世界中で行われている、アウトドアにテントを張って参加するスタイルの野外フェス。毎年のように盗難にあったという話を聞きます。今一度テントの防犯方法について考えてみました。
テントの防犯方法について
前提として、公共の交通機関を駆使して参加する海外のフェスをイメージしています。国内の一泊二日フェスみたいなのだったら、貴重品や多額の現金を持って行かないのが一番だし、車で行けるフェスなら、車の中に保管してカギをかけておくのがよいです。
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そして、「フェスに来ている人なんていい人だけでしょ?」という寝ぼけたことを言う女の子とたまに出会いますが・・・世界はとても広く、たくさんの価値観があるため、フェスでしっかり稼いで実家の母親に送金したいという人がいても不思議ではありません。
それでは、あんまり数が多くないけどご紹介します。「こんな方法もあるよ」というご連絡もお待ちしております!
入口にカギを付ける
テントのジッパー部分へ南京錠を取り付けて開けられなくする方法。比較的平和な国内フェスならメリット的だけど、武装した盗賊団がいるような(本当にいます)海外フェスだと、ナイフでテントを切られることも。切り裂かれたテントを見ると、「これ、カギつけない方がよかったのでは・・・」と悲しくなります。
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中にいるフリをする
入口に靴を置いたままにしたり、明かりをつけたままにして「人がいますよ」をアピールする方法。本当は無人なことがバレると逆に盗賊団へ明かりを提供してしまうことに。
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「中にいるよアピール」はテント内でセックスをしているときに有効なので、フェスセックスに興味がある方はこちらの記事をどうぞ。
穴を掘って埋める
貴重品だけをジップロックの袋などに入れて、テントを設営する場所の地面に穴を掘り、土の中に埋めてから、その上にテントを張る方法。取り出したいときにはテントをたたむ必要があるので長期間のフェス向け。
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常に身につけておく
そもそもテントの中に置かない方法。首から提げたり、ブラジャーの中に隠したり。しかし、「ウェーイ!」とか言いながらハグするフリで奪われてしまうことがあるので注意。特に首から下げるタイプは「ここにお金があります」とアピールしているようなものです。
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ゴミの中に混ぜておく
明らかにゴミと分かるような、どうしょうもないものの中に隠すという方法を教えてもらいました。私はうっかり一緒に捨ててしまいそうなので自信がないですね・・・。
フライシートの内側へ入れておく
一般的なテントはメッシュ状の内側構造へ、フライシートと呼ばれるカバーを被せて完成します。二重の構造にすることで、結露を防いで快適な住空間が実現します。テントを建てるときに、このフライシートの裏(天井裏のような場所)へ貴重品をくくりつける方法です。泥棒は床に置いてあるものばかりを探す習性があるため、天井裏というのは気づかれにくい場所です。
オススメのテントについてはこちらの記事からどうぞ。
※ソロキャンプ用の超小型テントだとフライシートを使わないのもあります
まとめ
どれもこれも、完璧な方法というのはありません。窃盗行為を防ぐために、会場内の飲食店を現金決済ではなく、IDタグ決済にしているフェスも登場しています。イメージとしてはスーパー銭湯ですね。腕に付けたリストバンドのバーコードを読み取らせる方法です。
そして、なにより大切なのは「盛り上がりすぎてバカにならない」ことです。
「ウェーイ!」とハグしながらスリをされるのは常套手段です。ヒッチハイクで会場に到着し、嬉しさのあまり駆け出してしまったらヒッチハイクした車がどこにいるのか分からなくなってすべての荷物を失ったという人もいます。
安全で快適なフェスライフのために、いろんな知恵を絞っていきましょう!
