今夜開催!Le Dinner En Blanc(ディネ・アン・ブラン)は日本に定着するのか?

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フランスで始まり、いまでは毎回数万人規模のシークレット・ディナー・パーティーに成長した「Le Dinner En Blanc(ディネ・アン・ブラン)」。ついに2015年10月3日に日本で開催されます。

Dîner en Blanc – Tokyo

https://tokyo.dinerenblanc.info/

どんなイベントなのかを改めて簡単に説明すると・・・

  1. 参加者は洋服から靴、持ち物まですべて「白」でコーディネイトすること。
  2. 食事やドリンク、食器類やテーブル、イスに至るまで持参!(別料金にてケータリングやレンタルも可能)。
  3. 会場はシークレット!ふたり一組で申し込みをして、当日の集合場所へ集まったら専用のバス(など)で移動します。どこで行われるのかは当日まで秘密。
  4. ゴミは完全に持ち帰り。

ひゃー、レベル高いなー。テーブルまで持参ってのは大変そうです。

海外では「いきなり何もない場所にテーブル、イスがいきなり並んで白い人たちが洗練されたディナーを食べている」というのがウケて、オトナな人たちを中心にすごく盛り上がっているようですが・・・

【外部サイト】Dîner en Blanc – Google 画像検索

日本のイベントだと「ウェーイ」な若者とか、趣旨もヒッタクレもなしに「みんなで目立ちましょう!SNSで拡散されましょう!」といった一瞬で燃え尽きる綿花薬みたいな社会人サークルが多いですが、ディネ・アン・ブランはもっと洗練され、華やかです。きちんと趣旨を理解して準備しないとイベントをブっ壊してしまいます。

また、「ディナー」とか「ハイヒール」とか「ドレス」というのが日常にない(ことの方が多い)日本において、どこまでウケるのか楽しみです。

敷居は高いけれど、こういうワクワクをいち早くキャッチし、きちんと交渉して日本へ持ち込めるのはすごいなと思います。個人の思いから企業を巻き込み、人を巻き込み、大きなものを仕掛けていく。

そして、ディネ・アン・ブランのようなイベントが増えないと、日本に洗練されたオトナが増えていかないように思えます。EDMフェスのULTRAで、一般チケットの他に「VIP」や、さらにその上の「VVIP」という席が設定されていたのも、お金はかかってもいいからゆっくり楽しみたいという人のため。オトナにオトナという自覚を持ってもらいながらしっかり遊んでもらって、それに憧れる若者を作って時代を引っ張っていくというのは正しいことだと思います。

天気もよさそうです。楽しいディナーを過ごしましょう!

追記:大成功でした!

シークレットにされていた会場は聖徳記念絵画館前。フランスにも負けないほどのムードある場所でした。

Meiji_Memorial_Picture_Gallery_Night_2010

参加者はなんと1,600人!若者だけじゃなく、オトナの時間の過ごし方を知っている世代の方も参加され、ほかのフェスやイベントにはないエイジレスな一夜となりました。

コーディネイトのテーマだった「白」も、タキシードやウェディングドレスはもちろん、和装やお坊さんまで登場する日本ならではのユニークな雰囲気に。

ULTRA JAPANでもプレイしたDJが登場し、会場を盛り上げていました。

ディネ・アン・ブランには厳密なルールがあり、一般の参加者は長いウェイティングリストがあり、参加したい人が誰でもウェーイと参加できるものではないし、ナントカジャパンみたいな名前の社会人サークルが大勢で乗り込めるイベントでもありません。

なんでも簡単に手に入れることができる時代だからこそ、こういった特別な時間を過ごすことでスペシャルな体験ができるのだと思いました。

ネタ化せずに、よい雰囲気を保ったまま継続されることを願っています。お疲れさまでした!