ASUSの3万円PC「VivoBook E200HA」を2ヶ月使ってみた

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実売価格が約3万円という衝撃特価なWindows10 PC「ASUS VivoBook E200HA」を使って約2ヶ月になりましたので、改めてレビューです。最初のレビューはこちらから。

ASUSの3万円PCにメモリ4GBを搭載した新しいモデル「VivoBook E200HA」が登場したため、つい買い換えてしまいました。

ASUS VivoBook E200HA Atom x5-Z8350搭載モデル

e200ha_2

CPUが省電力設計・ロングバッテリー重視のため、処理速度最優先なPCとは方向性が違います。でも、複数のタブをChromeで開いてブラウズしたり、WordやExcelを使うくらいなら耐えられるレベルです。

本体の記憶容量が32GBと少ないため、64GBのMicro SDカードを入れて、大きなアプリやデータはMicro SD側へインストールしています。

マイクロソフトの「Office 365」はインストール先を選ぶことができず、Outlookなど使用しないアプリもすべてインストールされてしまうので厄介でした。

空き容量はこんな感じです。
drive01

アプリごとの容量はこんな感じ。Photoshopが重たいのはともかく、なんでChromeが534MBもあるのだ・・・。OfficeとChromeがなかったら、Cドライブの空き容量は1.5GBくらい増えそうです。

drive02

ファンレス設計なので夏場にパームレスト部分が熱くてヤケドしそうということもなく、重たい処理を行ったらファンがフル回転してうるさいということもありません。熱を逃がすためのスリットすら存在しないので、本体内部にホコリが入ってしまう恐れも少ないと思います。布団の上で使っていても快適です。

Photoshopの起動時間

Micro SDからアプリを起動するのにどのくらい時間がかかるのか計測してみました。使用したのは最新版の「Photoshop CC 2017」です。「Adobe Creative Cloud フォトプラン」は安くPhotoshopを使いたい人にピッタリですよ。

PCを再起動し、まっさらな状態からPhotoshopを起ち上げてワークスペースの表示が完了するまでの時間をストップウォッチで計ったところ・・・

  • 初回:約30秒
  • 2回目:約12秒

という結果でした。2回目以降が速いのはキャッシュが効いているのだと思われます。SSDを搭載したMacBook Proだと初回起動でも6秒くらいなのと比較すれば圧倒的に遅いけれど、3万円のPCでもPhotoshopが使えるというところへ価値を見出したいです。

起動してしまえば遅さは感じません。ブログ用にガンマ補正してトリミングしてリサイズしてJPEGで書き出すくらいであれば、不満のない処理速度です。

動画の視聴

YouTubeやDMM動画をフルスクリーンで見たり、Google PlayでHD画質の映画を購入してフルスクリーンで見たときにも、コマ落ちのような状態にはなりませんでした。

ものすごく高画質なディスプレイではないけれど、スマホのように手で持ち続ける必要もないし、タブレットよりも大画面なので動画を見るのはいい感じです。

本体のスピーカーは低音もそこそこ出ており、高音もキンキンならずに想像以上に高音質です。ちゃんとステレオスピーカーなのも嬉しいポイント。本体の底面から音が出るので、机などで音を反射させて聞く仕組みになっており、布団の上だと(布団に音が吸収されて)音質が変化します。

不満な点

Windows10というOSに対しての不満点はあっても、VivoBook E200HAというハードウェアに対しては(値段を考えると)不満はありません。格安だからといって、どこにも手ヌキを感じさせない完成度になっています。

あえていうなら画面の狭さでしょうか。たくさんのウィンドウを拡げて複数のアプリを使うのは困難です。まぁ、そういうときは格安の外付けディスプレイを使ったり、テレビをディスプレイの代わりに使って拡張すればよいかと思います。

HDMIで簡単に接続できるのは便利ですね。液晶ディスプレイもアホみたいな安さになってきましたね。

まとめ

とにかく、3万円台でコレなら十分すぎるほど満足です。

e200ha_1

私は15インチのMacBook Proも持っているのですが、ブログを書くくらいのときはVivoBookを使ってしまいます。片手でひょいっと持てるコンパクトさと、打ちにくくないキーボード、そして複数のアプリを同時に表示させておくほどウィンドウが大きくないのは、逆に作業に集中することができます。

重量も約980gと超軽量なので、トイレでも布団でも自慰行為でも気軽に扱えます。

「処理性能は求めないので、軽くて小さくてロングバッテリーで、なおかつ最新OSで安いもの」という要望に高いレベルで答えてくれているASUSには本当に感謝です。アップルもたまにはこういうのを作って欲しいですね・・・。

そして、新品で購入しても3万円台だから定期的に買い換えるのがよいかなと思っています。

中古PC買い取り大手のSofmapが「Windows10搭載PCの下取りなら査定価格1万円UP」というようなキャンペーンを行っていることがあります。3万円PCでも査定価格が1万円UPするから・・・上手にやると本当にわずかな金額で常に最新モデルを使い続けられそうです。

Celeronモデルも気になる

VivoBook E200HAと同じ筐体を使った兄弟モデルとして、CPUがCeleronで500GBのHDDを搭載し、メモリ2GBで1.2kgの重量のモデルがあります。

VivoBook E200HAは記憶領域をMicro SD以外では増やせませんが、このモデルならHDDをSSDへ換装すれば格安で高速・大容量PCが作れる・・・!難点はメモリが2GBという点と、重量ですね。

メモリ4GBモデルが出たら買い換えるかも・・・。