ジェフ・ミルズのシネミックス作品「THE TRIP」でトリップしてきた

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テクノDJ/ミュージシャンとしてあまりに偉大なジェフ・ミルズによる、映像と音楽をMIXしたシネミックス作品「THE TRIP」を見て来ました。まーーーーー、すごかったです!!!!!!!!!

TITLE JEFF MILLS CINE-MIX “THE TRIP”

http://www.aactokyo.jp/thetrip.html

thetrip

実験的でコンセプチュアルなテクノ・ミュージックの象徴的な存在として、またSF映画に魅了された一人として、ジェフ・ミルズは「自身の作品をフィルムや映像のために製作しなければ」という衝動に駆られ、2000年より「シネミックス」というスタイルに着手しました。
今回ご紹介するシネミックス作品は、日本人映像作家とのコラボレーションによる1時間半に及ぶサウンドとイメージのマスター・ミックス。
60以上のオールド・SF・ムービー(1920〜70年代)から抽出した映像+音像のライブ・ミックスは、彼のエクスペリメンタルかつコンセプチュアルなDJ・ミックスと同じ原則に従い、私たちの美の鼓動、カオス、畏怖なる感情を呼び起こしてくれることでしょう。
「THE TRIP」は住みづらくなってしまった地球から、新しい世界を探すために地球より遠く離れた場所を開拓していくという、これから人類が経験するであろうテーマが描かれています。
精神的かつ心理的な強烈な映像+音像体験が、あなたを未知の時空へお連れします。

http://www.aactokyo.jp/thetrip.html より

当日、かなり時間ギリギリに到着すると、会場内にはすでにジェフ・ミルズによる今回だけのBGMが流れていました。ステージ上には大きなディスプレイ3つと小さなモニターディスプレイも3つ、さらにジョイスティックが設置された映像ブースがあり、その手前にはターンテーブルのDJブース、そしてなぜかステージ前方の足元にはROLAND TR-909とAcidLab BassLineの姿が。

こういうのはやはり最前列で見なきゃ、と思ってひとり最前列に座りました。周囲はチラホラとカップルが見えるのがくやしいところ。

開演時間になり、宇宙服をイメージさせるようなシルバーのコスチュームに身を包んだジェフ・ミルズが登場!!!!!!! 客席との差は約3m!!!!!!!! 一触即発の場所にジェフ・ミルズがいる!!!!!!!!!

前半はジェフ・ミルズがひとりでSFのモノクロ映像に合わせてDJプレイ。どこかで見たことがあるようなないような映像が続き・・・ぶっちゃけ会場の雰囲気も「あれ?これが続くの・・・?」と少々不安に包まれたころ・・・

もうひとりの宇宙飛行士、Cosmic LabよりVJ Colo GraPhonicが乗船!!!!!!!!!

そしてここからイッキに、キターーーーー!!!!!!!!!

モノクロのスクリーンの枠を越えて、圧倒的な極彩色の光のマジック!!!!!!!!!

マジかと!!!!!!!!! 最前列でよかったと思わせる、視界すべてが光に包まれる快感たるや!!!!!!!!!

ジェフ・ミルズの音もどんどん盛り上がっていき、たまにしゃがみこんでTR-909とBassLineを操作し・・・・

圧巻の90分でした。ものっっっっすごく面白かったです。

・・・かつて、VJはVHSデッキ2台でおもしろ映像をプレイバックしまくる「ネタ勝負」のような存在でした。坂本龍一が「僕がやりたかったのはこういうことだ!」と絶賛した「motion dive」のようなVJソフトが登場しても、解像度は320*240ピクセルという、いまの3DSと変わらない低解像度。フライヤーでVJの名前がDJより上に書かれることがなかったように、いろんな現場でもVJはDJより軽んじられていることが多かったように感じます。

それが!機材の進化とともにVJはスクリーンの枠を飛び出し、プロジェクションマッピングに代表されるような光の芸術を手に入れ、私たちの五感の中でもっとも役割の強い「視覚」を爆発させる存在へと昇華しました。

[official] 高野山1200 年の光 – Buddhist Chant and Light Performance – Koyasan's 1200th Anniversary

ものっっっっすごく面白かったです。

終わった後に家でぐーすか寝ていたら、リアルに宇宙へ飛び出る夢を見てしまいました。

皆様も、チャンスがあればぜひ体験を!!!!!!!!!