USBで充電できるデジカメPICK UP【2015年・秋】

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USB電源から充電ができるスマホが主流となり、モバイルバッテリーも大容量化が進んでいます。その流れに合わせて、USB電源で充電可能なChromebookまで登場。

そこで今回、USB電源から充電が可能なデジカメを集めてみました。モバイルバッテリーから充電できたり、専用の充電器が必要ないのは便利です。荷物は少しでも減らしたいですよね。

※デジカメによっては専用のUSBケーブルを使用するものがあります。スマホはほぼ全部汎用のマイクロUSBケーブルで充電が可能なので、デジカメもそうして欲しいところです。また、出力が小さいUSBアダプタ/モバイルバッテリーだと正しく充電されない恐れがあります。

コンデジ編

まずはコンパクトなレンズ一体型のデジカメから。「スマホで十分」と思いつつ、やっぱり専用機は写りが違います。

光学83倍・2000mm相当の超望遠ズームで話題になった「NIKON COOLPIX P900」。光学83倍あると、満月のクレーターにまで肉薄できます。Wi-Fi内蔵、バリアングルモニター搭載など、2015年の流行スペックを押さえています。そこまでズームが必要ないという場合は、60倍ズームの「COOLPIX P610」でもよいと思います。

マイクロUSB充電を積極的に取り入れているソニーの4K動画対応・8.3倍ズームのコンデジ。センサーサイズが1インチと、コンデジとしては大きなサイズを搭載しているので、美しいボケが期待できます。35mm判換算で広角24mm~望遠200mm、全域でF2.8の明るさのレンズだから、オールマイティに対応できそうです。

APS-Cサイズ相当の大きなイメージセンサーを搭載し、コンデジを超えた高画質で人気のリコー GR II。ズームのない単焦点レンズなので、使う人を選びますが所有する喜びも大きいと思います。Wi-Fi内蔵で便利になりました。

1秒間に60枚の高速連写機能で新次元の体験ができるカシオのフラッグシップ機。広角側F2.7~望遠側F6.0の28-300mmレンズ、Wi-Fi搭載、バリアングルモニターでの自撮りに美肌モードなど充実の内容。マイクロUSBで充電できるのでどこへでも連れて行けそうです。

クラシカルなデザインに光学24倍の望遠レンズと、強力な光学式5軸手ぶれ補正を搭載。センサーサイズが小さく、レンズも広角側F3.0~望遠側F6.9と明るくないのでボケ味は期待できないけれど、手軽にオシャレに持ち歩けそうです。ブレないというのはキレイに写せる以前の基本的な要素なので、光学式5軸手ぶれ補正は便利です。

コンデジでは大きな1インチサイズのセンサー搭載し、4K動画に対応したプレミアムコンパクトカメラ。最大960fps(40倍)のスーパースローモーションで、牛乳をこぼしたときにミルクの王冠が撮影できます。光学2.9倍ズーム(24-70mm)と実用最低限なズーム領域なれど、広角側F1.8~望遠側F2.8と明るいレンズでボケ味も期待できます。

2/3型センサー、光学式4倍ズームで広角側F1.8~望遠側F4.9という明るめのレンズと、富士フイルムならではのスペック以上に美しく見える画像処理技術。軽量・薄型ボディに世界最速AF、高速起動で、旅カメラに最適だと思います。あとはGPS機能(位置情報記録)があれば完璧ですね・・・。

光学30倍ズームなのに驚きのコンパクト。光学式手ぶれ補正も搭載しているのでズームにしても安心です。デジタル一眼カメラα7シリーズでも使われている「ファストインテリジェントAF」と、被写体が動いてもピントを合わせ続けられる「ロックオンAF」を搭載しているので、動き回る子供の撮影にも強そうです。レンズは広角側F3.5〜望遠側F6.4とふつうのスペック。

コンデジ 個人的なまとめ

光学83倍ズームのNIKON COOLPIX P900はいろいろ楽しめそうだと思いつつ、ボディが巨大なので毎日持ち歩くにはちょっと微妙。実はカシオのEXILIM EX-100Fはいろんなバランスがよさそうだなと思いつつ、オリンパスのSTYLUS SH-2の安さとルックス、24倍ズームと強力な手ぶれ補正も魅力的。近くのものメインならフジのXQ2が間違いのない選択で、それより高くなるけどソニーのWX500はAFが強そう・・・

うーーーーん、

  • 光学ズームが弱いものはスマホのカメラとあまり変わりがない
  • 大きすぎるのは毎日は使わなそう=結局使わなそう

という点から、オリンパスのSTYLUS SH-2が気になります。ちょっと意外な選択肢でした。ソニーのWX500はAFが強そうなので、もう少し安くなったらいいなと思います。

デジイチ編

それでは次に、レンズが交換できる「デジタル一眼レフカメラ」を見てみます。こちらはほぼソニーしかありません。

フルサイズのセンサーを搭載したフラッグシップ機もUSBから給電が可能です。最高ISO感度409,600というケタ違いの性能で、暗所でもノイズの少ない高画質撮影ができます。

APS-Cサイズのセンサーで世界最速のAF搭載で動きの激しい被写体でも切り取るような撮影が可能。ダブルズームレンズキットは16-50mm F3.5-5.6と55-210mm F4.5-6.3のレンズが付属していて、16-50mmレンズはとてもコンパクトサイズなので日常使いがしやすそうです。

α6000と同等の機能ながら、ファインダーが必要なければお手軽なこちらで。

デジイチ 個人的なまとめ

選択肢がないので、その価格と性能を求めるかどうかという結論になりますが、AFが優秀なα6000は非常に気になります。ミラーレス一眼のAF、遅くはないけど狂いやすいですからね・・・。

USBで充電できるカメラがもっと増えることを願っています!