「部屋が狭い」という欲求はたくさんの人が抱えていると思います。かといって、広い部屋だと家賃が高くなりがちです。それならば・・・持ち物を小型化すれば広くなるはず!ということで、最近いろいろと小型家電に買い換えをしています。
今回は重量1.5kgと超軽量なサイクロン式コードレス掃除機「シャープ RACTIVE Air EC-A1R-Y」を購入したのでレビューです!
シャープ コードレスサイクロン掃除機 RACTIVE Air EC-A1R-Y
本体のホース部分に超軽量な高級素材「ドライカーボン」を使うことで、まさかの1.5kgという重量を実現。片手でひょいっと持ち上げられます。
これまで我が家は、ごくごく一般的な掃除機を使っていました。コードをつなげて、本体は床の上をゴロゴロ動いて、ゴミは紙パックに溜まって・・・。
その掃除機で不便に感じていたのは以下のような点です。
- 部屋全体を掃除しようと思うと、コードの長さが足らないので部屋ごとに差し替える必要がある
- 本体が部屋のカド(巾木部分)にぶつかって傷を付けてしまう
- コードを巻き取るとき、シュルッと一発で巻き取れず、何度も何度も繰り返す必要がある
- 巨大
さっと出して手早く掃除ができないんですよね。よっこらしょと持ち出して、コードつなげて、終わったらコードを巻き取って・・・
RACTIVE Airなら、バッテリーで駆動するコードレス掃除機なのでコードの手間はなくなります。スティック型だから本体が巾木にぶつかることもありません。
RACTIVE Air EC-A1R-Y 外観
ではまず外観からご紹介します。
オシャレなデザインとカラーリングなのに、RACTIVE Airのフォントは手ヌキすぎるように思えます。
操作は吸引力の「強」と「標準」の切り替えと、電源を切るのみ。クリック感のないボタンです。
バッテリーは着脱式。専用のクレードルに乗せて充電を行います。充電時間は約80分、バッテリー持続時間は「強」モードで約8分、「標準」モードで約30分です。充電器のダサさがハンパないですね。
バッテリーは1,000回程度の充電でヘタるようです。毎日使っていたら3年弱でしょうか。
予備バッテリーは7,000円程度で販売されています。
紙パックを使わないサイクロン式。ゴミカップはTENGAくらいのサイズしかないので、すぐに一杯になります。毎回捨てる前提なのでしょう。
RACTIVE Airを使ってみた
バッテリーを充電してRACTIVE Airに装着。電源をON!
排気音は「ぶおおおーん」という、いかにも掃除機な音ではなく、「きゅい〜〜〜ん」という高めの音。モーターが高速で回っています!という感じです。一部では「うるさすぎる」というレビューもありましたが、まぁ許容範囲です。
自走式ブラシだから、力を入れなくても床の上をスムーズに動けます。
肝心の吸引力も問題ありません。ホコリや髪の毛をぐいぐい吸い込みます。
いやーーーーー、よいですね!
コードがなくて軽量なおかげで、本当に取り回しが簡単です。テレビの裏とかトイレの便器の裏とか、細かなところでも掃除しまくれます。
2LDKの我が家なら「強」モードで使っていても掃除中にバッテリー切れになることはありませんでした。
軽量なことも魅力だけど、個人的にはコンパクトなサイズもお気に入り。クローゼットの片隅に置くことだってできます。
が!立て掛けていたのがうっかり倒れてしまい、壁に当たって塗装が削れてしまいました。塗装弱いなー。
RACTIVE Airはとにかく軽量なので、大げさに言えば掃除機の概念が変わる存在です。どんなところでも掃除しまくれます。
その一方で、製品としての作りの甘さが気になりました。高級そうな雰囲気を出しつつも、なんだか安っぽいんですよね。耐久性は弱そうです。塗装もハゲたしね・・・。
掃除機としては満足!所有欲の点では普通!という感じでした。