3万円のノートPCを一週間使ってみた【レビュー】

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新品で約3万円という、もはや価格破壊というより価値観を破壊されるような格安のWindows10のノートPCを購入して一週間が経ちました。

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感想としては・・・十分アリ!です。

私はメインのマシンとして「MacBook Pro 15インチ」を使っています。1TBのSSD、16GBのメモリー、Core i7という速いCPUなので、3万円PCとは性能の差はものすごくあります。

Photoshopでグラフィックを作ったり、ややこしい作業をするときはこのMacを使いますが、ちょっとしたメールやブログを書くだけなら、3万円PCを手にすることが増えました。

軽いから持ち運びも楽だし(MacBook Airより軽い!)、ギュっと詰まってコンパクトな感じだし、リッチすぎない質感がカワイイのです。プレステ4を持っているけどDSもやるよ、みたいな感じです。なんとなく既視感あるなーと思ったら、Nintendo DSのブルーに似ていました。

一週間使って分かってきた、そこそこ大丈夫なところと、微妙なところをご紹介します。

3万円PC そこそこ大丈夫なところ

想像したよりも快適な点が多かったです。

キーボードのタッチ

キータッチは悪くないです。配列も特殊ではないので、違和感なく使えます。カタカタ入力する感じではなく、ペチペチ入力する感じです。

YouTubeの視聴

HD画質の動画もスムーズに再生できます。Chromebookだとエラーがよく出ていたので、これは意外なサプライズ。11.6インチというディスプレイとステレオスピーカーなので、スマホやタブレットで見るより楽しいです。

ASUSさまより貸与いただき、約2ヶ月に渡って試用していたChromebook Flip C100PAですが・・・結論!

Officeソフトの使用

マイクロソフトのOffice 2016をインストールして使っています。きちんと動作しており、問題ありません。

もちろん、ChromebookやAndroidのモバイル用Officeアプリを使うより高機能です。

バッテリーの持ち

そもそも遅いので重たい処理を行わないこともあってか、バッテリーはかなり長持ちする印象です。朝から出かけて一日仕事をしていても、夕方まで余裕があります。

3万円PC 微妙なところ

もちろん、微妙なところもあります。

光沢(グレア)タイプの液晶ディスプレイ

光沢タイプなので明るい場所で使うと、ライトや顔をかなり反射します。反射防止フィルムを使うべきかも。

トラックパッドの操作感

ほかの多くのWindows機と同じくトラックパッドの操作感はよくありません。狙ったところへキッチリとスムーズに移動させたり、タップをさせるまで慣れが必要です。

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トラックパッドはボタンがなく、一枚の板のようになっているタイプですが、トラックパッドの下部はカチっと押し込みでクリック動作ができるのに、上部は押し込むことができないので、「自分の指はトラックパッドの上部にあるのか下部にあるのか」に慣れる必要があります。どこでも押し込むコトができるMacに慣れていると戸惑います。

また、押し込める下部の部分は「タップでクリック」の動作をしない場所なので、大変ややこしい話ですが

  • トラックパッド上部:押し込めないのでタップでクリックさせる
  • トラックパッド下部:タップでクリックできないので押し込む

というように、操作を分けなくてはなりません。何を言ってるんだオマエというややこしさです。

3万円PC まとめ

本当にこの一言に尽きるのだけど、3万円ならアリです。格安スマホくらいの値段で、フル機能の最新Windows10ノートPCです。

なんだかすごい時代になったものだなーと思います。中学生がお年玉で買って、とんでもないもの作ったりして欲しいです。

壊れてもそんなに痛くない値段だし、ストレージが少ない分だけクラウドを積極的に利用する気になるからデータの安全性も高まります。

よいかと思います!

追記。新機種が登場しました

そろそろ新機種が出るだろうなーとは思っていましたが、やはり登場しました。

主な変更点としては、CPUがちょびっと速くなったことと、USB 3.0がひとつ付いたこと。筐体やディスプレイは同一と思われます。

体感速度としてどのくらいの差があるのか気になります。実売価格だと7,000円くらいの差がありますので、とにかく安いのを求めるなら現行機種を、ちょっとでも速いのがよいなら新モデルにしてみましょう。