【フェス向け】テントのおすすめ【2015】

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秋です!行楽シーズン・フェスシーズンです!今年こそはテントデビューしたいという方や、そろそろ新しいのが欲しいという方へ、オススメのテントや人気のテントをブランドとともに紹介します!

まえおき

ディスカウントストアで売っているようなコンビニ袋みたいなテントや、壊れがちなワンタッチテントは除外しています。キャンプにおいて、テントは生命線です。たとえ一晩しか寝なくても、荷物置き場にしか使っていなくても、やっすいテントはやはり壊れます。雨が降ったら水漏れしてきます。悲しい思いをしないためにも、ほかの人たちに迷惑をかけないためにも、安すぎるテントを使うのはやめましょう。

重量や収容人数はメーカー公表値です。ゆったり使いたいなら、収容人数の70%くらいの人数がよいと思います。

おすすめテント ラインナップ

スノーピーク アメニティドーム

  • 重量:8.9kg
  • 収容人数:大人2名+子供3名
  • 接地サイズ:幅 440cm・高さ130cm
  • 収納サイズ:幅74cm・奥行き22cm・高さ25cm

テントランキングでも常にランクインする、スノーピークの定番モデル。値段も手頃なため、これを見かけないフェスはないくらいです。値段と性能のバランスがよいけれど、重量が8.9kgあるため、車ナシで持ち運ぶのはちょっとツライ重さです。また、使用しているユーザーが多いから「えーと、俺のテントはどれだっけ」という状態になって、フェスセックス中の誰かのテントにチン入してしまう可能性も。

安定した性能なので初心者にオススメですが、フェスへ持って行くならオリジナルのデコレーションを必ず追加しておきましょう。

ちなみに、オレンジ色のフライシートをかけた状態だと(上記写真)すごい巨大なテントに見えますが、寝ることができる場所はこの半分くらいです。残り半分は屋根があるだけの、「前室」という荷物置きスペースです。前室の天井が高ければイスやテーブルを設置できますが、こちらは天井が低いので、あくまで荷物置きな感じです。

モンベル ムーンライトテント5型

  • 重量:5.4kg
  • 収容人数:大人2名+子供2名
  • 接地サイズ:幅 210cm・高さ136cm
  • 収納サイズ:幅64cm・奥行き21cm・高さ21cm

良質でコストパフォーマンスに優れた製品を作り続けるモンベの定番モデル。月明かりの中でも素早く設営できるほど簡単な構造なので「ムーンライトテント」という名前が付けられています。おしゃれ!フェス会場に着いたら夜になっていた!みたいなときでも、本当にシンプルな構造なので組み立てやすく、初心者でも安心です。雨にも強く、防水性・通気性が優れているのも心強いポイント。

重量も5.4kgなので、まぁ持ち歩けるかと思います。あまりに優等生すぎるため、「あ、いいもの使っているね」以上のビックリ感がないのが難点。本当にキャンプ好き(逆に言うとオシャレにうとい)なイメージが付きまといます。

ニーモ バンガローストーム 4P

  • 重量:4.75kg
  • 収容人数:大人4名
  • 接地サイズ:幅 229cm・高さ152cm

個人的にイチオシなメーカー「NEMO」の4人用テント。たくさんある収納ポケット、ヘッドライトを入れるとテント内が照らされるライトポケットなどのアイデアや、広々とした内部、大型の出入り口。とにかく使いやすいです。さらに、フロントフェイスの「N」マークが目立つので、テントがたくさんある場所でも分かりやすいです。

重量も4.75kg。これに比べるとスノーピークはなんであんなに重いのかと・・・。天井が高いので、中で立ったまま着替えたりできるのは本当に便利です。実は設営しやすく、初心者にもおすすめです。前室は広くないので、靴を脱いだり、ちょっとした荷物置きだけに使う感じです。

小川キャンパル ピスタ34

  • 重量:5.9kg
  • 収容人数:大人4名
  • 接地サイズ:幅 380cm・高さ135cm
  • 収納サイズ:幅62cm・奥行き22cm・高さ22cm

名作を数多く作り出してきた小川キャンパル(現・キャンパルジャパン)のお手頃モデル。決して派手なところはないけれど、随所まできちんと作られていて、安心できるテントです。天候が悪いときなど、「このテント大丈夫なのかな・・・」という気持ちで過ごすのと、「ウチ来る?絶対に大丈夫だよ小川キャンパルだし」というのでは、かなりの差があります。天井はちょっと低めなので、男性は中腰になってないと動きづらいのが難点。

