【レビュー】Smart Beam Laser LB-UH6CB 小型レーザープロジェクターを買った

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いままで、プロジェクターといえばウミガメくらいの大きさがあり、消費電力も大きいしファンの排気音も電マの動作音くらい大きいし、なかなか大変なシロモノでした。

しかし!日本初という「レーザー投影式」の超小型プロジェクター「Smart Beam Laser LB-UH6CB」はまさかの手のひらサイズ。さらにピンボケ知らずでワイヤレスでの接続も可能、バッテリー内蔵だからどこでも使えるという新世代プロジェクターです。映像の解像度は1280×720なので、地デジのHD画質より劣りますが、DVDより解像度が高いです。

購入してみました!

※本機はかなりクセがあるようなので、私もまだまだ使い方を模索中です。内容に間違いがある可能性を考慮ください。

Smart Beam Laser LB-UH6CB

http://smartbeamlaser.jp/

発売当初は6万円以上していたけれど、現在は3万円台と入手しやすい価格になりました。アマゾンから配送されるので到着もあっという間。

それでは、外観から見ていきましょう。

立方体の外箱。なかなか風格があります。

LB-UH6CB_1

レーザー感のあるパッケージです。

LB-UH6CB_3

くぱぁ。日本語付きの説明書と、クイックリファレンスガイドのようなものが付属。

LB-UH6CB_5

充電に使用するUSBアダプタやmicroUSBケーブル、MHLケーブル。韓国製品だからか、コンセントのプラグを四角タイプから丸タイプへ変換するアダプタも付属していました。まぁ、いずれも使いません。HDMIケーブルは付属していません。

LB-UH6CB_6

本体前面にレンズ。レンズはかなり奥まったところにあるけれど、レンズカバーがないのでキズを付けないように注意が必要です。

LB-UH6CB_7

本体上部には三角形の電源ボタン。押しやすいとは言えないので、デザイン優先にしないで欲しかったところ・・・。

LB-UH6CB_10

microUSBの充電コネクタ。カタログ的には4時間の充電で2時間の使用が可能なようです。2時間というのはかなり心許ないので、大容量のモバイルバッテリーなどを併用したいところ。

LB-UH6CB_8

反対側にはMHL/HDMIコネクタ。充電に使うmicroUSBと間違えがち。

LB-UH6CB_9

まさに手のひらサイズ!

LB-UH6CB_14

これがプロジェクターとは思えないですね。

LB-UH6CB_13

Smart Beam Laser LB-UH6CBの操作について

本体には電源ボタン以外、なにも押すところがありません。電源ボタンを長押しすると電源のON/OFF、素早くカチカチっとダブルクリック(懐かしい表現・・・)のように押すと、ワイヤレス接続のAirPlay(iOS用)/miracast(Android用)の切り替えが可能です。

※本機の設定画面ではAirPlayを「Media Sharing」と表記しています。

切り替えは瞬時に行われるのではなく、押した後に約5秒くらい「待ち」が必要なので、「あれ?変わらないぞ?」と思ってクリックしまくらないように注意です。

画質について

びっくりしました。このサイズから投影されているとは思えない高画質っぷり。コントラストの強い絵作りです。

ピントを合わせる必要がない=ピンボケしないため、手に持って近くの壁から遠くの壁に投影箇所を移動させても、パキっとピントが合います。いままでのプロジェクターとはまるで違います。

天井に向けて床に置いたところ、横幅2m以上のサイズで投影されました。6畳の部屋だと天井の横幅8割くらいが映像になる感じでしょうか(天井との高さ=投影距離でサイズは変わります)。

「天井全面が映像!」みたいなことはできないけれど、この小ささならホテルの天井に星空を写して素敵な夜を過ごすこともできそうです。

騒音について

「ジー」という、ファンが回転する音が鳴ります。ふつうのプロジェクターの「ブォー」というファンの音とは違って、Smart Beam Laser LB-UH6CBはゼンマイが回っているような感じです。

大きな音ではないので、なにか別に音楽が流れていればかき消されますが、頭のすぐ近くに置いていたり、小さな音の映像を見ているときには気になりそうです。

YouTubeの試聴は難しいです

本体のMHL/HDMIコネクタにケーブルをつなげての有線接続か、AirPlay(iOSやMac用)/miracast(AndroidやWindows用)によるワイヤレス接続が可能です。

MHLはごく一部のAndroidに搭載されている映像出力規格。残念ながら私のAndroidスマホ「Vernee Apollo lite」は対応していませんでした。

デカコアの驚異的なスペックを持ちながら200ドルという仰天特価のスマートフォン「Vernee Apollo Lite」を7日間使用してみたレビューです。これはよいですよ!

「Vernee Apollo lite」からmiracastでワイヤレス接続してみたところ、映像や音の遅延・コマ落ちがありました。低速度でYouTubeを見ているときのように、映像が途中で止まってしまうのです。うーんこ れは微妙。スマホの性能は非常に高いため、miracastの限界なのかもしれません。

iPadからAirPlayで接続してみたところ、Wi-Fiの電波をAirPlayに占有されているため、YouTubeにつなげられないことが判明しました。マジか。YouTubeを見たいときには、Wi-Fiではなく3G/LTE回線を利用することになるようです。私のiPadはWi-Fi専用機なので、AirPlayで接続中はネットにつなげられない=YouTubeを見られませんでした。

プロジェクターとスマホをワイヤレスに接続してYouTubeやDMM動画を大画面で楽しもうと思っていたのに、miracastでは遅延が発生し、AirPlayではそもそもインターネットにつなげられないという顛末。完全にオフラインだけで見られる映像って、なかなかないものです。

MacBook ProにUSB-C→HDMI変換アダプタを使って有線で接続した場合は、遅延もなくキレイに投影されました。ただ、この使い方ではコンパクトなボディの魅力が半減ですね・・・。

いずれの場合も、音声はSmart Beam Laser LB-UH6CB本体内蔵のスピーカーから再生されます。音質は必要最低限。電源ボタンをカチっと押すと、5段階で音量を大きくしたり小さくしたりできます。

まとめ

バッテリー駆動できるコンパクトボディで高画質なれど、「スマホからワイヤレスでつなげて動画やゲームを楽しむ!」という使い方にはまっっったく向いていませんでした。そういう用途で考えている方はご注意ください。

私はワイヤレス接続のことは完全に諦めて、コンパクトなプロジェクターとしてMacBook Proとつなげて使うことにしました。

本当にコンパクトなので、いままでにない使い方ができそうです。