ゴアパン刑事(デカ)・・・それは世紀末の幻・・・。サイケデリックトランスパーティーが日本各地で開催され、大勢のフリークスが集結し始めた時代・・・。
「ゴアパン」と呼ばれるピチピチのサイケデリック柄のズボンを履き、見た目はいかにも「パーティー好き」なのに、誰か友達と楽しそうにしている風でもなく、踊っている風でもなく、いつもフロアの片隅で群衆を眺めている男がいました(いたらしい)。
・・・アイツ、よく見かけるけど誰?
・・・誰かの知り合い? いつもなにもしてなくない?
・・・ひょっとして・・・
・・・ひょっとして・・・
ゴアパン刑事!!!!????
はい。誰が名づけたのかゴアパン刑事です。警察が内偵のために変装してるんじゃないかというゴアパン刑事です。麻布署の前をゴアパンで歩いているだけで持検されてたあの時代です。
今年も本格的なパーティーシーズンがやって来ました。
「今朝なに食べてきたのー?」とか、そういうギリギリな会話はナシで、マナーを守ってしっかり遊びましょう!
※日本において「おとり捜査」は原則禁止されていますが、薬物犯罪や、機会があれば犯罪を行う意思があると疑われる者に対してはおとり捜査が認められています。