値段も手頃だし、じっくりと使い込みたいテントです。

小川キャンパル アーデインST

  • 重量:3.4kg
  • 収容人数:大人3名
  • 接地サイズ:幅 275cm・高さ125cm
  • 収納サイズ:幅50cm・奥行き18cm・高さ18cm

ひとりキャンプやカップル向けのコンパクトなテント。飛び出た前室が特徴的で、天井は低いけど前室の下で多少の煮炊きならできそう(火気には気をつけて)。小川キャンパルクオリティで品質も安心の名品ながら、サイドジッパーを開けた状態で正面から眺めると、変態仮面のようなツラ構えになってしまうのが唯一の難点。

キャンパーズコレクション プロモキャノピーテント5

  • 重量:12.8kg
  • 収容人数:大人4名
  • 接地サイズ:幅 4350cm・高さ165cm
  • 収納サイズ:幅66cm・奥行き23.5cm・高さ23.5cm

とにかく安いキャンパーズコレクションシリーズ。スノーピークと同じく、広い荷物置きスペースがあるので便利です。重量が12.8kgもあるため、このテントのためだけにカートが必要になってくる重さです。ニーモの2倍以上ですからね・・・。

安いのには理由があり、雨や横風にはすごく弱いです。本当に天気がよいときに一泊だけするなら大丈夫かもですが、私はこれと同じシリーズをアメリカの砂漠で使ったところ、2日目にはほぼ崩壊してしまいました(同じときにニーモも使いましたが、こちらは無事でした)。

また、こういった安いテントは収納バッグがピチピチで作られていることが多く、一度取り出して設営すると、その後どうやっても収納バッグにキレイに収まらないことがよくあります。

Eureka アマリパス ソロ

  • 重量:1.7kg
  • 収容人数:大人1名
  • 接地サイズ:幅 205cm・高さ91cm
  • 収納サイズ:幅41cm・奥行き13cm

見事なカプセルホテルスタイルなれど、超軽量1.7kg、収納サイズもちょっと寝袋と変わらないコンパクトさで、ソロキャンプにはぴったりのテント。これだけ小さいなら、大げさなバックパックではなく、いつでもひょいっと持ち出せそうです。ポップなデザインもいい感じ。広いテントになれるともう入れなくなるけどね・・・。

ノースイーグル ワンポールテント 300

  • 重量:7kg
  • 収容人数:大人2名+子供2名
  • 接地サイズ:幅 300cm・高さ270cm
  • 収納サイズ:幅74cm・奥行き20cm・高さ20cm

インディアンが使っていたティピーを思わせる、三角型のワンポールテント。フェス会場でも目立つデザインです。ワンポールテントというのは、真ん中に一本だけポールを立てて、あとはロープをピンと張って作るテントのこと。設営の手軽さと天井の高さがメリットですが、テントが密集しすぎるフェス会場だと狙ったところへペグが打てず、ロープをしっかり張りにくいです。

「参加者はみんなテントを使い捨て。最低限の仮眠場所」みたいなフェスではなく、きちんとキャンプも楽しめるようなゆったりとしたフェス向きだと思います。ノースイーグルというメーカーは馴染みがなかったけど、さまざまなバリエーションのテントをリリースしているようです。

コールマン ラウンドスクリーン2ルームハウス

  • 重量:20kg
  • 収容人数:大人4名
  • 接地サイズ:幅 320cm・高さ170cm
  • 収納サイズ:幅82cm・奥行き28cm・高さ28cm

テント+ウィンドスクリーンタープのセット構成です。重量が20kgもあるため、キャンプサイトの真横まで車で行けない場所では、かなりツラいことになると思います。その代わりに、ガッチリとしたフレームは悪天候にも強く、テント内で過ごすのも空間がしっかり広いので快適です。

カップルで一泊二日くらいの利用ではなく、ファミリーで一週間くらい設置し続けるような使い方に向いています。タープの部分へテーブルとイスを並べれば、まわりがうらやむような快適なリビングが作れると思います。

余談ですが、「コールマン」というブランド名でも、日本で正規販売されている商品と、アメリカで販売されている商品を直輸入したものでは、クオリティがまったく違います。設計思想が異なるのか、アメリカ直輸入のものは全面メッシュ地で防風性がゼロだったり、ものすごく分厚いナイロンで作られていてとにかく重かったり、日本のキャンプ/フェスライフに適しているとは言えません。オークション等で「コールマンのテント激安!」みたいなヤツには十分注意が必要です。

