驚きのニュースがやって来ました。鳥の餌用に販売されている「麻の実」から、大麻を栽培していたというのです。マジか!
【外部サイト】大麻:鳥の餌「麻の実」湿らせ栽培 京都の男起訴 – 毎日新聞
起訴状によると、妻と共謀して今年3~9月、自宅で水にぬらしたキッチンペーパーで大麻種子を包んで発芽させ、大麻草1本を植木鉢に移植して栽培したとされる。
山科署によると、逮捕後の調べに「処理が不十分な麻の実があるとインターネットで知り、今年1月にホームセンターで購入した。約2カ月後に発芽に成功し、新芽を摘み取って4、5回吸った」などと供述したという。
(上記ニュースサイトより引用)
ご存知の通り、「麻の実」は大麻の種子です。鳥の餌や七味唐辛子の薬味として身近に使われているし、ちょっとオシャレに「ヘンプシード」という呼び方で栄養価の高いナッツとしても人気です。
これらの「麻の実」は、大麻として栽培できないように処理が施されているため、今までの通説ではどれだけやっても発芽しない、サイケデリック中二病がこじれてやってしまう愚行と見なされていたのに・・・
発芽できたと!!!!!!!
(こちらの画像は東京都薬用植物園で合法的に栽培されている大麻草です)
・・・ただまんこ れ、発芽はしたけど成長はしなかったんじゃないかと思います。なぜなら、報道されている「新芽を摘み取って4、5回吸った」という供述が、なんとも不思議なのです。
マリファナの有効成分「THC」が多く含まれているのは「花」の部分であり、それ以外の部分を吸ったところでほとんどメリットはありません。新芽を大切に育てて花を咲かせるのではなく、なぜ未来を捨てて新芽を摘み取ったのかと・・・。
ひょっとしたら、「キマらないな・・・」とかボヤきながら新芽を吸っていたのでしょうか・・・。そうだとしたら悲しすぎる・・・。
日本の法律では、どんなクソネタでも「大麻を栽培した」とか「大麻を所持していた」というのは禁固刑の対象となります(罰金刑では終わりません)。含有されているTHCの量なんて関係ありません。十把一絡げにハッパはダメなのです。
超ブランドものの大麻種子でも、鳥の餌でも、発芽させた瞬間から犯罪となります。
大麻の合法化は世界的なムーブメントです。いまや、カナダもアメリカも大麻がどんどん合法化されています。
日本で大麻を育てたり所持していることのリスクは、本当にバカらしいです。日本では大麻は完全にタブーな草なのです。忍者が飛び越えていたものも、昔は麻だったのに今ではヒマワリです。
良識ある皆様、日本国内で大麻を所持・栽培するのは絶対に止めましょう。
繰り返します。今の時代、日本で大麻を育てたり所持していることのリスクは、本当にバカらしいです。日本国内で大麻を所持・栽培するのは、ダメ!ゼッタイ!