新宿歌舞伎町の小脇・・・ピンクの看板が気になっていた人も多いと思います。ストリップ劇場「TSミュージック」の楽しみ方をご紹介します。
新宿歌舞伎町ストリップ劇場 TSミュージック
営業時間などの基本情報は上記サイトを参照ください。ステージプログラムは「香盤表(こうばんひょう)」というシャレた名前で呼ばれます。
TSミュージックは「T」の字のような形でステージが作られ、プラスティックのイスが配置されています。このイスは長時間座っているとお尻がどんどん冷えてくるので常連さんは座布団を持参しています。
かぶりつきで見られる最前列の席はオープン直後に埋まってしまいます。本気で挑むなら朝から並ぶべきですね。その距離数センチまで接近できる最前列は、やはり異次元体験です。
場内にはソフトドリンクの自販機がひとつだけ。お弁当やお酒を持参している人もたくさんいました。
TSミュージックは入退場(再入場)が自由なので、すぐ近くにある立ち食いそばの名店「いわもとQ」で食べるのもオススメです。
ステージの流れは、着衣で踊り→少しずつ脱衣→脱衣で踊り→中休み・希望者は有料で写真撮影→脱衣で踊り。おひとり約30分程度のステージです。ステージ中は一切の私語厳禁、写真撮影ももちろんNGなので、張り詰めた空気となっています(その中で弁当食べている人もいますが)。
中休みの時間はとても和やかです。踊り子さんへ差し入れをプレゼントしたり、「久しぶりー!」みたいに話しかけてもらったり。この世界はこんなに平和だったのかと感じることができる瞬間です。
・・・さて、ストリップを鑑賞することを「低俗だ」と一蹴する人もいるかもです。
高尚か低俗かを判断するのはひとりずつの感性であり(メシのうまい・マズイ論争と同じ)、他人の感性を押しつけられたくはないです。
ここにはたくさんの人が訪れます。朝一番からスーツで最前列に座っている人(し、仕事は・・・?)、ワインボトル片手にずっと冷静な観察を続けるご老人、見事なリズムを刻むタンバリニスト・・・(タンバリンを持っている人)。
私は、100冊の本を読むより、こういった空間に身を置く方が「許された」ように感じられて、救われるのでした。あるがままにという状態です(Let it be)。
とにかく・・・一度は行っとけ!!!!!!!!(女性でも大丈夫です)