ローランドのアシッドベースマシン「TB-303」のクローン「TT-303」で有名なCyclone analogicが、「TT-606」という新しい製品を開発しているようです。
この名前は・・・どう考えても・・・ローランドのドラムマシン「TR-606」のクローン!!!!!!!!!
Cyclone analogic Official Store
http://www.cyclone-analogic.fr/en/
Cyclone analogicのサイトにはTT-606の掲載はありません。しかし、すでに発売されているTT-303のマニュアルには「TT-606の音声出力をつなげるための端子」というような表記が含まれており、TT-606が控えていることは間違いないようです。
さらに、テクノDJ Cari LekebuschのFacebookには実機と思われる写真が・・・!
big thanx to the kind wizards at Cyclone – giving me this awe instrument! soon to be released – the TT-606, juicy…
オリジナルのTR-606と比べると、縦幅が短くなってスッキリした印象です。TT-303はTB-303と筐体サイズも同一だったけど、606はオリジナルを踏襲しつつ、扱いやすくしてあるようです。
上部にズラっと並んだツマミはオリジナルより2つ多く、「RIM SHOT CRAP」と「TONE」と書いてあるようです。さらにパラアウトが標準となっているそうで・・・うーんこ れは気になる!
TT-303と組み合わせれば、こんなこともできるってことで。
※ただ、TT-303とTT-606だと筐体の縦幅が違ってるぽいです。
先日、本家ローランドもTR-909とTB-303をデジタルで再現した新しい製品を発表しました。
Roland ローランド / TB-03 Bass Line ベースライン《予約注文/11月下旬〜12月下旬入荷予定》【送料無料】
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↑この、オールドルーキーが泣いて喜びそうな外観に、ふたつでちょうど10万円という価格設定、思わずポチりそうになったのですが、賢者モードになったときによく考えてみたら、本家ローランドのは「ソフトウェアシンセ+コントローラーとしてのツマミ」でしかありません。本物のアナログが持っている雰囲気の再現がどこまでできているのか、実機を触ってみないと判断できません。
しかし、TT-303とTT-606であれば、まごう事なきアナログです。
Cyclone analogicのサイトでTT-303が在庫切れ表示になったままなのが少々気になりますが(このまま販売終了とかないよね・・・?)、TT-606の正式発表を待っています!!!!!!!!!