「パケ袋」という業界用語があります。正確には「チャック付きポリ袋」という名前のようですが、業界的には「パケ袋」や「パケ」と呼ぶのが一般的。
本日は、改めてパケ袋について考察してみました。
目次
パケ袋の定義
パケ袋の上部には「むちー」っと密閉できるチャックが付いているのが基本です。チャックの付いていない、ただのビニール袋(シンナーを吸うときに使いそうなの)はパケ袋とは呼ばれません。
パケ袋にはさまざまなサイズがあり、覚醒剤やヘロインのような結晶状や粉末状のケミカルドラッグを入れるときは小さめのパケ、マリファナやマジックマッシュルームのような植物の形を大切にしたいナチュラルドラッグの場合は大きめのパケが喜ばれるようです。
どちらにせよ、パケ袋に入れるのは数グラム単位の小さな量です。ハンパなく大きな量の場合、「ピローケースを持ってこい」という男気あふれる表現を使われることもあるようです。
パケ袋の「パケ」って何?
パケ袋の「パケ」は「荷物」の英語である「パケット」や、「包み」の英語である「パッケージ」など、諸説あります。
パケホーダイとかパケ死といった言葉もありましたね。
パケ袋に入れる理由
パケ袋に入れる理由は、ユーザー的には湿気やカビ、紛失を防ぐため。ディーラー(プッシャー)的には1g単位等にして、販売時に管理しやすくするためです。
そのため、ガサ入れ時に自宅に大量のパケ袋があると「販売を考えていたんじゃないか」と疑われることがあります。
不要なパケ袋は自宅に置かないか、趣味でアクセサリー作りやビーズアートでもやっておきましょう。
また、不用意な場所に置いてあると写真に写されたときに気まずいです。
パケ袋は真空にする?しない?
ある種のドラッグは光や酸素で成分が分解されてしまいます。それらをパケ袋に入れる場合は、最初にアルミホイルで包んで遮光し、パケ袋に入れた後に中の空気をストロー等で吸い出して、なるべく真空状態にします。
真空状態が保たれていれば「きちんと密閉されている」という証拠にもなるので、外部からの湿気や湿気に伴うカビを防ぐこともできます。ヤマザキパンにありがとうと言わなくてもカビません。
仕上がりがキレイすぎる真空パック状態のパケ袋は・・・どっかの工場でやっているのでしょうか・・・。
パケ袋にあえて湿り気を入れる
一般的なドラッグは湿気を嫌いますが、マリファナの場合は極端に乾燥させてしまうと、パサパサのパウダー状になってしまい、扱いづらくなります。
乾燥が気になる季節や、湿度が10%を切って山火事が頻発するようなアメリカの西海岸側では気をつけたいところ。
そういうときは、パケ袋の中にミカンの皮などを一緒に入れておくと、いい感じに湿度を保つことができます。さらに、ミカンの香りも加わって素敵なフレーバーに♡
路上に落ちているパケ袋の正体
ある種の事実を知った後は、路上に落ちているパケ袋が非常に気になるものです。ウホ!何か入っている!と思って拾ってみたら背広の替えボタンだったりしてガッカリするのもサイケデリック中二病の懐かしい思い出。
中身のないパケ袋はよく路上に落ちていますが、だからといってその地域でドラッグが蔓延していると結びつけるのは早計に思えます。
「パケに入っているネタを使い切ったのでパケをポイ捨てする」というのは・・・ちょっとないかなと。路上でそんな大量に使わないでしょ。どうなんでしょ。
パケ袋の今後
覚醒剤やヘロインには今後もパケ袋が使われると予測されますが、マジックマッシュルームがほぼ根絶させられ、マリファナはリキッドやワックスといった箱入りの加工品(合法的な店頭販売品)が登場したため、世界的にはパケ袋の需要は下がっていきそうです。
昭和のころは桶を持って豆腐屋さんで豆腐を買っていたのが、いつのころからかスーパーの冷蔵庫からパッケージ品を購入するのが主流になったように、マリファナもパケ袋に入った手作り品ではなく、QRコード付きの加工品(合法的な店頭販売品)が主流になるのでしょうか。
そういえばフィルムケースはすっかり見なくなりましたね。フィルムそのものを見なくなったからね・・・。
※それぞれの国の法律は遵守しましょう