DJI Osmo Pocketを買った【レビュー】

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手持ちでもヌルヌルとした動画が撮影できる「ジンバル」。旅動画のクオリティが俄然UPするので、私も「DJI Osmo Mobile 2」というジンバルを持っていたのですが・・・

ぶっちゃけ、これ巨大でした(過去より小型化はされているのだろうけど)。

人を殴ったら頭蓋骨が陥没しそうな重さで、太さも素人さんではお尻に挿れられなさそうなモノ。

なんかもっと小型化すればいいのになーと思っていたら・・・「Osmo Pocket」なる新製品が登場したので、メール告知初日に予約して購入しました!

DJI Osmo Pocket

https://store.dji.com/jp/product/osmo-pocket

これはなに?

  • DJI史上最小の3軸スタビライザーを搭載するビデオカメラ(静止画も)
  • 4K 60fpsの高画質
  • Micro SDカードに動画を保存
  • 別売りアクセサリーを追加すれば外付けマイクも装着可能

DJI Osmo Pocket 外観

それでは、外観から見ていきましょう。

えーと、箱・・・ちっさ!!!!!!! 女子校生がチマチマ食べてそうな弁当箱くらい小さいです。

くぱぁ。箱の中はなんともシンプル。

本体。これがジンバル+カメラとは・・・。ICレコーダーとか中型ディルドくらいのサイズ感です。本体にある物理ボタンは丸いふたつのみ。

裏面。シンプル。

底面。充電はUSB-Cから。よくあるMicro USBではなくて、USB-Cです。Mac Book Proのアダプタから充電してみたところ、きちんと充電できました。

ストレージはMicro SD。値段も安いし、いっぱい持ち歩けるからよいと思います。

箱の中身全部。USB-Cケーブル、取り付け方の分からないストラップ、スマホとの接続用コネクタ(Lightning、USB-C)、本体収納ケース、クイックスタートガイドと注意事項まとめた紙。

ケースが付属しているので、なかなかいい感じに収納できます。

DJI Osmo Pocket使い方

で、だ。

Osmo Pocketにはマニュアルらしいマニュアルが付属していません。

まず、「DJI Mimo」というアプリをスマホにダウンロードし、スマホとOsmo Pocketを付属のコネクタ(Lightning、USB-C)を使って物理的に接続することからすべてが始まります。

で・・・Osmo Pocketに付属しているコネクタはLightningとUSB-Cのみなので、ちょっと古いAndroidなど「Micro USB」で充電するタイプのスマホとは接続ができません (|||ʘΣʘ|||)

USB-C to Micro USBの変換アダプタ等が別途必要です。

そして・・・「DJI Mimo」アプリでは、チュートリアル動画などを見ることもできるのですが、すべて英語です・・・。さらに、このアプリ内から閲覧できるマニュアルは英語版だけど、(本体に付属している日本語版マニュアルより)内容が充実しています。

・・・これ・・・日本語マニュアルの翻訳が間に合わなかったんだろうな・・・。だから、こんなに簡易的なマニュアルしか付属していないんだろうな・・・。

というわけで、英語が分かる方はアプリ内の英語マニュアルを読むのがよいと思います。

あとはDJIサイトの「FAQ」を読んでおけば、まぁなんとかなります。

DJI Osmo Pocketを使ってみた

ささっと使ってみた感想です。

本体だけでは動画再生時に音声が再生されない(スピーカーが搭載されていない)。ジンバルカメラは子供の音楽会を撮影するようなものではないし、音声が再生されなくても問題はないのかもだけど・・・なかなかの割り切りですな。

しっかりヌルヌルとした動画が撮影できているのにはビックリ。本当にポケットに入れられるサイズ感だし、旅レポ動画作成にバッチリですね(防塵・防滴じゃないけれど)。

・・・本体だけでは微妙に実力を発揮しづらいけれど、スマホとドッキングさせると不満が消えていきます。

DJI Osmo Mobile 2からの改善点(変更点)

Osmo Pocketでは、いままでの「Osmo Mobile 2」で不満だった点が、大きく改善されています。

・カメラ機能搭載!スマホ不要!
Osmo Mobile 2」はiPhoneなどのスマホを装着して撮影する前提だったため(高機能な自撮り棒みたいなもの)、撮影中はスマホで別の操作はできませんでした。長時間の撮影をしていると、その間に怖いメールが届いてきていないか心配になってました。

・腕がパンパンにならない軽量化!
Osmo Mobile 2」の極太ディルドくらいのサイズから、一般的なバイブくらいのサイズに小さくなりました。ぶっちゃけ、「Osmo Mobile 2」は長時間撮影していると腕パンパンになりそうでしたが、これならどこでも持って行けそう!

・外付けマイクも装着可能!
Osmo Mobile 2」ですごく不満だったのが音質です。スマホの動画撮影機能そのままなので、風切り音はゴーゴー入るし、イメージシーンのインタビューみたいなのを撮りたくても「声が遠い!」ということになりがちでした。Osmo Pocketは外付けマイクも装着可能なので、ようやくまともな音で撮影できそうです。

DJI Osmo Pocketの残念な点

実機が届いていないので、細かなところは後日として・・・

お値段が約45,000円です。海外だと349ドルです。

いまや、GoProっぽいカメラであれば1万円以下で購入できる時代に、45,000円はなかなかのものです。もちろん、機能がまったく違うので単純比較すべきじゃないけれど、私のような輩にすると、この値段は安くはないです。

子供の運動会を撮るようなカメラじゃないし、旅動画を積極的に撮影する人じゃないと、なかなかモトは取れないかもですね。

旅カメラとして考えると、標準では防水・防塵に対応していないのは心配です。最近は防水・防塵のガジェットが増えましたからねえ。

いろいろ撮影してみます!