千葉県君津市・鹿野山で行われている年中行事「人形焼き」。元々は害虫駆除を目的として、日本中で行われていた行為ですが・・・鹿野山の人形焼きは人形のフォルムが圧倒的すぎるのだ!!!!!!!!
そそり立つ男根と、悲しいほどの貧乳の両性具有、高さは3mを超える巨体です。基本的にはワラで作った藁人形だけど、今年は不要品として提供された「すだれ」を再利用して、ふだんより作業時間が1時間短縮されたとのこと。去年よりずいぶんスリムなフォルムになりました。
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顔は「へのへのもへじ」、頭の上にはビニール傘。
さらに今年は先っぽから何かが垂れているというシャレっ気も。
男根部分は長い竹の棒で作成されており、後ろに伸びた竹を上下すると、男根も上下するというギミック付き。
日没後・・・19時から盆踊りがスタート、20時より人形焼きが行われます。
「君津温度」や「キヨシのスーダラ節」で盛り上がります。
神職が祈りを捧げる中、たいまつにて点火。
あっという間に大きな炎に包まれます。
体の「芯」は竹で作られているため、ときおり「パチン!」という巨大な音とともに竹が破裂します。
人形が倒れた方向が、その年に大根が豊作になるという言い伝えがあります。今年は東でした!
昨年も楽しませていただいたし、お世話になったので今年は弊社からお酒をひとつ進呈させていただきました。
来年は金一封も包んでいきたいな。とても温かく迎えていただいて、ありがとうございます!!!!!!!!
来年に向けて・・・
鹿野山の人形焼きは19時から盆踊りがスタートし、20時から人形焼きが行われ、ふたたび盆踊りへと戻っていきます。東京から参加している場合、時間の都合から人形焼きが終わったらすぐに帰らないとダメなのがとても残念でした。エンドレスで踊り続けたいのです。
そこで・・・鹿野山から1時間弱で行ける「富津公園 キャンプ場」が、なかなかよい場所でした。
【外部サイト】たび旅富津 富津市観光協会の総合情報サイト
多くのキャンプ場は入場可能な時間が決められており、夜中に入ってテントを設営することはできませんが、こちらのキャンプ場はそういった制限がありません。キャンプ利用料の800円も「翌日に払ってくれればいいです」というユルさ。
もちろん、マナーは守って夜中に騒いだりペグを打ったりするのは控えるべきですが、早めの時間にテントを設営しておいて、夕方になったら鹿野山へ行って、盆踊りが終わったら帰ってくる、というのがなかなか素敵な感じです。
すぐ近くにイオンモールもあるし、温水シャワーが24時間無料で使えるので過ごしやすいです。
来年はそんな感じで過ごします!
あ、あと、アメリカでも鹿野山の人形焼きを模したようなイベントが砂漠で行われているようですが、日本の方がはるかに長い歴史と重みを持っており、誇れることだと思います。
君津市・鹿野山の皆様、本当にありがとうございました!!!!!!!!