「アカシア茶が輸入規制されそうだ」という話を教えてもらいました。
アカシア茶ってなんじゃらほい?と言いますと、アカシア(植物)から作ったお茶で、「オーロリクス(Aurorix)150mg」のようなMAO阻害剤と一緒に飲むとDMTを摂取したときのようなサイケデリックな体験ができるとかできないとか・・・
詳しい話は「アヤワスカアナログ」の研究を行っている青井堂さんのサイトにて。情報満載です。
【外部サイト】アカシアで ”アカワスカ” 試しました。 – 薬草協会
・・・まぁ、国民の健康を守る立場の人からすれば、変性意識を求めすぎて精神をブっ壊されるより、地味に地味に生きてもらってタバコと酒をガンガン買って納税してもらう方がありがたいのは分かるけど・・・
90年代末期の、いわゆる「第三次薬物汚染」を体験した私としては、最近の若者から「変性意識を体験してみたいけど何かないスか? マゲオさんの時代はよかったスね」と言われるのが本当にツライというか・・・スマンというか・・・いまや笑気ガスすら危険ドラッグ扱いだし・・・
変性意識を求めるのは人間の好奇心として当然のことだと思います。では、法律でガチガチに縛られてしまった2010年代末期にはどういう方法があるかと考えてみたら・・・「ナチュラルハイ」はそーとー進化しています。
たとえば「ULTRA JAPAN」のような音楽フェスはチョーすごいです。超一流の音響機材からの爆音、レーザーアート、極彩色のVJ・・・まさに、サイケデリックバイオレンスクライムオブビジュアルショック。EDMという音楽のジャンルの常にピークタイムのようなMIXをするDJも、「フロアの一体感」や「音楽による意識の解放」にはバッチリ。
これが90年代末期であれば・・・公園に発電機とスピーカーとDJ機材を持ち込んで勝手に音を出し、20人くらいでワッサワッサと踊るのが精一杯。サイケデリックトランスという音楽のジャンルはヘタしたら一晩かかってようやくピークに到達するようなMIXなので、DJとクラウド(客)は「どっちが先に倒れるか」くらいの根性比べ状態。「フロアの一体感」や「音楽による意識の解放」のためには別のアシストが欲しくなることもありました(個人の見解です)。
私はもうおっさんなのでやらないけれど、フェスで「ウェーイ!」ていうパリピとか、ビキニでKandiをジャラジャラ付けてる女の子とか、本当に楽しいと思うのです。そもそもパーティーシーンにかわいい女の子が来ていることさえ奇跡です。その事実だけでアガってしまいます(股間が)。
大麻を吸ったときと同じくらいに高音質な音楽を聞きながら、MDMAを飲んだときと同じくらいに魅力的な女の子たちを横目で見つつ、LSDを食ったときと同じくらいにサイケデリックなヴィジュアルアートに酔いしれる・・・
それが2010年代末期の日本における変性意識体験のもっともお手軽な方法ではないでしょうか。
あとは本当に海外旅行が身近になったので、合法的に使用できる国へ行くのがよいと思います。「Bud+Breakfast™」のような宿も登場しています。
もし、アカシア茶のようなサイケデリクスを摂取するのであれば、「サイケデリック体験の先に期待するもの」を考えておいた方がよいと思います。レクリエーションのつもりでうっかり大量に摂取してしまうと精神を破壊しかねません。
また、摂取するなら完全に安全な場所を用意しましょう。サイケデリクスそのものの作用で死んでしまうことは吐瀉物が気道につまったときくらいですが、飛び降りたり飛び出たりコンビニへ駆け込んだりナイフで両目を突き刺したり・・・というのはよく聞いた話です。
どうか、よい旅を。