夫を突然失ってしまった普通の主婦が、ふたりの子供との生活を支えるために「マリファナの売人」として奮闘する、アメリカで放送されていた大麻ドラマ「Weeds」。
長いこと気になりつつ、字幕付きDVDとかのパッケージにもならないし、地上波ではさすがに放送されないし、どうしたものかと思ったらインターネット動画配信サービスの「Netflix」で見ることができました。
Netflix
※字幕や吹き替えナシの英語版で大丈夫なら、パッケージ化されています。
Weeds ママの秘密
アメリカの郊外の平凡な町に住むナンシーは、夫を亡くし2人の育ち盛りの息子達を一人で養う事に。
周りの友達はPTAや週末の子供のサッカーの練習に大忙し。
そこでナンシーが選んだ仕事とは・・・。
訪問販売なんかではなく、なんと・・・!
小さな町で人づてに広がり、彼女の商売は大繁盛!
引用元:ドラマ Weeds~ママの秘密 シーズン1 | BS11
いや〜〜〜〜、日本語の番組紹介の「浅さ」がスゴイですね!麻についてまったく触れていないこの浅さ!日米の意識の違いにガクブルします。
すごく雑にあらすじを紹介すると、夫を突然失ってしまった上流家庭(家にメイドがいたりプールがあったり)の主婦・ナンシーが、生活のためにマリファナの密売を行い、いろいろとスッタモンダ(吸ったもんだ)がありましたというヒューマンドラマ。
ネタがネタだけに喫煙シーンやネタが登場しない回はないし、ラリパッパになっているところをコメディタッチで描写したシーンもたくさんあります。
アメリカは大麻の解禁が進んでいるというのは知っていたけど、こうやって改めて見ると一世代くらい早いと感じました。大学の構内でパイプを回して笑い合ったり、16歳の長男がMDMA(エクスタシー)でノリノリになって警察と一緒に帰宅しても「シラフになったら叱りつけるからね」でおしまいだったり(警察は自宅へ見送るだけ)。
ウチの母親だったら、俺が16歳でMDMA食って「お母さん、美しいね・・・」なんて言って抱きついたら仰天されるだろうな・・・。ずいぶん前にMDMA食ったとき、ブサイクだった女の子がどんどん可愛く見えてきて大変でした。手を出したら逃げられなくなると思って必死に耐えました。
大麻の「密売」は禁止されているのでナンシーもたびたび危ない目に遭うのですが・・・えーと、なんかその「危ない目」は色仕掛けで乗り越えていることが多いような・・・(縄張り争いで圧力をかけてきた別の売人とは激しくセクロスして仲間になる、ブツを没収した大学の警備員を仲良しの黒人がボコボコにして取り戻す、たまたま寝た相手がDEA(アメリカ麻薬取締局)勤務で自分の素性がバレたけどヤリ続けることで見逃してもらう・・・)。
未亡人、なかなかやりますな・・・!喫煙シーンの次にセクロスシーンも多いです。
このドラマは2005年から2012年にかけて放送されていました。ちょうどアメリカで大麻解禁の気運が高まった時期と重なります。
うーーーん、日本でもこういうメッセージ性の強い娯楽ドラマが作られますように!
Netflix、最初の30日は無料で利用できるから30日以内に見まくるというのもアリだと思います!
続編はキノコ栽培農家をテーマにした「Shroom」をお願いします!!!!!!!!