インターネットを使ったバイラル・マーケティングがおもしろい方向に向かっていますね。
※下記の1と4は推測であり、私の想像です↓
- 10年近く前に製作された低予算の映画を再度売り込みしようと考えたとき、「政府やメディアの圧力で上映できないってことにしようよ!」と閃いた人がいて
- それまではオフィシャルサイトのYouTubeで全編見えてた動画も全部消して
- 「この映画はヤバイから気をつけてね」みたいな渡辺文樹の手法で宣伝して
- 箔を付けるためと撒き餌として動画サイトへたまにUPして→自動で削除されると「ほら、削除されたでしょ」みたいなのを繰り返していたら・・・
- 数多いインターネット民が、ガンガン勝手に動画サイトへUPし出した!そして彼らは罪の意識が一切ない!「世界を目覚めさせるために、いいことしてますよ」という状態!!!!!!!
・・・これ、おもしろいですね。こういったマーケティングをしてしまったから、権利者も「それ、ウチの利益を侵害するからやめてくれ」と言いにくそうですよね。UPしている人にとっては「え?だってオタクで公開したら圧力かけられるでしょ?だから私が公開してあげているのよ」みたいな意識なわけだし。
このサイトでも「美しき緑の星」が見られるURLを共有してきましたが、「私がUPしました!ここからダウンロードしてね!」というのをFacebookなどで実名で公表するのは・・・違法アップロードしたことを公表しているのと同じなのでやめた方がよいかと思います。たとえそれが、あなたが考える世界を救う方法だったとしても、権利者に無断で著作物をUPし、著作権を侵害しているという事実は事実なのですから。せめて匿名で上げて「ここにあったよ」くらいにしときましょう。
【関連】「美しき緑の星」の日本語字幕版を見た【動画リンク付き】
今回からの教訓。陰謀論はほどほどに。撒き餌をしてもダウンロードはできない状態にして、UPするのは権利者だけにしておくべき。「いいこと」をしていると信じているときに罪の意識はない。