改正公職選挙法が6月17日に参院本会議において全会一致で可決、成立し、2016年からは選挙権が18歳から与えられることになりました。
<改正公選法>18歳選挙権が成立 16年参院選から
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150617-00000017-mai-pol
先の大阪都構想における投票結果を見ても分かるように、単純に人口分布的に高齢者の方が多いので、どうしても高齢者偏重の選挙になりがちです。選挙権年齢が引き下げられたことで多少なりとも是正されるのでしょうか。
さて、素朴な疑問。
18歳以上から〜はヨシとして、なぜ選挙権には「年齢の上限」がないのでしょう?
18歳以上で戸籍さえあれば、禁固中の人とかを除いてほぼすべての人が投票をすることができます。判断能力が著しくなくなっていても、税金を一切納めてなくても、選挙権は平等にあります。
さて、超高齢者は選挙のたびにちゃんと判断をしているのでしょうか。付き合いがあるとか、ダレソレの知り合いとか、昔からあそこだったからとか、そんな理由で投票していないでしょうか。
ブラジルには「読み書きができる18歳〜70歳が選挙権を有する」という、上限の規定があります。
一律に「70歳」で区切るのは乱暴かもですが(まぁソレを言ったら18歳で区切るのも乱暴だけど)、判断能力の有無くらいは確認しないと、いつまでたっても政治は変わらないと思います。だって投票者が変えないんだもん。
若者は選挙へ行こう!そして、老人は考えてから選挙へ行こう!