれます。まったく知らない世界へ突然誘ってくれます。
バースト・ハイみたいな雑誌がまた復活してくれたら・・・WEBマガジン「バースト・ゼロ」の更新も待ってます!!!!!!!!