新宿歌舞伎町に燦然と輝くピンク色の看板「TS ミュージック」。男性諸氏なら誰もが記憶しているであろうあのピンク色(記憶に濃い青色は福しん)のストリップ劇場が、いま閉店の危機です!!!!!!!!
新宿歌舞伎町ストリップ劇場 TSミュージック| 重要なお知らせです。
http://www.ts-music.co.jp/?p=1879
現在、当劇場は家主からの建物明け渡し請求を受け1年半程前から裁判中であります。
残念ながら当方の主張が受け入れられず、平成27年9月16日東京地方裁判所にて被告敗訴の言渡しを受け控訴の申し立てをしました。(上記サイトより引用)
なんと、いわゆる「出て行け」状態になっているとのこと。
ストリップという大衆文化は、もはや風前の灯火です。家父長制度の崩壊や長引く不景気、ゆとり教育やインターネット時代の到来で客足がめっきり減りました。
私が四国に唯一現存するストリップ劇場「ニュー道後ミュージック」に行ったときなんて、客はふたりでした。
つまり、踊り子さんを含めて3人!!!!!!!! 恐ろしいトライアングル状態で、私ともうひとりの客とで「オマエ、早く帰れ。そうしたらマンツーマンだ」という見えない戦いをバチバチと繰り広げていました(結果的には私が時間制限オーバーとなり退散しました)。
東京のストリップであればまだお客さんは入っている方だけれど、いろんな法律や規制もあり、いまここでTSミュージックが閉店したら新しいストリップ劇場なんてOPENしないと思われます。
つまりそれはTSミュージックの終焉のみならず、ストリップという文化そのものの衰退につながっていきます。
男性の中には「ストリップなんておもしろくない。なにもできないし」と思う方もおられるかもです。女性の中には「裸を見て過ごすなんて女性蔑視だ」と眉をしかめる方もおられるかもです。
しかし!!!!!!!! それは!!!!!!!! 一度でもストリップという空間を体験すると、フっ飛ぶと思います。
ストリップにおいて頂点に君臨しているのは踊り子さんです。まわりの男たちは何もできずに見つめるだけです。踊り子さんへの圧倒的なリスペクトがあります。踊り子さんはそれに応えるべく、厳しい練習に日夜明け暮れています。
そして、男たちにも一種独特の緊張感が漂っています。ヘタな紙テープの投げ方をしようものならヤジが飛ばされます。ポラロイドで局部のみUPして撮影する輩は蔑んだ目で見られます。
平和、愛、一体感、尊敬。英語にすると「P.L.U.R.」の精神が求められるのがストリップであり、P.L.U.R.の精神を学び、体験できるのがストリップです。
【関連】P.L.U.R.とは?kandi?サイン?交換の方法は?
現在、TSミュージックでは裁判に向けた署名を集めています。
歌舞伎町にある劇場でも署名できますし、遠方の方はインターネットで用紙をダウンロードし、郵送することも可能です。要望書は文章の見本付きの「要望書の書き方 公開用」と、ゼロから自分の思いを書ける「要望書白紙手書き用」の2種類が用意されています。
閉店撤回に向けた大々的な宣伝・扇動とともに、ひとりでも多くの署名集めに猛然と突入しよう!!!!!!!!
TSミュージック
東京都新宿区歌舞伎町1-8-1 佐藤ビル2F
- 開場時間:10:00 or 10:30 〜 0:00まで
- 通常料金:5,200円
- お昼12時までの早朝割引:3,600円
- 夜22時半からの夜間割引:3,600円
- 学生割引:3,600円
- 60歳以上:3,000円
・・・つまり、朝10時とか夜22時半からであれば3,600円という激安価格で鑑賞可能です!!!!!!!! もちろん男性だけじゃなく、女性だって入場できます。
ちょっとマジメな話になるけど、ストリップの女性の裸って美しいんですよね(ライティングのメリットもある)。そういう美しい裸を見ておくのは、女性にもとても大事なことだと思います。男がプロレス見て盛り上がるみたいな感じで。
というわけで!とにかく行って、署名に参加しましょう!俺も早朝割引ねらって行きます!!!!!!!!