【書評】マリファナ合衆国: アメリカの合法化政策を通して学ぶ、大麻との上手なつきあいかた

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知らない人は知らないけれど、知っている人は知っている事実として・・・現在、アメリカのいくつかの州では大麻(マリファナ)は違法ではありません。誰でも購入・所持・使用することができます。

特別な許可は必要なく、21歳以上(成人)であれば日本からの旅行者でも、尻から煙が出るまで吸いまくることが可能です。フリーペーパーの後ろの方は大麻ショップの広告だらけ、インターネットでも「食べログ」のように積極的なレビューが増え続けています。

さらに、スヌープ・ドッグやリアーナ、そしてボブ・マーリーといった人たちが次々に「自分のマリファナブランド」を起ち上げ、スマホの普及やドットコムバブルに続く巨大なムーブメントとして注目されています。

日本ではごくわずかな量を所持していただけで禁固刑の対象となる(罰金刑では終わらない)大麻が、なぜアメリカ(のいくつかの州)で合法なのでしょう。そして、このムーブメントはこれからどうなっていくのでしょう。

著者は大麻合法化の最前線の地ともいえるコロラド州に在住のラブ・S・ダブ(Love S. Dove)さん。精神世界の探求を題材にしたブログ「エンセオーグ」からも、唯一無二の魅力的な情報が発信されています。

エンセオーグ

http://www.entheo.org/

本書は、ものすごくフラットな視線から、ものすごく丁寧に、ものすごく現在の事実を伝えています。なぜアメリカでは大麻が合法化されたのか?合法化されて何がどのように変わったのか?

大麻への個人的な思想やロマンを語る本ではなく、とても丁寧な本です。新しいビジネスチャンスを探している人もチェックすべきでしょう。

※本書はアマゾンの「Kindle」で読む、電子書籍です。Kindleは専用のビューワーがなくても、スマホやタブレット、PCで手軽に読むことができます。紙の書籍ではありませんんのでご注意ください。

時代は変わりました。大麻を支持する人も、支持しない人でも、大麻に関する知識を身につけることが必要です(アルコールを飲まない人でも、ビールとウィスキーのどちらが強いかを知っているような知識です)。

いやー、よくこれだけ情報を集めたなーと思いました。すんごいしっかりした本です。最新の情報が常識ある人間の視点から紹介されています。ふつーに読んでておもしろいし、読みやすいです。

日本でもこういったやさしい人が増えることを期待しています!良書でした!またどこかで!