10月17日追記
なんだか追記ばかりの記事になってきました。
株式会社 八十八やの代表が、大麻の不法所持で逮捕されました。
心底ガッカリしましたヽ(#゚Д゚)ノ┌┛
8月29日追記
7月3日にポストしたこの記事と同じ画像が、「安倍家(安倍総理)専用の大麻畑に夫人が訪問した。大麻は陰陽道の儀式で使われる」という内容で某ブログ(すでに削除済み)に掲載され、一部で炎上しました。この内容の根拠は一切存在せず、明らかなデマ/SPAMです。元ネタを書いたブログはすでに削除されています。
記事内にある大麻畑は鳥取県智頭町の「株式会社八十八や」が、大麻栽培免許を取得して、酩酊成分(THC)を含まない産業用大麻(ヘンプ)を合法的に栽培しているものです。こういった合法的な栽培は東京都内でも行われており、誰でも訪問可能です(私も行ったことがあります)。
【関連】東京都公認の大麻畑に行ってみた【2015】
安倍昭恵さんは「森のようちえん」など、特徴のある智頭町の取り組み全般に興味を持って訪問されています。
違法に栽培されているものを見ているわけでもないし、安倍家で使われるものでもありません。事実を客観的に見て判断してください。顛末もまとめました。
【関連】安倍家の大麻畑デマ炎上
安倍政権の政策に不満があるからといって、個人の人格に言いがかりをつけて否定するような幼稚なやり方ではなく、恥ずかしくない方法で政治を変えていきましょう。
以下、過去のポスト
産業用大麻(ヘンプ)の復興に取り組んでいる鳥取県智頭町の大麻畑へ、安倍総理の夫人・安倍昭恵さんが訪問され、その様子をご自身のFacebookへ投稿していました。
※鳥取県智頭町で栽培されているのは産業用大麻(ヘンプ)であり、嗜好用大麻(マリファナ)とは品種が異なります。栽培は大麻栽培免許を取得して行われているため、違法ではありません。
※安倍昭恵さんの行動はかなり自由なので、安倍総理や日本国政府の意向とは関連がないと思われます。
安倍昭恵さんのFacebookより
なにかと叩かれることの多い安倍総理ですが、夫人は「家庭内野党」を公言しており、非常に柔軟な考えを持った方のようです。
私は大麻解放の活動家でもないし、大麻取締法が日本を貶めるためにGHQが押しつけた法律だとも考えていません。神話の中に「酒を飲んだ」という話はいっぱい出てくるけど、「大麻を喫煙した」というのは全く出てこないし、そもそも日本の大麻はTHCが少ないし、日本には喫煙使用するカルチャーがなかったのだと思います(喫煙の歴史についての参考文献があればご連絡ください)。私が知る限り、大麻取締法で初の逮捕者が出たのは1960年代に入ってから、ベトナム戦争の米兵が大麻の喫煙方法を日本に伝えた後です。
日本において、大麻を嗜好用のマリファナとして全面解禁することには懐疑的です。
その一方で、大麻を産業用に使えば栄養価の高いナッツや油が作れるし、さまざまな素材の原料になります。
さらに、酩酊成分であるTHCを含まない「CBDオイル」はリラクゼーションや医療目的での利用が拡がっており、日本国内でも合法的に購入・所持・使用が可能です。
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【関連】CBDオイルとは
智頭町と株式会社八十八やの取り組み方はとても素晴らしいと思います。偏見なく私的に訪問した安倍昭恵さんの行動力も素晴らしいと思います。
たくさんの苦労があったのだと思います。これからもすくすくと安全に育ち、ヘンな攻撃やヘンな思想家に踏みにじられずに、新しい未来を切り開いてくれることを願っています。
【外部サイト】大麻ぐんぐん成長 智頭で収穫ピーク | 日本海新聞 Net Nihonkai
※ちょいと話がズレますが、「ラブでピースな大麻を解禁」とか言っている人たちのTwitterが、ウラでものっすごい荒くれた口調で誰かを攻撃しているの見ると、なんだかなーと思うのですよ。
もうひとつ8月30日追記
突然なぜかバズっているんで繰り返しておきます。
大麻は品種によっては「マリファナ」を作ることができる、危険な存在です。だけど、適切な品種を適切に使えばとても役に立つ可能性を秘めています。そのことをちゃんと理解して、偏見を覆して「町おこし」的に大麻栽培へ取り組む鳥取県智頭町と「株式会社八十八や」を私は素晴らしいと思い、そう書きました。
また、総理夫人という立場でありながら、情報をちゃんと理解するために現地へ訪問した安倍昭恵さんの行動力も素晴らしいと思い、そう書きました。
どちらも、「正しく知ること・知ろうとすることは大切だよね」という主張です。
↑笑い飛ばすのも大事だけど。
情報を歪ませて、「違法なマリファナ畑に総理夫人が訪れた」とか「安部家はマリファナを使っている」、「総理大臣だから違法なものでも大丈夫」と貶めようとすることや、「マリファナ解禁の第一歩」と、余計な願望を乗せることは、たくさんの人の思いに対する冒涜だと考えます。
「扉の先通信」には大麻をテーマにしたポストがたくさんあるんで、見ていってくださいませ。
【関連】「大麻」カテゴリの記事一覧
12月10日追記
いまごろになって雑誌「SPA!」でも取り上げられていました。内容は退屈なものでしたけど、一般誌に載ったということで何かが拡がるかもです。