MSR エリクサー3

  • 重量:3.1kg
  • 収容人数:大人3名
  • 接地サイズ:幅 172cm・高さ104cm
  • 収納サイズ:幅51cm・奥行き20cm・高さ20cm

白いボディに赤いアクセントがとにかくオシャレなMSRのコンパクトテント。ひとりで広々、ふたりでぴったりくらいのサイズです。重量もすごく軽いので、女の子とフェスへ行ってなぜか自分がすべての荷物を持たされているときでも大丈夫。夜に向けて体力を残しておけます。

コンパクトデザインなので天井高が104cmと低いのが難点。この値段と重量だったら、もう少しがんばってニーモを選べば快適さがものすごく変わります。

おしゃれなテントなので、フェスナンパやフェスセックスを楽しみたい人向け。女の子は男がコレを設営しだしたら気をつけましょう。

ロゴス neos PANELドゥーブル XL

  • 重量:16.9kg
  • 収容人数:大人5名
  • 接地サイズ:幅 300cm・高さ170cm
  • 収納サイズ:幅63cm・奥行き54cm・高さ23cm

以前は安かろう悪かろうなメーカーだったロゴスも、いつのころからかコストパフォーマンスに優れたクオリティの高い製品を作り出すようになりました。

XLサイズのこちらは重量16.9kgもあるので持ち運びは大変だけど、しっかりとした前室があって快適に過ごせます。天井も高いから、快適さが違います。組み立てはポールにパーツを吊り下げていくだけなので、初心者でも簡単です。

問題は、ロゴスのブランドがなんとなく安っぽいイメージのままだから、モテなさそうということですね・・・。特にキャンプやフェスに慣れている女の子が相手だと「え?私をロゴスのテントで裸にさせるワケ?」と怒られてしまいそうです。

コールマン ツーリングドーム/LX

  • 重量:5.6kg
  • 収容人数:大人3名
  • 接地サイズ:幅 210cm・高さ110cm
  • 収納サイズ:幅60cm・奥行き24cm・高さ24cm

デザインとコストパフォーマンスに優れたコンパクトテント。ひとりでゆったり、ふたりでぴったり、三人だと強制密着プレイみたいな状態になります。フェスでもよく見かけますね。

重量が5.6kgと意外と重たいのと、天井の低さが難点。天井が低いテントって、中でおしゃべりするのも窮屈だし、けっきょく寝るしかないというか、まわりからもヤリ部屋としか見られてないというか、いろいろ大変です。前室もちゃんとあるので、靴を脱いだりテントの中で出たゴミを仮置きしたりできるのは便利。

キャプテンスタッグ クレセントドーム テント

  • 重量:6.9kg
  • 収容人数:大人3名
  • 接地サイズ:幅 200cm・高さ130cm

「安そなヤツはだいたいキャプスタ」でお馴染みの、キャプテンスタッグ。まさかの5,000円以下です。もちろん機能は最低限。ペグもたった4本しか付属しておらず、ロープもないので少しでも風が吹くような環境では崩壊の危険性があります。

単純なおにぎり型をしていて、前室のようなスペースがないため、室内に入れられない靴や荷物が雨ざらしになる危険性もあります。

もはやこれはテントではなくナイロン袋ではないかと思わせるクオリティ。逆に、アリかもです。都市型フェスでさえサバイバル気分が味わえそうです。

SIS キャンプテント 71122AL 迷彩

  • 重量:18.9kg
  • 収容人数:大人2名
  • 接地サイズ:幅 193cm・奥行き137cm・高さ185cm

これをテントと呼んでいいのか、コットなのかベッドなのか。アウトドア用のエアベッドに天蓋がついたような製品です。まさにフェスセックス向け。部屋のギリギリまでベッドがあるラブホよりもギリギリまでベッドがあります。耐荷重は150kgまで大丈夫なので、3Pでもない限りは規定範囲内。値段も安いし、シャレとしてもアリな気がします。

フィールドキャンディー オリジナルエクスプローラー ALWAYS ROOM FOR ONE MORE

  • 重量:2.6kg
  • 収容人数:大人2名
  • 接地サイズ:幅 335cm・高さ130cm
  • 収納サイズ:幅60cm・奥行き24cm・高さ25cm

イギリスのアートなテントがついに日本上陸。ポップなデザインはテントが濫立するフェスでも目立つこと間違いなしです。基本性能もしっかり高いので、見た目だけがんばっててすぐに壊れるテントとは一線を画しています。

