お散歩をしていたら、垣根の影にベニテングタケを発見しました。こんな季節に珍しい。
そこにだけ生えていたので、おそらくどこかから運ばれてきた土の中にベニテングタケの菌糸が混ざっていたのだと思います。
にょきにょき・・・(生え始めは黄色い)
ぽん!本当にこの一角にだけ生えていました。どんどん生えそうな感じでした。
カサが開いた子は胞子を出し始めます。これからも楽しみ!
というわけで、一本もぎって帰りました。水で洗うとアタマのツブツブが落ちて、ぬめっとしたいやらしいさわり心地になります。
本来は取り立てをナマで食べるのが一番ウマイのですが、ちょっと空いている時間がないために保存することにしました。塩漬けの保存はひとつやっているので、今回は干しシイタケのように乾燥保存しようと思います。
【関連】ベニテングタケを食べてみた
このままだと大きいから・・・
とりあえず細かくします。シロシビン系のキノコと違って、切り口が紫色に変色する反応はありません。
すごく適当に、ザルに入れてまずは扇風機で水分を飛ばします。
で、ある程度乾いてきたら「衣類の乾燥剤」みたいなのと一緒にタッパーへ入れておけば、カリッカリに乾かすことができます。
が、んが・・・。
今回は失敗しました
ちょっとココからはグロい話になります。
今回、乾燥保存するために小さく切った際、いくつか「虫食いの穴」があるのが気になりました。天然のキノコを保存したり食べたりするときは、塩水に漬けたりして「虫出し」をすべきなんですが、ベニテングタケの成分が飛んでしまうかもという心配と、面倒くさかったというのがあって、虫出しを省いてしまいました。どうせ乾燥すりゃ大丈夫だろ、と・・・。
が!しかし!
扇風機での乾燥を終えて、タッパーに入れて一日放置していたら・・・むむむむ、虫がー!!!!!!!
(ここからは怖いので描写省略)
なんかもういろいろイヤになって、今回のは捨ててしまいました。
やっぱり天然物はきちんと処理しなきゃダメですね。
というわけで次回への教訓。
キノコはちゃんと虫出しをしよう!ま、あれだけフェアリーリングを作っていたならバンバン生えるだろうな、あそこ。
ベニテングタケ、本当にうまいんですよね。ヘンなトリップしないように毒抜き料理できればよいのですが!