Twitterの「#援」タグをウォッチしてみた

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かつてはあんなに和気藹々としていたのに、すっかりヘイトの温床となってしまった感のあるTwitter。私はすでに自分のTwitterアカウントは削除し、まったく見ないようにしていたけれど・・・「#援」というハッシュタグの世界が面白かったので、ついウォッチしてしまいました。


なにかといえば・・・援助交際を募集しているハッシュタグですね。

これがまぁ面白いです。オトコとしては、ついつい「マジか!こんな娘が!」と思ってしまいそうなツイートが満載ですが、ちょっと落ち着け股間。

一週間くらいウォッチしていると、どれもこれもニセモノ感が満載ということに気づけます。

  • 同じ文章を複数のアカウントがツイートしている
  • あきらかに自撮りの範疇を超えた(ライティングばっちりの)画像をツイートしている
  • 自称JD(女子大生)なのに、毎日数時間ごとに「いまから会える人!」と募集している

つまり・・・本当に個人の女の子がツイートしているのではなく、どっかのおっさんが画像パクリとコピペを繰り返しているのでしょう。

待ち合わせをしたところで、画像の本人ではない怪物が登場する可能性が高く、ひょっとしたら怖いお兄さんたちが出てくるかもです。ついでに「アマゾンギフト券での先払い」なんていう要求もあり、それ最近よくコンビニのレジに注意喚起が貼ってある「アマギフ詐欺」だろうなと・・・。

そんな中でも気になったのが「メンヘラキャラ」でツイートを繰り返しているアカウント。

「#援」のハッシュタグとともに「今日もツライよ。リスカしようかな」みたいな内容で、それに対してアホな男たちが「大丈夫? 話を聞くよ」とか「友達になるよ」とかのレスを返しており・・・

うーんこ れ、リスカって「しようかな」でするものじゃないと思うんですけどね・・・気がついたら切ってたの方が圧倒的ですよね・・・いちいち「#援」のハッシュタグ添えてツイートしてから切る方がツライような・・・

つーか、この画像の子は「ぎんしゃむ」という男の子だよ!画像パクリだよ!

さらに、どこまで本当か分からないけど「JKですが援募集しています」とかの児童福祉法に触れそうなツイートや、「JC/JK募集」のように犯罪予告みたいなツイートをしているオトコもいます。

それもこれも、Twitterが個人認証を行わないからです。

いわゆる「出会い系サイト」は18歳未満の使用が「出会い系サイト規制法」によって規制されています。利用したいときは個人IDを登録する必要があるので、おっさんがJDのフリをする可能性を減らせますし、18歳未満を危険にさらすことがありません。

Twitterが没落した原因って「ユーザーを信頼しすぎた」ところがあると思うのです。性善説すぎたというか。

個人認証もないし、誰にでもメンションを送れるし。

そんなことを考えると、シェアリングとかギフトエコノミーみたいな世界も、実は拡がってきたら地獄のような世界になるのかな・・・というのは考えすぎでしょうか。

あとちょっと考えたのが、「#援」タグでアホなオトコたちを集めて、ボッタクリバーを待ち合わせ場所にすれば・・・とか。

皆さんもどうぞお気をつけくださいませ!Twitterもっとちゃんとがんばれ!