世の中にはいろんなジーンズがあふれていますが・・・ユニクロのスリムフィットテーパードジーンズがなかなかよいです。
ユニクロ ストレッチスリムフィットテーパードジーンズ
http://www.uniqlo.com/jp/store/goods/143983
価格はまさかの1,990円(税抜)。何年か前には「1,000円ジーンズ」という、安すぎるジーンズもありましたが、ふつうに考えてこの値段が底値ですよね。
コスト削減のためか、ジーンズの特徴である「リベット(金属の鋲)」が一切使われていません。ジーンズとは「リベットで補強されたズボン」の総称と考えると、これはジーンズと呼ばずにデニムパンツと呼ぶべきかも。
よく、ジーンズを語るときに、素材がどーとか、セルビッジがあるとかないとか、何十年前のモデルのリプロダクトだとか、そういう「データで分かりやすい」ものに言及しがちですが・・・
ぶっちゃけ、もっとも大切なのは「シルエット」です!デザインです!いくらリプロダクトが精密でも、シルエットがグダグダだったらモテません。
というわけで、ここで1,990円の「ユニクロ ストレッチスリムフィットテーパードジーンズ」と、グッドデザインで根強い人気の19,440円の「A.P.C. プチスタンダードジーンズ」のシルエットを比べてみましょう。
上がA.P.C. 裾直しの都合で、丈が微妙に違うけどウェストサイズはどちらも29インチ。重ねると差が分からなくなるほど、シルエットがほぼ同一です。
A.P.C.のは綿100%、ユニクロはポリエステルが混ざったストレッチ素材。履いている期間が違うので色がまったく違いますが、まぁ気にせず。
股上はユニクロの方が長く、A.P.C.の方がローライズ気味。ユニクロはジッパーフライ、A.P.C.はボタンフライ。
違うところもあるけれど、似たところもたくさん。
かなり紺色(青み)が強いジーンズですが、ほかの多くのユニクロジーンズのようにステッチの色が明るすぎることなく、色落ちしていくと自然な感じになっていきそうです。
そしてなにより、ストレッチジーンズって楽ですね・・・。A.P.C.でもストレッチジーンズあるけれど、2万円オーバーだし、10分の1の価格でこのシルエットなら、ガンガン履いてガンガン洗って、遠慮なく使えるのがウレシイです。
というわけで、たまにはこんなのも、いいですよ!