ふたり用サイズながら重量が6.9kgもあるので、誘った女の子がなぜかヘアアイロンとか持って来てて「荷物が重い」と文句を言い出したら大変かもしれません。あと、ふだん使っているのとまったく同じボトルで化粧水を持ってくる子なんかも大変そうです。

それでも、張った瞬間は盛り上がること間違いなしのテントです。ほかにもたくさんのデザインがあるから、お気に入りを探してみましょう。こういう柄物テントの難点は、きちんとテントの上にタープを張って日陰を作っておかないと、直射日光の下に柄物テントを設営すると、テント内に柄物の影ができて、最悪の場合は柄物の日焼けをしてしまうというところ。

NORDISK アスガルド19.6 2014年モデル

  • 重量:20kg
  • 収容人数:大人10名
  • 接地サイズ:幅 500cm・高さ470cm
  • 収納サイズ:幅116cm・奥行き42cm

憧れのノルディスクが、大幅に割引されています。インディアン・ティピーのようなキュートなルックス、しっかり広くて高い天井、ただの宿泊場所ではなく、マッサージやヨガ、フリーマーケットなどのコンテンツを提供する場所としても利用ができます。

キャンプをしたことがない女の子数人とフェスへ行ったとき、いかにも安っぽいテントを張るよりも、ノルディスクのように見た目もかわいくて広いものを張るのでは、まったく対応が変わってくることでしょう。多い夏フェス・夏キャンプだけでなく、湿度がなくて過ごしやすい秋・冬のキャンプにも対応が可能なので一年を通じて利用できそうです。そう思うと、安いですねコレ。

NORDISK ヴァナヘイム 40

  • 重量:56.2kg
  • 収容人数:大人20名
  • 接地サイズ:幅 800cm・高さ300cm
  • 収納サイズ:幅124cm・奥行き72cm

もはや持ち運びするテントの範疇ではありませんが、横幅8m!高さ3m!最大20人まで収容可能!デザインもかわいいし、とにかくゴージャスに過ごせます。

女の子を誘ったらホイホイ着いてきそうだし、生地がしっかりしているので中でライトを使ってもシルエットが影絵のように透けてしまうこともなさそうです。

サイズが巨大すぎるので、事前にキャンプ場やフェスのオーガナイザーへ確認が必要と思われます。

テントのオプションも忘れずに

購入したテントを、それだけで使用するのはオススメできません。グラウンドシート、インナーマット、ペグ、ロープを忘れずに用意しましょう(標準で付属している場合もあります)。

グラウンドシート

テントの下(外側)に敷きます。耐水性に優れた生地で作られていて、地面からの冷えや浸水を防ぎます。テント底面が損傷することを防ぐ役割もあります。メーカー純正品だとデザインもサイズもぴったりに作られていますが、高価な場合はブルーシートを自分でカットして使うという方法もあります。

インナーマット

テントの内側(室内)に敷きます。柔らかい素材で作られており、汚れたときも洗濯することが可能です。テントの床そのままだと座り心地もよくないし、吸水性がないのでピンサロのビニールソファのように触れている部分が汗ばんできます。なるべくインナーマットを用意しましょう。こちらも、ふつうのシーツをカットして粘着力の弱いガムテープでテント内に貼ることで代用可能です。

※寝袋で寝るときはさらに寝袋の下へスリーピングマットを敷きます。

ペグ

ほとんどの場合はテントに付属しています。プラスチックのペグより、ジュラルミンのペグの方が高級感があるのでオススメです。柔らかい地面の場合は重たいスチールペグがよいです。テントを張ったときは必ずペグを四隅(以上)に打って、大地にしっかりと固定しましょう。「中に荷物を置いていれば大丈夫でしょ」なんていうのは危険すぎます。ペグで固定しないと簡単にテントは転がって行ってしまいます。

また、ペグを打つときにはハンマーが必要です。そこらへんに転がっている石でペグを打とうとすると、ぐにゃりと曲がる恐れがありますし、手を痛めます。ゴム頭のハンマーは重たいけど打ち込みやすく、プラスティックのハンマーは軽いけど打ち込みにくいです。

テント生活が終わったらペグも全部回収して帰るのがマナーです。たまに埋まりっぱなしのペグを見かけるけど、つまづいたりするので危険です。ヒモ付きのペグであれば、地面から抜き取るのも簡単です。

