「扉の先通信」でも7月に紹介した、鳥取県智頭町の大麻畑を訪問した安倍昭恵さん(以下アッキー、安倍総理夫人)のお話。いまごろになって雑誌「SPA!」が取り上げていたので読んでみました。
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アッキーは巻頭グラビアページと中盤のモノクロページという二部に渡って登場。なかなかの注目度です。内容は「大麻は有用な植物で捨てるところがない」とか「縄文時代から使われてきた」というものから、「日本人の精神性を恐れたGHQが封印した」とかの際どい話まで、ある意味優等生な、ある意味どっかで読んだことがある退屈なものでしたが、そういうのが「SPA!」のようなサラリーマン向け一般誌に載ったというのは快挙なんでしょうか。いつものようにヘンプオイルで走る車の話のために中山康直さんも登場。
以前より、アートとか音楽の世界では「アッキーはすごく理解があって、先進的な考えのいい人だよ」と話題になっていたし、コメ作りや酒作りなど日本の伝統産業に造詣が深かったので、大麻を学んでみようというのも自然な流れだったようです。
「私も大麻栽培の免許を取ろうと考えた」という爆弾発言の裏に、免許の取得がとても難しい現実への問題提起も含んでくれていたらいいなと思いました。
ただ、誌面全体に漂うスピリチュアル感と「精神的にも物質的にも日本人のシンボルとも言える大麻は日本の国草と言えるのでは?」という結びは、個人的には疑問でした。国草って言葉はいつから誕生したんだろう・・・。ヘンに精神世界と結びつけるのは、せっかくの一般誌なのに拒絶反応を誘発させそうな気がします。サラリーマンが読む雑誌なんだから、精神論より「あなたも大麻で脱サラ!」とか「ヘンプフードで脱メタボ!」とか、そのくらいしょーもない方がよかったのでは。「仕事のストレスはCBDオイルで解消!」とか「映画TEDのヒットを受けて、大麻に詳しいと女の子にもモテる!」とかさ。
まぁ、このままどんどん認知が拡がって、「鉄腕!DASH!!」でTOKIOが智頭町の大麻畑を訪問して、リーダーがいつもの調子で「この土は大麻に向いてますね」とかうっかり発言してヘンな疑惑をかけられる・・・みたいな未来を期待しています!
「SPA!」の記事でもうひとつだけ気になったのは、アメリカの大麻解禁事情や医療大麻のことが紹介されていた中にCBDオイルの話も登場し、「いろいろ有益だが、日本への輸入・所持は厳禁」というようなことが書かれていたこと。産業用ヘンプの茎や種から抽出して作られた「CBDオイル」は日本でもふつーに売ってるし、問題ないものですので!!!!!!!! そこだけ。
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※「SPA!」の巻頭グラビアページまでなら、アマゾンの「なか見!検索」でも閲覧可能です。