ロープ

ペグはテントを大地と固定するもので、ロープはテントを横風から防ぐために必要なものです。キャンプビギナーはついつい「ロープは張らなくてもいいでしょ」と手ヌキをしてしまいがちですが、どんなときでも必ずロープは張るべきです。

ロープがないと横風が吹いたときに「びよーん」とテントが横にあおられます。最悪の場合、支柱のポールが破損します。テントがピンと立つように、しっかりとロープを張りましょう。デタラメな結び方でもなんとかなるけど、やっぱり正しい結び方を身につけておきたいところ。

ロープを張らないと、どれだけ高級なテントでも本領発揮できません。ロープは命綱です。

夜の暗い中でロープに引っかからないように、ライトの光を効率的に反射するロープもあります。私もそのロープに交換していますが、たしかによく反射してくれます。

デコるのも忘れずに

大勢の人が集まるフェスの会場だと、自分のテントがどれだったのか見分けにくいです。夜の暗い時間は特に。なるべくオリジナルにデコってみましょう。

光るオーナメントを付けてみたり・・・

ソーラーパワーのライトを埋めておいたり・・・

旗を掲げたり・・・

18禁にしてみたり・・・

デコるの大切です!!!!!!! 風で飛んでいったりパクられたりしないように注意しましょう。

余裕があればタープも忘れずに

タープとは、日差しや雨からガードするための「覆い」です。運動会のときに見かけるアレと同じです。

直射日光の下へそのままテントを張っていると、テント内は炎天下の車内と同じように、ものすごく高温になります。スペースが限られている野外フェスだとちょっと困難かもですが、場所がしっかり使えるならタープをテントを覆うように設置すれば、心地よい日陰を作ることができます。

タープは「一枚のナイロンの布」をポールとロープでバランスを取って張るために、四つ足で自立するテントより、張り方が難しいです。ペグもしっかり打ち込む必要があります。

大きなタープをひとりで張るのはとても難しいので、本番前に公園などで練習したいところです。

タープはシンプルな構造なので、テントほど商品ごとの機能の差が少ないです。とりあえず安いのから買ってみてもよいと思います。

タープを自作しよう

タープはポールとロープ、ペグさえあれば、比較的簡単に自作できます。オススメは園芸用の「遮光ネット」をタープのようにして使うやり方。遮光ネットはメッシュ地になっているので風を通しやすく、それでいてしっかりと断熱・遮光してくれます。値段も安いです。

ハトメの穴がついた遮光ネットと・・・

ポールを組み合わせ、ロープで固定すれば自作タープの完成です。

テントのセキュリティについて

キャンプバージンの人から、「貴重品ってどこに置いておけばいいの?」という質問をされることがあります。残念ながらテントはセキュリティがほぼ皆無です。泥棒に入られるかもだし、女の子ひとりで寝ているのはレイプの危険が伴います。

サイフの大金は車の中に入れてカギをかけ、テント内には置かないようにしましょう。

大きなものであれば、南京錠を取り付けられるストッカーに入れておくのもアリですが、ストッカーごとパクられるかもしれません。

女の子ひとりの危険性については、防ぐのが難しいです。

周囲の人と打ち解けておくこと、防犯ブザーを持っておくことくらいでしょうか。テントの入口に男っぽいブーツを置いておくとか、もしくは逆手をとって、一晩中ハンハン声を流しておくというのもアリです。

そうすれば「なんだこのテント、ただの連れ込み部屋かよ」とか「先客がいるのかよ」ということで、レイプの危険は遠ざけることができます。まわりからは白い目で見られそうですが。

完全に初心者の方へ

マジでもう、右も左も分からない。そもそもテントやタープといった言葉すらよく分からない。まわりにアウトドア好きなヤツもいない、という場合は、入門書みたいなのをひとつ読んでおくと勉強になります。

助け合うのと頼り切るのとでは大きく違うから、なるべく知識は持っておきましょう。自然は癒やしではなく、厳しいものです。

まとめ

やっぱり、値段が安いものはそれなりの品質しかありません。風に弱かったり、収納しづらかったり、クソ重かったり。できれば3万円以上のテントを選びたいです。

テントで休めない、テントが不安だと、すべての体験がマイナスになっちゃいます。

「でもー、キャンプとかしないしー」という人こそ、ちょっといいのを買って、使い終わったらヤフオクにでも出しましょう。1万円のテントは売れないかもだけど、4万円のテントを3万円で売ることはできると思います。「女子大生グループで使いました」とか「少し臭いが残っていたらごめんなさい」とかコメントつけときゃだいたい大丈夫。

よい秋にしましょう!